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東電は福島で甚大な事故を起こし,政府は放射性物質の許容基準を勝手に
変えてしまった。
「基準値」は大事故に備え,その時の判断基準の拠り所として設けられた
もので,それを変更すれば即「基準値」の根拠を失います。
犯罪を犯した者が,裁判で法律が悪いと言っても通用しません。
今の政府は,この判断がどういうことなのか,じっくり見つめるべきでしょう。
基準値が事実上達成不可能ならば「仮達成目標値」等とでもすべきでしょう。
米が福島全域合格とは笑止もので,正気の沙汰とは思えません。
どのようなランダムサンプリングで検体を抜き取り,検体数,検査方法を明らかにし,
放射線量の平均値,バラツキの公表が最低条件でしょう。
例えば,どこそこの米の放射線量の平均は何々ベクレルで「基準値」を上回ものが出荷される確率何々%「仮出荷基準」を上回る確率何々%と公表すべきでしょう。
ただ,仮にこうしたことが実施されても,さそり座は政府を信用しません
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