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福島は同調圧力による因襲に支配されている (カレイドスコープ)
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/185.html
投稿者 潜艦トマト 日時 2011 年 10 月 04 日 04:13:43: yqV0JYBcORkm6
 

カレイドスコープ
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-915.html

福島は同調圧力による因襲に支配されている

「お友達に放射能について聞かれたら、嘘をついて誤魔化すんだ」と生徒に強要する小学校教師

私のところには、福島県の方々からのメールが来ています。
多くはありませんが、4月頃から、コンスタントに情報をいただいています。

ほとんどが、すでに福島県から他県に避難を済ませたご家族のお母さん方です。
その人たちは、福島県のことをとても心配しています。

「そんな生易しい表現ではダメ。もっと本当の危険性を煽って、福島県の人たちが一人でも多く避難してくれるようにしてください」とか、

「福島県の人たちは放射能に対する危機意識が薄れているので、もっと現地の情報を調べて事態の深刻さを教えてあげてください」とか、

「食材には気をつけるように、というけれど、福島のスーパーには福島県産のものしか置いていないんですよ(5月頃までの話)」とか、

「福島県には本当の情報がありません。今、何が起こっているのか、意外に知らない人が多いのですよ」とか、

いろいろなことを教えてくださいます。

一方、避難せずに地元で復興に向けて頑張ろう、と決心した人たちからは、

「これから地元を復興しようというのに、福島から避難しろだなどと、いい加減なことを書くな!」というような怒気を含んだお叱りのメールや、

「福島の農産物を食わないなど、どういうヤツなんだ。我々は東京の犠牲になっているんだ、食え!」という口さがないメールや、

他人の子供も自分の子供と同じように考えられたら救いが広がる、と書いたところ、
「それなら、お前の資産をすべて福島県の人たちに分け与えて、お前の自宅に福島県から避難してきた人たちを受け入れて面倒みろ!」という勇ましいメールも来ていました。

「人に分け与えるほどの資産もないし、私の家も度重なる余震で基礎部分が損傷し、業者に結構な補修工事を頼んだほどなので、福島の人に来てもらっても、今度大きい地震が来たら命の保証はできない」とやんわり事情をご説明したのですが、とにかく、いちから十まで「補償、補償」で、いささか辟易気味でした。

福島の人たちの身になってみれば、無理からぬことでしょう。
全国の人たちは、まるで腫れ物に触るように福島の被災者の人たちに理解を示してきました。
また、福島の事情にあまり関心がない人でも、そのように少なからず努力したことがあるはずです。

しかし、震災から7ヶ月経とうとしているのに、福島はあまり変わっていません。
私の目から見ると、福島の人たちは、将来の恐ろしいことになど、まるで興味がないように見えるのです。

どう考えても、福島県では私の常識では考えられないことが起こっているのです。
どうやら福島では、今でも情報統制がされているのでは、と考えざるを得ないのです。

ここでは、いたずらに記事が長くなるのを避けるために、このことについては別にしっかした事実を提示して記事にするつもりです。
それを知っている私は、自治体の首長たちは、いったい何やってたんだ!と実は怒り心頭なのです。
福島の長たる者たちは、本当に酷いのです。

さておき、福島の異常なところは、この情報統制だけでは説明がつきません。
それは因襲と言ってもいいかもしれません。

「因襲」…。
日本では、半ばタブー視されている言葉です。
私はあえて、今回、この「因襲」という言葉を使いたいと思います。

福島の人たちは、3月14日の水素爆発(私は核爆発だと思っています)で、カオスの状態に陥ってしまいました。

以後、多くの人たちは内向きの横並び意識から外に出ようとしなくなってしまったよう見受けられるのです。
同調バイアス、同調圧力と言い換えてもいいかも知れません。

今の福島で“幅を利かせ“始めているのは、同調圧力に弱い人々です。
逆に言えば、「福島スタンダード」に忠実な人々です。

同調圧力に抵抗できない人たちが、正常な判断能力がある人たちを凌駕するほどの力を持つことができるのは、その文化的風土に「因襲」が根付きやすいという素地がある場合です。

佐藤雄平を筆頭に、山下俊一のようなマッド・サイエンティストが「新生・福島」に、新たな因襲を作ろうとしているのです。
それは「新・安全神話」です。

福島県の人たちは、時間が経てば経つほど、県民健康管理調査のカルテによって福島県外に出られなくなってしまうでしょう。

重大な健康被害が表面化するまで、「新・安全神話」が福島を支配するのです。
いや、健康被害が表面化しても、「新・安全神話」の虚構に気がつかなくなっているかも知れません。

何より、人の意見に左右されないこと、自由に思考することを命と同じくらい大切なものと考えている私にとって、今の福島の実状は、とても恐ろしいものに映るのです。

そんなことなど打ち破って、せめて、1年は福島県外に出て欲しいというのが私の願いですが、それも、1年後に再び戻ってきたときに、「自分たちだけ逃げておきながら」と周囲の人達に言われることを想像すると、心の奥深く押し込めてしまうのでしょう。

私は、今、暗澹とした気持ちになっています。

この動画は、公明党の松あきら議員が参議院予算委員会(9月29日)で、福島の小学校の教諭が、「給食に出された牛乳を飲まない子は、非国民だ」というような意味のことを言ったとか言わないとかで、憤慨している動画です。



それを聞いていた官房長官の藤村修が、せせら笑いを浮かべています。
近寄ったら加齢臭で卒倒してしまいそうな民主党のオジサン連中にも困ったものです。

ただ、松あきら議員も、何を訴えたいのか焦点が定まっていません。
どうも、いろいろな情報の上澄みをすくって、話を構成するところがあるので、松あきら議員の訴えは、あまり説得力がありません。
もっと勉強して頑張って欲しいものです。

松あきら議員が、引き合いに出した「会津若松市の妊娠中の女性弁護士さん」というのは、菅波香織さんという5児のお母さんのことです。
9月29日にめでたく第5子が誕生したらしいです。

4人のお子さん、そして自分の体内からセシウムが検出されたので小学生の自分の子供たちには、学校の給食で出される牛乳を飲まないように言ったところ、その教師に「飲まないなら福島県民ではない」と言われたというのです。

私は、下の動画を観ていました。



この動画は、私の記憶が確かなら、6月下旬にNHKの総合で放送されたものだと思います。
放送時間は4時25分になっていますが、私は、たしか7月頭にNHK教育テレビの深夜の再放送で偶然、観たのです。

なんと酷いことが福島で起こっているのかと、絶句したものです。
その後、福島から他県に避難された方々から、福島事情について、お知らせいただくようになってから、本当に、こんなことが起こっているんだ、とまたまた絶句。

菅波弁護士の発言すべてを文字起こしします。以下。
--------------------------------------------------------------------------------------

東日本大震災により、東京電力にて原子力災害が置き、福島と周辺地域が広範にわたって放射能汚染されてしまいました。
避難区域を広げる政策が打ち出されずに、多くの子供たちは放射性物質が舞い降りてくる中、危険を知らされることなく生活させられました。

SPEEDIが公開されていれば、そして、その後、避難勧告が速やかに出されていれば被曝しなくて済んだ多くの子供たちがいます。

放射能汚染が知らされた今、自主避難をする家庭もありますが、避難勧告が出ない地域では、多くは経済的な問題、家族の問題など、さまざまな事情からそこにとどまらざるを得ないのが実状です。

現在も、チェルノプイリで人が住めないとされたほど汚染度の高い地域で子供たちが普通に生活を送っています。

政府や行政、そして現場の学校が「安全だ」、「ただちに健康への被害なし」と繰り返しメッセージを送っているからです。

文部科学省は4月19日、子供の年間被曝許容量を20ミリシーベルトとする通知を出し、教育現場は混乱しました。
不安を持つ親たちや、一部の法律家、政治家が従前の法律では年間の公衆被曝許容量が1ミリシーベルトだったこと、年間被曝が5ミリシーベルトの放射線管理区域では、児童の労働が禁じられることなどを根拠に声を上げました。

当時の内閣官房参与も、20ミリシーベルトの被曝を子供に求めることは、学問上の見地からも、自らのヒューマニズムの観点からも当然、受け入れられないとして、涙の辞任会見を開きました。

日弁連も、すぐのこの基準の撤廃を求めました。

その後、5月27日になって、文科省は学校での年間被曝につき、1ミリシーベルトを目指すとの新たな通知を出しました。

しかし、国は動かず、現場任せであり、県内の各自治体、そして福島県がようやく対応を始めましたが、除染活動や内部被曝防止のための措置は後手に回っており、今、この瞬間も避けることができるはずのさらなる被曝にさらされています。

さらに、現在、内部被曝に関しては十分な測定や議論がなされておりません。

事故直後、大量の放射性物質が流れ出したことから住民は呼気経由で相当の内部被曝をしてしまっていると考えられます。
しかしながら、特に近隣の子供たちについて深刻な内部被曝が予想されるにも関わらず、いまだ行政主導による内部被曝検査は実施されていないのです。

また、政府は食物からの内部被曝を無視できるものとしており、食物経由の内部被曝の測定や、計算すらしていません。

たとえ暫定基準値以下であっても、放射性物質が含まれた食品を摂取すれば、内部被曝をするのです。
これら内部被曝問題について、先日、民間団体がフランスの研究機関に依頼して福島の子供たちの尿の検査を行ったところ、全員からセシウムが検出されました。

この子供たちは、特に放射能に対する危険意識の高い家庭の子供たちでした。

この内部被曝が呼気由来なのか、食物由来なのか総被曝量がどれくらいなのか早急に検討しなければ、今後の適切な防護措置は取れないでしょう。

県内全域の子供たちの内部被曝量を測定した上で、権利としての避難を始め、積極的な措置を取ることが必要です。
さらに食の問題に関して、政府や行政は、ことさらに「風評被害」という文言を用いて、流通している食材があたかも放射能に汚染されていないかのようなアピールを続けています。


確かに農業等を保護する姿勢を否定はできません。
しかし、放射能に汚染されてしまった食材は、流通させることなく国が買い取るなどして、東京電力に賠償請求すべきなのです。

また、放射能汚染食材を流通させる大きな要因となっているのが、WHOや他国の基準と比較して非常に高い暫定基準値にあります。

暫定基準値は、あくまでも、従来、放射能汚染食材に関する国内法がなかったことから、暫定的な基準として運用されているに過ぎない数字です。

放射性物質の流出が止まるまで、長期化が予想される現状においては、早急に安全を確保するための立法を成すべきです。

また、現在の運用にも大きな問題があります。

局地的に汚染度の高い地域があるにもかかわらず、全品検査が行われていない実状では、検査の網を潜り抜けて、汚染度の高い食品が流通されることを否定できません。

流通している全食品が基準値以下であるとはいえないと、厚生労働省が自ら認めているのです。
さらに、検査結果には、プルトニウム等のアルファ核種が公表されておらず、検査自体もなされていないのです。

流通している食材の安全は保証されてはいません。
しかし、学校では強制的側面を持つ学校給食に福島県産の食材が使用されています。

一部の家庭では不安を感じ、子供に弁当を持たせていますが、それらの少数の子供たちがからかわれたり、いじめにあっている現状があります。

本来、給食は学校生活において友人と共有すべき楽しい時間のはずです。

この問題は、福島だけの問題ではなく、関東にまで広がっています。
そして、農水副大臣は、先日、この問題について「福島産の食材は給食に使うべきではない」と発言しているのです。

さらに教育現場では、子供たちに向き合っている教師の対応にも大きな問題が生じています。

ある教師は、保護者に「国を信じられないのなら、日本国民をやめるしかない」と発言しました。
まるで戦時中を思わせる発言です。

また、不安を煽らないようにとの主旨で教師が子供に対して、「友人に放射能についての知識を話すな。聞かれたら嘘をつけ」と指導しています。

今の福島は、そういった異常な教育がされる状況にあるのです。

一方で、個人的に放射能対策に問題を感じている教師は、国から安全教育をするよう指導されていることから、子供のためを思った行動を取ると、職務規律違反として指導を受けてしまうようです。

放射能の危険性については、住民の間に大きな温度差を生じさせています。
気をつけて生活したい人に対して「気にしすぎだ」とか、「避難するなんてバカだ」と揶揄する風潮があります。

親しかったコミュニティ内に大きな溝が生じ、いたるところで不和が生じているのです。

そして、それが子供たちの関係に反映されています。

可能な限り、放射能の危険から子供を守りたいという思いと、不安を持たずに生活をさせてあげたいという思いの双方とも、子供を思うがゆえの気持ちです。

東京電力の原発事故と、その後の行政の対応はそういった親たち、子供たちに深刻な対立を生じさせています。
今、子供たちにとって必要なのは、可能な限り被曝をさせない施策と安心して生活ができる環境の双方なのです。

ここまで。
--------------------------------------------------------------------------------------

弁護士とはいえ、「因襲」が支配する福島まで、かつ子供を5人も抱えながら、こうした告発には勇気がいったことでしょう。


福島の人達も、この教師のような人間、そして、放射能関係でイジメをするような子供がいたら、どんどんtwitterなり、自身のブログで出して欲しいのです。

いずれ、目に留まるでしょうから、そうした事情を知った人は教育委員会なり文部科学省なりに抗議するべきなのです。
もちろん、私もそうします。

福島県に必要なのは「正しい外圧」です。

菅波香織弁護士のtwitter

さて、みなさんは、何を感じましたか?

福島では、子供を守ろうとすると、それをさせない人々がいるのです。
その筆頭が教師。

このことは、別な方面からもメールでいただいていました。事実で間違いないのです。

私は、まずこれだけ、ある意味では衝撃的な訴えが、なぜ1300程度の視聴数にとどまっているのだろう、と不思議に感じています。

理由は、ほとんどの人たちがまだ深い眠りについている時間に放送されたこと。
そして、カメラのセッティングが、まるで政見放送のようで、チャンネルを合わせた人は、地方選か何だろう、と勘違いしてチャンネルを替えてしまっただろう、ということ。

さらに、再放送したのはいいけど、教育テレビで深夜。
これでは、ほとんどの人の目に触れることはないでしょう。

つまり、NHKが、こうした福島県の本当の現状について報道しようとしていないと言うことなのです。
おそらく日弁連の筋からNHKに申し出があったのでしょう。
形式的に放送枠を空けた、という「おざなり」な感じを受けます。

毎回、毎回、NHKは、もっときちんと報道しないなら受信料を徴収する資格などないよ、と。


「国を信じられないのなら、日本国民をやめるしかない」

「友人に放射能についての知識を話すな。聞かれたら嘘をつけ」

教師が、小学校の児童に、このように指導しているのです。
この教師の名前を知りたい。

「嘘をつけ」と生徒に強要する教師。

「生徒の友人に、放射能について無用心にさせるよう」に指導する教師。

ここまでいくと、福島は崩壊しています。

「子供のためを思った行動を取ると、職務規律違反として指導を受けてしまう」というのも本当のことで、ある女子高の先生が、自分が担任する生徒に「私は、結婚しても子供も産めないのかな」と言われて、思わず泣いてしまった、ということが報道されています。胸が締め付けられるようなことが、福島で起こっているのです。

ただ、あくまで何者にも左右されたくないと、常に考えている私なら、「そんなことなら教師を辞めて、早く、その女子生徒を避難させる算段を親御さんととも考えるべき」と言います。

それなら自由な立場で教育委員会、文部科学省に抗議できるでしょう。
家族を路頭に迷わせるかもしれない?

まさしく同調性バイアス!

正しいことをやろうとする人にとっては、こういう連中の中で生きていくのは、もっとも辛いことです。
ぞうぞ、外に向けて発信してください。

「因襲」の外側には、あなたを肯定し、あなたに味方したり元気付けてくれる人たちがたくさんいます。
いや、世の中のほとんどの人たちが、そうした人たちなのです。

福島で起きていることが異常すぎるのですから。
 

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コメント
 
01. 2011年10月04日 05:43:38: W1oeXLFNTY
福島の汚染食品を捨てないで全国に流通させよ、という小出氏が全国の自治体から好感をもたれて、忙しく講演に呼ばれているのはなぜか。

いま、なぜ小出氏がマスコミにこれほどもてはやされているか。なぜ、投稿された弁護士へのような外圧がかれにはないか。

そこのところ阿修羅の諸君はよく考えたほうがいい。

内田樹という大学教授が面白いことをいっていた。
アメリカは日本を混乱に陥れたいのだと。そのためにはマイナスだけを送り込むのではなく、必ずプラスも送り込むと。

そうすれば日本人はアメリカの意図がなんであるかわからなくなり、混乱し、互いに衝突し、結果、アメリカの思う壺になると。

アメリカは正力松太郎のような人間ばかりを、日本に送り込むと思えば大間違いであって、同時に、反「正力松太郎」も送り込み、混乱させるのだ。

謀略というのは、そんなわかりやすく、甘い話ではない。

わたしは小出氏が謀略の一員だとは思わないが、しかし、かれのやっていることは政府東電福島知事が大喜びのことなのだ。
福島の産物を作り続け、それを全国に流通させるために年寄を犠牲にする。当然、一次産業に従事する家族は地元に縛り付けになる。
表向きは子どもの命が一番大切といいながら、じつは一次産業を維持することが一番の眼目であることがわかる。

これをいまの福島県知事が喜ばないはずはない。しかし、投稿の弁護士さん一家のような真摯な訴えは人々に届かない。NHKにも新聞にも届かない。新進映画監督のもとにも届かない。なぜならかれは小出のような有名人を撮って有名になりたいからだ。

もう一度内田樹のことばを吟味すべきだ。
日本を思うように支配したい米国は日本の議論を混乱させるためにわざと己にとってプラスな言論とマイナスの言論を送り込む。
そのことによって日本人にアメリカの意図を測ることを不可能にさせ疑心暗鬼に落とし入れ、混乱と衝突をもたらし、結果、アメリカの思い通りにあやつる。

これは父親がそのときどきによって物事の判断基準を変えれば子どもが不安に陥って神経障害を起こすことと同じ手法だ。

みなさん、小出氏を神のように崇めているが、かれの発言がむしろ福島の子どもたちの命を削っていることだけは頭におさめておくべきだ。


02. he8 2011年10月04日 06:00:51: /XGAlxEUgVRGw : ZNk8CA4uOI
生物のおもしろ本などには、驚くような生物の集団習性が、書いてあることがよくある。
人間は、そうゆう倒錯的な集団習性を、理性的に克服できる神的な存在であるという近代啓蒙主義が、楽観的な未来像をつくってきた。
しかし、フクシマ以来、暗転するかも知れない。


神が言った。ニュートンいでよと。すると、すべてが、明らかになった。
しかし、長くは続かなかった。
悪魔が言った。アイインシュタインいでよと。すると、すべてが、再び、闇に包まれた。
ーー昔のアインシュタインの伝記本のオビよりーー


03. 2011年10月04日 06:47:49: BBZFB96MVU
元々地震多発国家の日本に原発を無軌道に作り続けたのは自民党であり、経産省である。その事業者の東電に無能無責任の経営を許してきたのも自民党、経産省である(今では民主党も込み)。事故後の犯罪的な無為無策はすべての省庁、国会議員
そして東電、マスコミだ。 少なくとも小出氏の主張があっていようがいなかろうが、彼が放射能各種を大量に放出した元凶ではない。アメリカがいかに日本を混乱におとしめるために様々な謀略を廻らそうとも、直接の原因は東電を筆頭にした者たちの責任である。根本を見間違ってはならぬ。小出氏を責めるなどという愚考に思いを廻らせている時間があるのならば、東電の事故当時の経営陣を獄につなぎ、議論と称して国会で遊んでいる議員たちを落選させ、天下りポスト確保だけのためにある官僚機構を批評し、テレビであれだけ無責任以上の犯罪的インチキ言説を垂れ流した東大教授らマスコミどもを糾弾しろ。

04. 2011年10月04日 15:47:20: aYQLejvUuU
会津戦争のことを思いだす。

旧長州出身の管直人は会津をもう一度奈落の底に突き落としたことになる。


05. 2011年10月04日 22:30:57: 1hj4t858UM
>>04
他人のせいにばっかりするなよ。
この弁護士さんの言ってることは政府関係無いぞ。
そんなことばっかりしてるから福島はいつの時代もダメなんだよ。

06. 2011年10月04日 22:52:10: 1hj4t858UM
>>01
嘘つくな馬鹿。小出氏は、農家個々のやりたいようにさせろと言っている。留まれとも言っていない。そこが福島県知事とは違うところ。この弁護士の報告による福島の現状を見ればわかるが、人というのは切迫しないと動けないし動きたくないもの。目に見えない放射能事故では福島はもちろん関東ですら高濃度に汚染されているのにみんな動こうとしない。一番かわいいはずの我が子が早晩死に追いやられるというのに。
要するに、福島や関東の子供を殺すのはそれぞれの親自身である。小出氏は留まることの危険性について親たちへちゃんと伝えているのに、その危険性への発言の部分から目をそらして分断工作にいそしむお前のような存在こそが陰謀加担者だ。

07. 2011年10月04日 23:33:26: eCbdAvZpIM
>03さん
わたくしも、賛成!直接の放射能事故責任の追及すべし!

>小出氏を責める・・・???
何の話?01さんはそんなことをいってるんじゃないのでは。

小出先生は原子炉や原子炉事故のご専門。わたくしも大いに頼りにしてます。
それは小出先生の専門知識とその分野の経験とに対してです。

つまり小出先生は医者じゃないし、分子生物学や遺伝子分野の専門家でもないし
社会科学分野の分析家でも、運動オルガナイザーでもありゃしません。

だから、専門以外については、頼りにならない。おかしいことがあって当然です。

>彼が放射能各種を大量に放出した元凶ではない。

たしかにそうです。しかしそこが危険なのです。
汚染食品をも流通・可食せよなる主張は、危険性は、

「<放射能核種を大量に・流通・させる元凶>
になりつつある/なっている」
ということなのです。

@莫大量の放射能が拡散してしまった。
Aそれをどうやって封じ込めるか。
B汚染から人びとをドウヤッテ守るか・救い出すか。

「白猫も黒猫も、ネズミを捕るねこはいい猫だ」と、
いう大問題を大急ぎで日本中でやらなきゃ、日本中で力を合わせなきゃ、
という一大事の時だ。

❶こんな時にAの封じ込めは、食品についてはヤランデヨロシみたいなことを
自分の専門でもないのに、シブトク、沖縄まで来てさえ公言する。

❷放射能封じ込めるために、自分の意見の違う人とさえ協力するーーことをしないでいつまでも自分の専門でもないことに固執する。

あしゅら論議コメントを読めば明らかだ。工作犬がここぞとバカりに介入攪乱ランランで湧き出てきているではないか!(年寄の年金のせいで若者云々とか、老人が安全食を子供から奪うとか、枚挙イトマナシ。)

そんなことを小出先生は言ってほしかったのか?やりたいのか? 
分断工作をヤリタイ連中の、恰好の標的になってるではないか!
研究者の流儀を逸脱してしまってることに、ご本人は ホントニ 気づいてないか否か。大事をなすための他人との協力の流儀については如何?


知らず知らずに非汚染地の人が、政府の汚染食品流通策略のせいで
毎日ドンドン被曝させられているではないか!


だまちょって! だまっちょり! クチつぐんぢょって!・・・と関西の人なら
センセに言うトコだろうが。


08. 2011年10月05日 08:59:47: aYQLejvUuU
05さん

>そんなことばっかりしてるから福島はいつの時代もダメなんだよ。

ダメなのはお前と政府と東電だ。
弁護士の発言に対しては何も否定するところはない。
文章全て弁護士の発言とでも思っているのか?

農村地帯ならば、農業をやっている人達なら、同調する意識が根強くあって当然。
それがないと共同体が成り立たない。
福島はとくにそれが強い。そしてそれ自体は良し悪しの問題ではない。
問題はそういった共同体意識を狡賢く洗脳工作に利用しているの政府と福島県、市町村、学校組織、東電だ。

お前に福島の人間を批判する権利などない。


09. 2011年10月05日 18:30:35: ud4Ur7KYRM
03さん、06さんに激しく同意。

01さんは最後に
 >みなさん、小出氏を神のように崇めているが、
 >かれの発言がむしろ福島の子どもたちの命を
 >削っていることだけは頭におさめておくべきだ。
と仰るが、これは論理的にもおかしな文章ではないだろうか。

余計なお世話で恐縮だが私なりに(主観的ではあるが)校正してみる。

−−かれの発言の上澄みだけを捉えその真意を理解せずに
−−盲信して疑うことなく自分の判断は一切せずに
−−汚染食品を選択し自分たちの子どもたちにそれを食べさせれば
−−むしろ福島のみならず全国の子どもたちの命を
−−削っていることだけは頭におさめておくべきだ

小出氏の発言を冷静に受け止められる人間であれば、
決して「神のように崇め」たりはしないだろう。
小出氏は今まで何度も「原発を許してきた私たちにも責任の一端がある」
といったことを発言している。

私の受け止め方は以下のとおり。
つまり、汚染食品を流通させて消費者が選択するしかないとの考え方は
決して安易に出てきたものではなく、苦渋の選択を余儀なくされて出てきたもの。
これまで「安全神話」に何の疑問も抱かず人ごとのように過ごしてきた
過去から現在まで私たち日本人ひとりひとりの責任であるという
小出氏の「警鐘」と「痛烈な皮肉」が込められているのではないか。

小出氏が有名になったのは「絶対安全」であるはずの原発が事故を起こしたからであり
福島第一原発事故前は世間ではほとんど知られていなかった(私も存じていなかった)。
高度経済成長期初頭から原発に反対してきた異端の「熊取六人衆」の一人である。
現在、彼自身あらゆるメディアから取材を受け、持ち上げられて内心複雑であろう。
神のように崇拝する必要はないが、ぞんざいにするのはもっとよろしくない。

私は妻と相談して今年の7月からGMSやSMで生鮮食品の購入は一切しておらず
震災前の基準値をもとに流通させるかを判断している食品通販サイトで購入している。
その中には東北、福島産のものあるが、私たち夫婦は東北、福島産の食品は避けている。
この通販サイトでさえ「本当に大丈夫だろうか?」とは思いつつも
妥協点をここに見出したのである。

恥ずかしながら、小出氏の考え方や意見に賛同している私でさえ
このように安全な食品を求めて取捨選択している。

疑心暗鬼になり食品を慎重に選ぶ人がいても良い。
震災前となんら変わりない食生活をする人がいても良い。
受け止め方は人それぞれで良いのではないか。
自分自身の安全は自分で守るのが鉄則。

・・・また、01さんは内田樹氏の言葉を参照する。
[私も氏のブログ(内田樹の研究室)は定期的に閲覧している。
01さんが氏の言葉を参照したことについては感謝したい]
http://blog.tatsuru.com/

>もう一度内田樹のことばを吟味すべきだ。
>日本を思うように支配したい米国は日本の議論を混乱させるために
>わざと己にとってプラスな言論とマイナスの言論を送り込む。
>そのことによって日本人にアメリカの意図を測ることを不可能にさせ
>疑心暗鬼に落とし入れ、混乱と衝突をもたらし、
>結果、アメリカの思い通りにあやつる。

確かに今の日本は放射能の危険性についてあらゆる解釈があり混乱している。
仮にこの混乱がアメリカの意図するところであれば、
つまり、アメリカの思い通りにあやつられているなら、その思惑は成功している。
私たち日本人は他国に比べて自発的自律的な行動主体たりえていない。
それは一概には言えないが、戦後アメリカに懐柔される形で
いわば、ある種の「洗脳」教育を日本人が受けてきたこととも関係があるだろう。

少なくとも私の日常的な周囲では「脱原発」に向けて立ち上がろう、といった空気はない。
ドイツ等では日本の惨状を見て、脱原発に明確に舵を切っているのに
事故の当事国にいる私たちはどこか他人事のように暮らしてはいないだろうか?
「誰かがなんとかしてくれるだろう」とどこかで思っていないだろうか?
もしそうなら、なぜそんなに安穏としていられるのだろうか?
と突き詰めていくと、今述べた「洗脳」教育に辿り着きはしないだろうか。

ならば、私たちひとりひとりが自分の頭で考え行動しなければならないはずだ。

自分自身で考え行動する大切さを教えてくれたのは、もちろん阿修羅掲示板だ。
震災後1,2ヶ月経過した頃だったと思うが、阿修羅原発板のどこかのコメントに
以下のブログのリンクがありそれ以来閲覧するようにしている。
海外から見た日本はどういったものかが理解できる。
勿論これ以外にも海外に暮らす日本人が日本に住む人たちに向けて
警鐘を鳴らすサイトはいくらでもある。
「情報は受け取るものではなく、掴みに行くものだ」と個人的には思う。

http://d.hatena.ne.jp/eisberg/
(Eisbergの日記)

http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20110917/1316270802
(Eisbergの日記 福島第一原発事故から半年が経過して)

菅波弁護士は
>福島県に必要なのは「正しい外圧」です。
 と訴えている。

私たち自身と福島の人たちを守るためには「同調圧力」に屈することなく
自律的な判断と勇気と行動力が必要であり、微力ながら私も何かのかたちで
働きかけていこうと思う。


10. 2011年10月05日 19:22:38: S2l3raS7AQ
03さん、06さん、06さんに同意。
分断工作に乗ってはならない。

責任を追及すべき相手は自民党であり経産省を中心とする高級官僚であり財界である。

今アメリカでの格差社会に対するデモ等の運動が起きているが、北アフリカでの民衆運動同様この日本でも民衆運動の大きなうねりを作り上げ、一致団結してより良い方向に向かうべきではないでしょうか。


11. 2011年10月05日 23:30:17: MBPTB4QM0g
10さんのおっしゃるとおりですね。

我々はもっと訴えてしかるべき状況にある、ということですよね。

日本人が日本にいるからこそ、気づくことのできない「危機」が
あるのだと思います。

皆様、10さんのおっしゃるように、日本の報道で大々的に報じられる
アメリカの格差社会に対するデモ報道があるにも拘わらず、
私たちが住む日本の国土についての報道、それはつまり、
原発事故に起因する汚染の実態があまりにも歪曲されて
報道される事実について、どのように考えていらっしゃるのでしょうか?

本当のことを

・・・「教えてください」

 by (二百三高地)

(・・・どなたかこの意味を理解していただけるでしょうか?)

他国で起きている事と思わず、今この瞬間も危機が迫っていると
感じることができるのなら、私たちも立ち上がることができるのかもしれない。


12. 2011年10月06日 08:25:59: vt4LfpKiGw
>01さんは
大事なことをおっしゃってる。

放射能を拡散させようと、意図的にやってる人達がいる。

産業の名前で。瓦礫や薪や花火や食品・・・として。

(放射能検査まで実施しストロンチウムまで検出してたのに象徴的な祭事に持ち込もうとしたアノ、おぞましきグロテスクな悪意!)

日本人なのに(だろうが)意図的にやっている。

このことの背後の意図、意味を、私たちだけではなく、小出先生にも

考えて高度王していただきたい。小出先生は百も承知かもしれない。が

もはや先生はひとりではない。99パーセントの日本人が脱原発と

答えるだけなら答える時勢だ。先生自信を支持する人びとが多数になった時にこそ

先生のとるべき行動とは?

脱原発の日本人が、立ち向かうべき対手とは?

脱原発の日本人が、身づから行う協力とは?・団結とは?非拡散とは?


13. 2011年10月06日 17:15:12: Jj5eWkp36B
3日、自主避難をめぐる政府交渉の場で、川田龍平議員は、原発事故前の日本の法は、わずかの放射性漏れしか想定していないので、それを希釈すればいいという立場に立っている。しかし、大量の放射性物質が環境に放出された今、それをどのように封じ込めるのかを法体系としても整備しなければならない、と述べていました。
そして、その発言の中で、放射能を全国に拡散すれば、福島の被害も統計的に分からなくなると言って、それを狙っている者もいるのではないか、というようなニュアンスが少し感じられました(私が感じただけで、このような陰謀があるとはっきり言ったわけではないので誤解のないように)。

みんなの党は到底支持できず、そこに入った川田議員の行動も支持できませんが、今現在の政策が、食品であれ廃棄物であれ、薄めてでも「基準値」以内にして拡散されているという川田議員の指摘と批判は正当と思います。


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