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[福島原発]事故から7カ月 本当はどうなっているのか
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2011/10/11 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
今後も残る「水素爆発」の可能性と絶望的な年内「冷温停止」
事故から7カ月経った福島原発は今、どうなっているのか。東京電力はきのう(10日)、水素爆発の恐れが指摘されていた1号機の原子炉格納容器につながる配管を切断した撮影画像を公開した。
東電によると、作業は配管内に窒素を注入して水素を除去し、火花の出ない機械を使って切断したという。ひとまず「再爆発」という最悪のケースは免れたが、水素はなぜ配管内にたまったのか。
「2通りの発生源が考えられます。ひとつは、3月の水素爆発の原因と同様に、燃料棒を覆っていたジルコニウムと水が反応して出来た水素が残っていたこと。もうひとつは、冷却のために注水している水が放射線を浴びて酸素と水素に分解された可能性です。後者の場合、今後も水素が配管などにたまり続ける恐れがあり、爆発の警戒が必要です」(科学ジャーナリスト)
東電や経産省原子力安全保安院は年内にも、原子炉圧力容器底の温度を100度以下にする「冷温停止」を実現させる意向を示している。だが、汚染水の除去作業は思うように進まず、さらに「水素爆発」の可能性アリとなれば、コトはそう簡単ではない。元原子炉設計技師の後藤政志氏はこう言う。
「本来の『冷温停止』というのは、圧力容器、格納容器ともに健全な状態でなされるもので、容器に穴が開いた状態で“停止”も何もありません。今後も温度圧力が上がれば放射性物質は今以上に漏れてくるし、循環装置に不具合が出る可能性は否定できない。地下水に放射性物質が流れている可能性もある。つまり、今いわれている“冷温停止”は見せかけに過ぎないのです」
それなのに、政府は原発から20キロ圏内の警戒区域の指定解除に意欲的というから、本当に狂っている。
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