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(Japon: forte radioactivité dans un arrondissement de Tokyo: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20111013-japon-forte-radioactivite-arrondissement-tokyo
日本−記事発表:2011年10月13日木曜日−最終更新:2011年10月13日木曜日
日本:東京都区内で強い放射能
記者:RFI
非常に高いレベルの放射能が、東京都の1区・世田谷のある道路沿いで見つかった。 区は、福島原発から200km以上離れたこの場所に近づかないよう、住民に呼びかけた。この事象を説明するために、雨によって運ばれた放射性微粒子が蓄積されたとの仮説を、当局は提示した。
報告:RFI東京駐在記者フレデリック・シャルル
この5月には既に、放射性の灰が東京の浄水場に集まっていた。しかし、日本の首都の都心部にある主要な区の1つである世田谷では、学校が集まる地区で、1時間当たり2.7マイクロシーベルトに達するレベルの放射能がたびたび示されている。これは、福島原発の周辺20km圏内の立入禁止区域内のいくつかの地点よりも高い。
「学校に近いその場所を大量の水で洗浄したが、放射能を減らすことはできなかった」と、保坂展人・世田谷区長は明らかにしている。
成田国際空港から遠くない船橋では、ある公園内で、5.8マイクロシーベルトの放射能が示された。横浜では、骨ガンや白血病を発症させる可能性がある放射性同位体・ストロンチウム90が地面から検知されている。ストロンチウムは、福島原発から80km離れた地点で既に検出されているが、東京までと同じくらい離れた場所でこれを発見したのは、今回が初めてだ。
東京で示されたこの放射能は、雨による放射性物質が蓄積されたことが原因との説明が可能だ。福島原発は放射性微粒子を環境に放出し続けている。
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(投稿者より)
RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
世田谷の件は、蛍光塗料として使われる放射性ラジウムが原因だったようです。あるいは、情報を攪乱し、住民を混乱させ、放射能に対する感度を鈍らせるために、仕組まれたものかも知れません。
仮にそうだとして、情報を攪乱し、住民を混乱できた、という点では成功だったかもしれませんが、その代わりに、「東京ももはや安全でない」というシグナルを全世界に与えてしまいました。勿論、別の可能性はありますが、人家からラジウムの瓶が出てくる、というのはどう考えても不自然だと、個人的に考えています。
RFIの記事にはラジウムへの言及はありませんでしたが、BBCは「正体不明の物質が木箱の古い瓶に入っているのが、近所の家の床下から見つかった。瓶の中身は現在検査中。」「福島との関連性はない」とレポートしています。
(Tokyo radiation hotspot 'not linked to Fukushima': BBC NEWS ASIA-PACIFIC)
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-15285843
横浜の件については、「ストロンチウムは東京を飛び越えた。東京が汚染されていないはずはない」とは、記者もさすがに書けなかったようですが、分かる人には分かるでしょう。
そのような国で、私たちは日々生活しています。
BBCの記事については、記者の分析が興味深いので、その部分だけご紹介します。
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分析
ローランド・バーク BBCニュース、東京
今回の事件からは、福島原発からの放射線が実際に拡散している範囲の広さよりも、ここ日本での、放射線に対する人々の不安の大きさが、よりはっきりと分かる。
この数ヶ月で、線量計の売上げは急増した−人々は自分の近所を計測して回っている。世田谷のホットスポットは、それで見つかった。こうした心配した人々が通りをパトロールしていなければ、今回の件が発見されることは決してなかったかもしれない。
人々が不安だというサインは東京の至る所で見ることができる−スーパーでは、生産物の産地表示が見られるようになった。福島地方のいかなる産地の食品も食べないようにしている人々がいるからだ。
原発を安定させる重大な局面はいまなお続いており、7カ月目に突入している。それにあわせて、人々の神経も緊張がまだ続いている。
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