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ストロンチウムってセシウムより軽いのかよ! カルシウムのように骨に取り込まれ排出されない! 子供の白血病の原因!よく動き、よく忍び、長生きする、ストロングなストロンチウム。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65769560.html
2011年10月15日12:25 ざまあみやがれい!
僕はちょっとショックを受けています。
バカだと言われようと正直に告白すると、僕はストロンチウムのことを「ストロング」の響きに似ているという子供のような理由で、力士のように重い物質だとなんとなく思っていたのです。
しかも飛散調査を「プルトニウム」と同じ時期に行ったので、尚更なんだかプルトニウムに似て「重い」物質だと思っていたのです
だが、軽かった。セシウムより軽かった。セシウムより遠くへ飛ぶ可能性があるとのこと(遠くへ飛ぶと思ってよい)だった。
重いから飛ばないと言われていたプルトニウムが飛んでいたと報じられている今、軽いストロンチウムはとんでもなく遠くまでポーンと飛んでいっているという錯覚に陥ってしまう人も少なくないだろう。
そういう意味で、残念ながらやっぱり「ストロング」な放射性物質に間違いなかった。
参考動画
横浜でストロンチウム検出、なぜ今? (03:45)
http://www.dailymotion.com/video/xlnnza_yyyyyyyyyyyy-yyy_news
http://www.youtube.com/watch?v=uNQtv8xx5Fw
動画の内容から要点を抜き出して書いていきます。
首都大学東京の福士政広教授:
「ストロンチウムはカルシウムと同じ挙動を示すので体内に入ると骨に集まる」
しかもカルシウムと似ている性質を持ち、一旦骨の中に取り込まれてしまうと半永久的に排出されず、ずっとそこで放射線を出し続ける。
ストロンチウムの半減期は30年だ。
子どもへの影響は、やはり大人よりも強いとのこと。
首都大学東京の福士政広教授:
「子どもの場合は、抹消まで骨髄が存在するので骨髄が放射線の影響をうけることになる」
「白血病の原因になる物質と言われている」
子供は骨髄が全身にあるんだそうです。その骨髄にストロンチウムが入り込むわけです。
こうやって骸骨で説明されると、恐怖が倍増するんですよね……。骸骨を見ただけで怖いっていうのに。他に方法がないんでしょうかねえ。
さらに、小出裕章氏は、放射性ストロンチウム90の毒性について、同じ量のセシウムと比べて、癌を発生させる力が数倍強いと発言している。
小出裕章:
「1ベクレルのセシウムを取り込んだ場合と1ベクレルのストロンチウムを取り込んだ場合に」
「癌を発生させる危険が(ストロンチウムは)数倍高い」
そういう意味でもやっぱり「ストロング」な感じだ。
同位体研究所はストロンチウムの重さについて言及。
「放射性セシウムに比べて3割以上軽く広範囲に飛散する可能性も」
と、ここまでは、物質としてのストロンチウムの性質についての説明だ。
人体への影響は、どれだけの量のストロンチウムが、どれくらいの範囲に飛散したかを考えなければいけない。
小出裕章氏は同時に、「ストロンチウム」よりも「セシウムのほうがずっと今は危険性は高い」と発言している。これは放射性セシウムのほうがずっと放出量が多いことが理由だ。
ちょっと小出裕章氏のストロンチウム90に関する発言をいくつか引用してみる。
=====(引用、ここから)
小出「そうです。えー、他にそのストロンチウムという放射性物質もありますし。えー、プルトニウムという放射性物質もありますけれども。環境に出てきた量で言えば、圧倒的にセシウムが多いので。基本的に皆さんはセシウムという放射性物質に注意を払って欲しいと思います」
引用元:小出裕章が語る、今なぜセシウム・ヨウ素等の特定の放射能だけが注目されるのか 9/15(1/2)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65764052.html
先日の横浜市のマンションの屋上からのストロンチウム90検出に関しての発言。
小出「ただしそれは、局所的な異常なものだと思います。マンションの屋上のある一部の堆積物だと思いますので、えー、それをどけるそれを隔離するということで比較的対処はしやすいいかと思います」
引用元:小出裕章が解説、横浜マンション屋上のストロンチウムやセシウムで被曝しないのか? 10/13(2)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65769393.html
小出「その195ベクレル、1kgあたりストロンチウムがあったというわけですけれども。それの多分1000倍というようなセシウムがそこにはあると思います」
引用元:小出裕章が解説、横浜マンション屋上のストロンチウムやセシウムで被曝しないのか? 10/13(2)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65769393.html
=====(引用、ここまで)。
まだストロンチウムの検出調査は始まったばかり。科学的に考えれば、ストロンチウム90は、全体の放射性物質放出量に、ある一定の比率で含まれているのだろう。だから放射性セシウムの放出量と比べてずっと少ないと見ますことができるのだろう。だから人体への影響はセシウムと比べて小さいと言えるのだろう。
とはいえ、ストロンチウムの、骨に入りこむと半永久的に排出されないという、やっかいな性質が頭にこびりついてはなれない人も多いだろう(僕だけ?)。
よく動き、よく忍び、長生きするという、ストロングなストロンチウム。
たね蒔きジャーナルで、そのへんのことをちゃんと聞いてほしいなあと思っています。
●同じ量のセシウムよりも癌を発生させる力が強いこと
●でもやっぱりセシウムのほうが今はずっと危険度が高いこと
小出氏の専門は医学ではないので、恐らく小出氏は優れた医学的知見やチェルノブイリの例などを参考にして発言しているのだと思いますが、その参考にしている所を詳しく聞かなければ、危険性のレベルをちゃんと認識できないわけです。
今回は、ちょっとストロンチウムが、私が思ってたよりずっと「軽い」ことにショックを受けたので、こんなエントリーになってしまいました。科学的ではないですが、こんなふうに感じている人は私だけではないはずです。
今後、ストロンチウムの検出調査がきちんと行われれば、今よりも理解できるようになるのでしょう。
とりあえず、wikipediaはチェックしておきましょう。
ストロンチウム90 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A090
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