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以下は朝日のニュース。首都圏の命運は、現在注水中の福島原発が握っている。驚くのは以下の記述だ。
「注水が止まる原因として考えられるのは、炉内に注水しているポンプの故障、ポンプへの電源の喪失、タンクなど水源の喪失、注水ラインの損傷などだ。」
もしも、マグニチュード8クラスの大きな余震が来たら、電源喪失・注水ラインの損傷・ポンプの故障などはいとも簡単に発生するだろう。3.11に発生したマグニチュード9クラスの地震は、過去のパターンから考えて時間を置いて2度発生する傾向がある。首都圏3000万人の命運は、220km離れた福島原発が握っている。しかも脱出するまでの猶予は、たったの38時間。安定ヨウ素剤も用意しておいた方がいい。
Jリートなんぞ、全部売っておいた方がいいな。財産を整理し、いつでも逃げれるようにしておくのがベター。首都圏民は、死と隣合わせで、薄氷の上を歩いている。落ちれば、放射能地獄。普通、文明が滅ぶのには百年単位の時間がかかるものだが、38時間という短い時間に強い違和感を覚える。
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原子炉注水が38時間止まったら…東電が描く最悪想定
東京電力は1日、復旧作業中の福島第一原発1〜3号機で、仮にすべての対策ができずに原子炉への注水が中断したまま38時間過ぎると、核燃料が再び溶け出し、多量の放射性物質が放出されるという最悪のシナリオを明らかにした。
注水が止まる原因として考えられるのは、炉内に注水しているポンプの故障、ポンプへの電源の喪失、タンクなど水源の喪失、注水ラインの損傷などだ。東電は原因が一つなら30分以内に復旧できるとみており、「複数のトラブルが起きても3時間程度で注水が復旧できる見込みだ」としている。
1〜3号機の炉内の水温は、いずれも冷温停止の条件になる100度未満まで下がっているが、注水が止まれば、1時間で48〜51度上がるという。仮に注水が復旧しないと、18〜19時間で爆発の引き金になる水素が発生する1200度に到達する。さらに38〜50時間後に燃料の再溶融が始まり、圧力容器の底にたまった燃料がさらに外側の格納容器に漏れ出すという。
ただ、ポンプには予備もあり、注水する経路はいくつもあるので注水が長時間中断することは考えにくいという。東電は「今後、注水システムの信頼性の向上に努めたい」と話している。(杉本崇)
ttp://www.asahi.com/national/update/1001/TKY201110010505.html
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