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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011100202000029.html
福島1〜3号機 38時間で燃料再溶融 注水停止想定 東電が試算
2011年10月2日 朝刊
東京電力は一日、福島第一原発1〜3号機で続けている原子炉冷却のための注水が中断すると、三十八時間後に燃料が再溶融するとの試算を発表した。これに先立ち、十八時間後には原子炉の温度が一二〇〇度に達し、放射性物質の大量放出が始まる可能性があるとしている。
ただ東電は、ポンプや電源など一つが故障した場合は三十分で、複数の設備が故障しても三時間程度で、非常用ポンプなどに切り替えて注水を再開できるとしている。
試算は、東日本大震災と同レベルの地震や津波で注水システムが破損し、注水が停止した事態を想定。すべての燃料が原子炉の底部に残っているという実際より厳しい状況と仮定し、燃料の温度が一時間に約五〇度のペースで上昇すると見積もった。それによると、十八〜十九時間後に炉内の水と燃料を覆うジルコニウムが反応し、大量の放射性物質が発生。三十八時間後に温度が二二〇〇度に達して燃料が溶け、原発敷地付近で退避の目安となる累積一〇ミリシーベルトを超える線量となり、燃料が原子炉圧力容器を貫通して格納容器に落ちる恐れがある。
再び核分裂反応が起きる再臨界の起こる可能性について、松本純一原子力・立地本部長代理は「溶けた燃料には炉内の構造物が混じっており、再臨界にはなりにくいが、懸念があれば、ホウ酸水を注入する」としている。
<関連記事>「テレ朝」
【原発】注水停止38時間で燃料再溶融へ 東京電力(10/02 07:23)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/211002002.html
東京電力は、福島第一原発の原子炉への注水が長時間停止した場合、38時間ほどで燃料が溶け始める可能性があるというシミュレーションを公開しました。
シミュレーションでは、1号機から3号機の原子炉への注水が止まると18時間ほどで放射性物質の放出が始まり、38時間後には燃料が再び溶け始め、さらに圧力容器を突き破って格納容器の底に落ちる可能性があるとしています。東京電力は、原子炉に水を送るポンプが故障したり、電源を喪失するなどの異常が複合的に起こった場合でも作業開始から3時間以内に注水を再開できるという想定をまとめています。ただ、3時間以内の注水再開はあくまでも想定で、東京電力は今後、作業員を訓練して確実にしていくとしています。
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