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チャイナ・シンドローム、ひそかに試算…保安院
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111014-OYT1T01458.htm?from=main1
2011年10月15日03時05分 読売新聞
経済産業省原子力安全・保安院が、東京電力福島第一原子力発電所1〜3号機で核燃料が完全に溶け落ちて、格納容器の底部を大きく侵食する最悪のケース(チャイナ・シンドローム)を想定した試算を、事故発生から2週間後の3月25日以降、ひそかに行っていたことが14日わかった。
注水できなくなった場合、2、3号機は、厚さ約3メートルのコンクリートへの侵食が10日以上続き、1号機の侵食は8日間で1・8メートル進んで収まるとした。保安院や東電は当時、燃料の状態について「一部損傷した程度」と説明していた。
保安院が試算を指示した独立行政法人の原子力安全基盤機構が同日公開した。炉心が溶融して、圧力容器底部の制御棒貫通部などから格納容器にすべて落下し、その底部にあるコンクリート製の床「ペデスタル」をどの程度まで侵食するかを試算した。全炉心が一瞬で落下する場合や溶融燃料がジェット状に噴出する場合なども想定した。
格納容器底部侵食の概念図
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20111014-OYT9I01444.htm
◇
「放射能、大量放出」指摘も=事故直後の解析公表−保安院と安全基盤機構
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011101401005
2011/10/14-22:37 時事通信
東京電力福島第1原発事故で、経済産業省原子力安全・保安院と原子力安全基盤機構(JNES)は14日、事故直後の3月15日から7月11日までの間、JNESが解析した事故に関する資料39件を公開した。中には、事故直後の使用済み燃料プールについて、「チェルノブイリのような放射性物質の大量放出もあり得る」との深刻な指摘もあった。
保安院は事故後、原子炉の状況や、深刻な事態を仮定した解析などをJNESに依頼。保安院の森山善範原子力災害対策監は14日の記者会見で、「(事故対応の)検討のベースになったものもあれば、参考程度のものもある。保安院として精査したものでもない」と述べた。
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