http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/867.html
Tweet |
(回答先: 文部科学省が群馬のセシウム汚染地図を公表 チェルノブイリの「汚染地域」以上の深刻さ 暗黒夜考 投稿者 愚民党 日時 2011 年 9 月 29 日 03:02:47)
セシウム134、137の蓄積量
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/c7080773ae09429bf932732f6d824aae
暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜
文部科学省が群馬のセシウム汚染地図を公表 〜チェルノブイリの「汚染地域」以上の深刻さ〜
2011年09月29日
(転載開始)
◆セシウム飛散、250キロ以遠にも 群馬の汚染地図公表
asahi.comニュース 2011年9月28日1時35分
セシウム134、137の蓄積量
文部科学省は27日、航空機を使って測定した放射性セシウムの蓄積量について、群馬県の汚染マップを公表した。
東京電力福島第一原発事故によって飛散した汚染の帯が、250キロを超えて広がっていることが分かった。
8月23日〜9月8日、県の防災ヘリコプターで測定した。
汚染度の高い地域の帯は、原発から北西60キロ付近まで延びた後、南西に方向を変えて栃木県を越え、群馬県まで続いていた。
文科省によると、放射性物質を含んだ雲が山地に沿って風に運ばれ、樹木や雨によって地上に沈着したと推測できるという。
放射性物質の量が半分になる半減期が30年のセシウム137で最も蓄積が多かったのは県北部。
原発から約180キロ離れたみどり市や桐生市などの山間部の一部で、1平方メートルあたり10万〜30万ベクレルにのぼった。
250キロ離れた長野県境の一部でも3万ベクレルを超えた。
チェルノブイリ原発事故では3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。
(転載終了)
先日のエントリーにて、関東一円の下水処理場の汚泥が高濃度に汚染している現状についてコメントをしたが、この程、文部科学省より公表された「汚染地図」にて、群馬県とその周辺地域の深刻な放射能汚染の実態が明らかとなった。
上記の「汚染地図」をみれば一目瞭然、福島第1原発から垂れ流されている放射性物質が、北西⇒南西方向、即ち、栃木県を越えて群馬県にまで飛散していることが読み取れよう。
※参考「神奈川、東京で増え続ける放射能汚泥 焼却灰が深刻な状況」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/e5b17dddf040650733381f5dbba2dd30
上記記事によれば、今回の「汚染地図」作成のための測定が実施されたのは8/23〜9/8とのことであるが、福島原発事故発生から5ヶ月以上の間、文科省のボンクラ連中は、このような国民の健康被害に直結する重要な調査・測定もせず、一体何をしていたのであろうか?
既に大量の農作物や畜産物が日本全国に流通し、食卓に並んでいる危険性を認識しながら、これを放置し、今頃になってこのような「汚染地図」を公表したところで、霞ヶ関の役人どもの犯してきた大罪は払拭されることなどない話である。
まあ、そもそも論として「福島県産のものだけが危険でその近県のものは大丈夫」などと”悠長””安直”な考えを持った国民がそう多くはいないものと信じたいところである。
個人的な話になるが、福島原発事故以降、スーパーで手にしなくなった食品のひとつに栃木県産の納豆があるが、今回の報道をみて、自身の判断に間違いはなかったと感じた次第である。
実際、この納豆については震災前には度々売り切れていたものが、最近では売れ残っているのが目立っている所をみると、小生同様に警戒心を持った消費者が多いのであろう。
それにしても、チェルノブイリ原発事故にて「汚染地域」に指定された土壌のセシウム汚染基準値が「3万7千ベクレル以上」であったのに対し、原発から180キロも離れたみどり市・桐生市といった地域で、チェルノブイリに値を遥かに超える「10万〜30万ベクレル」もの値が計測されたことは改めて驚きである。
未だに「チェルノブイリほどじゃない」という”お気楽”な論調を耳にすることがあるが、世界の評価はフクシマが堂々と、栄えある「歴代No.1」との評価である。
※「10 Most Radioactive Places on Earth」
http://brainz.org/ten-most-radioactive-places-earth/
深刻な汚染の実態をみると、関東近辺に暮らしている方々の手前、あまり口にしたくはないが、”未来からの使者”ジョン・タイターが予言したとされる「2020年の日本地図」が俄然真実味を帯びてくると感じる次第である。
奇しくも名古屋大などの国際研究グループが「ニュートリノが光よりも速い」という実験結果を発表し、理論的に「タイムマシン可能になった」との報道があっただけに余計である。
※参考「「WSPEEDI」による東日本の放射能汚染の実態と、タイムトラベラーの予言?する日本の「未来予想図」」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/09bdcec2543da6a17910fa7872a70a95
今、我々が最も注意を払うべきは「空間線量濃度」ではなく、放射能汚染した土壌より採取された農作物や、同じく汚染した水を口にした畜産物を食することによる「内部被曝」であろう。
今月上旬に、福島県が福島県民の内部被曝先行調査結果公表し、全3373人について「問題なし」とコメントをしているが、”原発マフィア”佐藤雄平知事と”御用学者”山下俊一教授がこの調査に噛んでいることは自明であり、「3373人全員が問題なし」という、あまりに極端な調査結果からもこれを鵜呑みになどできないであろう。
以下に同関連記事を転載する。
(転載開始)
◆福島県民の内部被曝先行調査、全3373人に「問題なし」
産経新聞 9月12日(月)14時38分配信
福島県は12日、警戒区域や計画的避難区域など福島第1原発の周辺から避難した11市町村、3373人に行った内部被曝の先行調査の結果を発表し、「健康に影響を及ぼす人はいなかった」とした。
先行調査は6〜8月、市町村が子供を中心に対象者を選び、全県民の「健康管理調査」に先立って行われた。住民は、放射線医学総合研究所(千葉県)などに出かけ、「ホールボディカウンター」による内部被曝量の測定を行った。
福島県はこの数値をもとに、成人は今後50年間、子供は70年間に体内から受けると思われる累積の内部被曝線量(預託実効線量)を算出した。
浪江町の7歳の男児と5歳の女児が2ミリシーベルト以上、同町の5人の子供(7歳男児3人、6歳と5歳の女児各1人)が1ミリシーベルト以上だったほか、全員が1ミリシーベルト未満だった。
預託実効線量の安全基準はないが、政府が子供の年間被曝量の目標を「1ミリシーベルト未満」としていることなどから、福島県は検査対象者全員について、健康への心配はないと判断した。
(転載終了)
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/c7080773ae09429bf932732f6d824aae
暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素16掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。