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>私は『反原発』で『核兵器保有(核武装)』といういびつな考え方をしています(もちろんそのためには憲法改正手続き要。自衛隊も違憲の存在ですからね。核兵器のための核物質を製造するための原子炉は離島かどうかで隔離して稼働)。
(読みやすくするため語順を少し変更ー引用者)
この小父さん↑の反原発の議論は、どこか不健康でゆがんでいて胡散臭く見てきたが、それは本人が雑談板に復帰したとき、率直に表明しているように、核武装論者であるからではないか、と最近ハタと気付いた(鬼塚氏の本に触発された)。
いわく、@原発プラントに優秀な運転員とリーダーを備えていれば、今日の大事故に至らなかったのではないかと解釈されうる余地を残した議論。
いわく、A巨大地震に十分耐え得る原発であれば、大事故は避けられたのではないかと解釈されうる余地を残した議論。
もちろん本人はそんなつもりはない、言いがかりだと主張し、そんな自覚もないだろう。だが、第三者が、厳しく議論全体を総括してみると、こう解釈されても仕方がない「隙」「脇甘」がある、と指摘しても公平さを損なわないと思う。
このような議論は、巧妙なオセロゲームを仕掛けられると、大どんでん返しで白黒逆転してしまうような危うい構造を備えている(と思う)。本人が元々「いびつな考え方をして」いることから、スコーンと突き抜けた感のない「不徹底さ」(煮え切れなさ)がある、と言ったらお分かりいただけるだろうか。
言葉を換えていえば、核武装論者による反原発の言論は原理的に成り立たないということである(同じ趣旨は既に述べた)。実は条件付き原発賛成派または隠れ原発賛成派というのが実態ではないか、とも取れるのである(本人は無自覚だろうが)。ならば、原理的一貫性はないことはない。
だが、本人は反原発だという自覚で、自己分裂している分裂状態から無理な論建てをしているから、冒頭述べたような印象にもなってしまう。
結局、客観的には遠回りしながら「原発ヨーゴ」に行き着く”猿芝居”に終始してしまっていると思うのである。
この小父さんはなにか石原莞爾や板垣征四郎の精神構造とも重なって見えてくるのである。石原は”天才”と言われた。板垣は(東北のどこかの)”連隊の華”と言われた。この小父さん、国内に核武装論の火種が少しでも燻る時代にでもなれば、核兵器についての豊富な知識で煙に巻きながら核武装論の論客として頭角を現していくのではないか。そんな狂気を潜めている”危険人物”、と筆者には映るのである。
本人は、反権力(反体制)の側に立っているかのような構え(外観)だが、反権力の側に立った「核武装論者」というのもまた、原理的にあり得ないと思う。
改めて強調するが、「反原発」と「反核兵器(反核武装)」は原理的に表裏一体※で、これを切り離して是非を問う問題ではない(と思う)。これは、今回鬼塚氏の本を読んで強く強く印象づけられたことである。
※)これまで、ともすればボンヤリとしか認識してこなかった(認識を妨害させられてきた)事柄である。この二つは全く切り離して考えられるし考えるべきだという議論があるなら、それは原発マフィアの放つプロパガンダと心得るべだろう。
(関連)
・〔悪魔思想6〕原爆とそれから派生した原発は、世界権力が発意し全世界を舞台に壮大な仕掛けを展開・演出し推進してきた
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/500.html
・〔悪魔思想7〕反原発と反核武装は表裏一体、不即不離の関係でなければならない
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/502.html
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