http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/378.html
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東京電力が作業員の死因を公表しない理由が分からない。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-963.html
2011-10-11(11:30) みんな楽しくHappy♡がいい♪
東電記者会見10/9(一部書き出し)「配管切断作業・亡くなった作業員の死因ほか」
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-958.html
(上記の記事に木野さんの質問の部分を書き出していあるます。動画もあります。27分ごろからです。)
この日の記者会見でフリーのジャーナリスト木野さんが、
私がずっと気になっていた、先日亡くなられた作業員の方の死因に関して質問して下さっていました
その事に関しての木野さんの記事がありましたので転記します
ーーーーーーーーー
「作業員の死因の公表は控える」という、東電の情報公開姿勢への疑問
http://the-news.jp/archives/7272
<木野龍逸>
10月6日に福島第一原発で、またひとり作業員が亡くなった。
作業員の死亡は事故発災以来、これで3人目。
最初は心筋梗塞、2人目は白血病だったが、今回 は死因が明らかにされていない。
以前の2人についても、また今回についても東電は、福島第一原発での作業との因果関係はないと発表しているが、
どうも不安 が拭えない。
福島第一の作業員死亡 事故後3人目「被曝と関連なし」(10月6日付 朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1006/TKY201110060618.html(続きを読むに転記)
当初、東京電力は、亡くなった作業員が所属していた元請け企業からの連絡を受けただけで
死亡診断書は未確認とのことだった。
今 日(10月9日)夕方の会見で東電の川俣氏は、死亡診断書を確認したかどうかという質問に対して、
「ご遺族の意向もあるので、公表は差し控える」と回答し た。
以下に、10月9日夕方18時からの会見のやりとりを紹介する。
Q)亡くなった方の死亡診断書の確認はしたか? 死因は?
A)ご遺族のご意向もあって、差し控える。元請けと話もしたが、ご遺族は急なことで動転されている。過去に
ご説明したと思うが、被ばく線量は低い。作業状況は1日数時間の作業、過酷ではないと判断。
Q)夏の期間は数時間の作業で熱中症が出ている。過労ではないという判断はできないのでは?
A)亡くなったのは日付の一週間前の状況などを見ると、過酷ではないと判断している。
Q)元請け企業はどこか? 何次下請けか?
A)元請けは大成建設。作業員はその関連企業。何次下請けかははわからない。
Q)死亡の届け出は事故としてか?
A)警察等へ届け出はしているが、事故ではないと思う。保安院へは報告している。
Q)今回は病名も明かしてない。なぜ以前は病名を出した?
A)以前は、基本的にはご遺族の同意をいただいている。
Q)今回の死因は、病気にかかわる事柄か。死因と病名の因果関係は?
A)労働環境が起因していればそれなりに調査する。労基署、警察署などでも調査。
今の時点で、そういう状況ではないということ。
死因さえ明らかにならない理由が、どうもよくわからない。
遺族の意向はわかるが、死因を公表しても遺族の特定にはつながらないのではないか。
作業と死亡との因果関係は、東電はないと言うけれども、判断するのは東電ではない。
8月に作業員が白血病で死亡した際、東電はやはり、作業との因果関係は求められないとしていた。
理由は、作業は死亡前の7日間だけであり、その間の外部被ばくが0.5ミリシーベルトと低いことだった。
しかし、8月に福島第一原発で作業する前の行動は公表されていない。
このため、仮に8月の作業が直接の原因ではないとしても、それ以前に他の原発で働いていた可能性もあり、
広い意味で原発作業との因果関係が否定されているわけではない。
また、仮にこの作業員が3月11日以降に福島に住んでいた場合、事故による影響も考えられなくはない。
しかし東電は、因果関係もないので、これ以上の調査は不要だとしている。
このため日本弁護士連合会は、8月30日の東電の発表後、9月2日に会長談話として、
「男性の職歴、生活歴、それから予想される被ばく線量を徹底的に調査し、男性の原子力発電所での作業と事故後の生活に基づく被ばくを併せて考慮し、急性白血病との関係を慎重に検討した上で、プライバシーに配慮しつつその検討結果を公開することによって、原子力発電所労働者の休憩時を含む労働環境の適正さを確保すること」を、東電に対して求めている。
東京電力福島第一原子力発電所作業員の急性白血病による死亡に関する会長談話
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2011/110902_2.html
(続きを読むに転記)
この日弁連会長の談話について東電の松本氏は、9月30日の会見で、
「亡くなった方に配慮して発表。(今後の調査をしないという)考えは変わらない」とコメントしている。
今回の発表内容は、5月に心筋梗塞で1人が亡くなった時、あるいは8月の白血病の時よりも、
情報公開という点では後退している。
日々の作業内容については公開されているとはいえ、
例えば、年内に建屋内の汚染水をすべて処理するという目標は突然、
OP3000という水位で管理することに変更されたほか(これは格納容器の修繕を当面はしないということになる)、
敷地内の映像等、現場の様子は東電が公表情報を選択管理しているのは変わらず、
3月11日の事故以来、大本営発表が続いている状況に大きな変化はない。
情報が出ているように見えて、その実、肝心な部分は不透明な状態が続いていることにより、
発表されている内容についての疑念が払拭できない。
現場の状況が事故収束、あるいは避難者への対応に関係していることを思うと、
大本営発表にも似た情報公開の方法に疑問を感じざるをえない。
本来であれば敷地内に第三者が常駐し、逐一、情報を確認すべきではないか。
現在、保安院は人を置いているが、わずか3人程度。
広大な敷地を監視するにはあまりにも少ないが、人数を増やす必要はないと考えているようなので、
この部分に関してはアテにならない。
今は、東電が誠実に情報を公開するようになってほしいと、願うことしかできない。
ーーーーーここまでーーーーー
続きを読むに参考あり。
福島第一の作業員死亡 事故後3人目「被曝と関連なし」
http://www.asahi.com/national/update/1006/TKY201110060618.html
朝日新聞 2011年10月6日22時32分
東京電力は6日、福島第一原発で働いていた50代の男性作業員が、同日朝に死亡したと発表した。事故の復旧にあたる作業員の死亡者は3人目。東電は、被曝(ひばく)や過重労働が直接の死因ではないと見ている。遺族の意向なども踏まえて死因は公表しなかった。
東電によると、男性は5日午前7時10分ごろ、作業開始前に体調不良を訴え、福島県内の病院に搬送された。8月8日から計46日間、原発内でタンクの設置作業に従事していた。
復旧作業にあたる作業員のうち、5月に心筋梗塞(こうそく)で男性1人が亡くなり、8月にも急性白血病で男性1人が亡くなっている。東電はいずれも作業被曝との関連はないとしている。
東京電力福島第一原子力発電所
作業員の急性白血病による死亡に関する会長談話
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2011/110902_2.html
東京電力株式会社(以下「東京電力」という。)は、本年8月30日、福島第一原子力発電所で復旧作業(以下「本件作業」という。)を行っていた下請企業の40代の男性が急性白血病で死亡したと発表した。東京電力の発表によると、本年8月上旬の7日間、休憩所で作業員の放射線被ばくの管理に従事し、その後数日間のうちに体調不良を訴え、死亡したとのことである。また、男性の7日間の外部被ばく線量は0.5ミリシーベルト、内部被ばく線量は0ミリシーベルトとのことであり、厚生労働省の労働災害認定基準に該当せず、医師の診断によっても本件作業と急性白血病との因果関係がないとされている。
しかし、急性白血病は遺伝などを原因とする例も見られるが、放射線被ばくや一部の化学物質への曝露等に起因する例が多く、その原因の特定は疾患の種類や遺伝性などの他の原因の有無なども含め慎重に検討する必要がある。
しかし、東京電力による記者発表においては、この男性の3月11日以降の居住歴も含めた全行動履歴が明らかでなく、また、福島第一原子力発電所事故以前も含めた原子力発電所の作業歴の有無は明らかでない。この男性が、福島第一原子力発電所周辺で生活していた期間があれば、その生活そのものに起因した被ばくをしている可能性があり、また、以前から原子力発電所での作業に従事していたとすれば、そこでの作業で放射線被ばくしていた可能性も十分にある。さらに、事故収束作業現場の混乱状況からすれば、作業に起因した外部被ばく及び内部被ばくの測定値そのものの正確性にも疑問が残る。しかも、東京電力は、因果関係を否定する根拠について、このような不十分な調査による事実関係を厚生労働省の労災認定基準に当てはめるだけで、診察をした医師に因果関係を否定する具体的根拠を聴き取ってもいない。
このような十分な調査を経ているとはいい難い中で、本件作業と男性の急性白血病との因果関係を断定的に否定することは性急に過ぎ、相当ではない。
そもそも東京電力は作業を元請企業に発注しておきながら、その作業員の急性白血病の発症について、元請企業からの報告を受けるだけで、当該男性が何次下請の作業員かすら把握していない。事故が発生した原子力発電所での作業員の管理体制としては無責任というほかない。
福島第一原子力発電所では、このような体制の下で250ミリシーベルトを超えて被ばくしたとされる作業員が続出していることから、今後、健康影響を訴える作業員が続出することも予想される。
福島第一原子力発電所事故は一日も早い収束が強く望まれているところであり、そのためには、作業員の労働環境の適正さを確保することが極めて重要である。
したがって、当連合会としては、東京電力に対し、男性の職歴、生活歴、それから予想される被ばく線量を徹底的に調査し、男性の原子力発電所での作業と事故後の生活に基づく被ばくを併せて考慮し、急性白血病との関係を慎重に検討した上で、プライバシーに配慮しつつその検討結果を公開することによって、原子力発電所労働者の休憩時を含む労働環境の適正さを確保することを求める。
そして、国に対しては、今後一層、東京電力に対する労働安全衛生指導を強化し、原子力発電所労働による健康被害が起こることを防ぐとともに、放射線による健康被害の危険性が確率的に高いと考えられる労働者が安心して暮らすことができるよう、長期にわたって健康影響を調査し、健康被害が発生したときには困難な立証を経ることなく手厚い保護を受けることができる施策を実現することを求める。また、事故発生時に福島第一原子力発電所付近に居住していた労働者については、労災認定の判断に当たって、作業に起因する被ばくだけでなく、環境汚染地域における生活に起因する被ばくも総合的に考慮してその判断を行うこととすべきである。
2011年(平成23年)9月2日
日本弁護士連合会
会長 宇都宮 健児
ーーーーー
かたくなに個人情報だとか、遺族の方の意向だとか・・
邪推したくなるのは、
東京電力か、下請けの大成建設の関連の企業が
動揺している遺族のもとに走り、多額のお金を渡し、何も言うなと口封じしたとしか思えない。
確か、前に誰かが話していた。
このブログの中でちょっと探してみたけど、見付けられなかったけど・・何処かに書いた気がする。
作業員の方が亡くなってすぐ、
遺族の方が突然のことに動揺している間に
誓約書にサインさせてお金を渡す
過去にはこのようなことが何件もあったと。
過去にあったのなら、もちろん今だってそうしていると思う。
お金を貰っちゃったとしても、
後で冷静になったら、遺族の方は誓約書なんか気にせずに
公にするべきだとおもいます。
これから先に同じような目にあうかもしれない人達のために。
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