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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920016&sid=adBaz.2qDWR4
10月14日(ブルームバーグ):東京都の世田谷区の住宅街で高い放射線量が検出された問題で、床下からラジウムの入ったびんが発見された民家の居住者が年間最低30ミリシーベルトを浴びていた可能性があることが分かった。文科省放射線規制室の中矢隆夫室長が14日、ブルームバーグ・ニュースの電話取材に対し明らかにした。
中矢氏は、高放射線量について東京電力・福島第一原子力発電所事故とは全く関係ないと明言した。ラジウムを持ち込んだのは誰なのか、文部科学省が調査している。区道に隣接する民家の床下にあった段ボール箱などの中のビンに入っていたラジウム226は民間の廃棄物施設で保管する予定。
世田谷区は弦巻地区の住宅街の歩道で毎時2.707マイクロシーベルトの放射線量を検出したと12日に発表した。計画的避難区域に指定されている福島県飯舘村で同日計測された2.05マイクロシーベルトを上回った。2.7マイクロシーベルトは年間に換算すると14.2ミリシーベルトととなり、国際的な放射線基準を14倍上回る。世田谷区は区内258カ所で放射線の調査を予定している。
文科省放射線規制室の上田智一室長補佐は、びんには「日本夜光」の文字があったことから夜光塗料に関係があるかもしれないとの見方を示した。
民家には今年2月ごろまで90歳ぐらいの女性が一人で住んでいた。この女性の娘が文科省の担当者に語ったところによると、床下にあったラジウムを誰が持ち込んだのかは分からないという。この女性は放射線とは無関係の病気にかかっているが、個人情報であるため詳しいことは公表されていない。
ラジウム226の半減期は1600年。放射性元素の一つで岩石や温泉などに含まれる。強い放射能を持ち、医療や理化学の研究に使用される。米環境保護局によると、ラジウムを長時間被ばくするとがん発病の可能性が高まる。
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