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ドサクサで経営陣の続投を決定!本物の"ワル"は九州財界を牛耳る松尾会長だ
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2011/10/17 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
九電「やらせメール」の反省ゼロ
厚顔無恥にも程がある。九州電力が14日、玄海原発再開をめぐる「やらせメール」問題で、経産省に最終報告書を提出。これがとんでもない代物だった。
「佐賀県知事の発言が発端」とする第三者委員会の事実認定や指摘を完全にシカトし、九電に都合のいい内容に終始。しかも、臨時取締役会で経営トップの続投をチャッカリ決めていたのだ。
これには、さすがに枝野経産相も怒り心頭で、きのう(16日)NHKの番組に出演した際には、「会長、社長の行動に対し、現状では周辺住民の皆さんの理解を得られるとは考えられない」と、経営陣に辞任を促す発言も飛び出した。「ただちに影響はない」発言で国民をだまし続けた枝野も、たまにはマトモなことを言う。
批判に対し、松尾新吾会長(73)は「大臣発言は重いが、会社のことは取締役会で決める」と平然と言ってのけた。枝野の発言など、屁とも思っていないのだ。
「一度は辞意を表明しながら居座った真部利応社長(66)に非難が集中していますが、本当の“ワル”は松尾会長ですよ。実は、真部社長は7月19日に辞任届を出したのですが、これを松尾会長が握りつぶした。自分に累が及ばないようにしたのです。九電の実権は、松尾会長が掌握している。末席取締役だった真部氏を14人抜きという異例の人事で社長に抜擢したのも、意のままに操れるからでしょう」(経済ジャーナリスト)
当初から、真部社長は歯切れが悪かった。やらせ問題の発覚直後、記者会見で引責辞任について問われても、「会長と相談して……」とムニャムニャ。自分の一存では、進退も決められない立場なのだ。
「松尾会長は、今や“九州財界のドン”といわれています。九電のみならず、九州全体の経済界を牛耳っていて、政治にも大きな影響力を行使している。今年4月の福岡県知事選でも、松尾会長の意向で候補が差し替えになり、新人の元通産官僚が当選しました。
松尾会長はやらせ問題で辞める気はサラサラないし、今でも“国のために原発を動かして、何が悪いのか”と考えていると思いますよ」(前出の経済ジャーナリスト)
お飾りの社長を取っ換えただけで、会長が権力を掌握し続けているのは東電も同じ。日本の電力会社は、どこもかしこもロクなもんじゃない。一度、ズタズタにして解体しなければダメだ。
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