http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/828.html
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原発災害“EPZ”拡大の余波 近畿でも見直しへ
http://www.ktv.co.jp/anchor/today/2011_09_26.html#02
http://www.youtube.com/watch?v=EFymlRqN-IA
EPZ=緊急時・計画・区域
原子力災害が起きた時に近くの住民を避難させる
といった行政が必要な措置をとる範囲のことです。
福島第一原発の事故ではこれまでのEPZの2倍の20キロ圏内が立ち入り禁止に
なったため福井県にある原発から電力供給を受けている近畿でも
見直しが始まりました。
京都府舞鶴市で先月6日、行われたパレード。
舞鶴の住民を中心に約150人が原発依存からの脱却を訴えました。
仕掛け人は村本さゆりさん。
3年前から舞鶴に住んでいます。
舞鶴で原発停止求めてパレード
http://www.youtube.com/watch?v=_pm1djbOViE
【村本さゆりさん】
「反対の言葉を何回も言うんじゃなく前向きな言葉で。
バイバイ原発。子供たちも一緒に歌える歌にして明るく伝えたかった」
舞鶴市長谷
村本さんがめざすのは自給自足の生活です。
農薬を使わずに育てた米や麦と大豆でつくる味噌が食生活の基本。
大きな石が転がっていた川べりの土地をならして野菜も作っています。
食料だけでなく自分たちの使うエネルギーも作れないかと、
その手始めに排泄物からバイオガスを生成するシステムを設置しました。
【村本さんの夫・敏さん】
「バイオガスのシステムに直接トイレをつけてみました」
舞鶴市は原子力発電所のある福井県高浜町に隣接しています。
発電所から村本さんの住む地区までは20kmあまり。
重大な事故が起これば放射性物質が及ぶおそれのある距離です。
自給自足をめざす村本さんは福島第一原子力発電所の事故を見て他人事では
済ませられない気持ちになったといいます。
【村本さゆりさん】
「事故を見て正直言ってどこか南の島にでも移ろうかと思った。
でもせっかく舞鶴に来て土地柄が気に入って、
いろんな方とも知り合ってお世話になった。
ここは本腰を入れてみんなで手をつないで原発を止めて
新エネルギーにシフトチェンジできればベストかなと思った」
村本さんは同じゴールをめざす仲間を舞鶴市の地元で増やそうとしています。
原発に近い町に住む人たちの手さぐりが続きます。
琵琶湖で40年、漁師を続ける杉本敏隆さん。
コアユ漁が中心です。
深夜から早朝まで漁は長丁場。
しかし浅瀬が汚れて魚の産卵場所が減少し、
ただでさえ琵琶湖の漁は年々縮小傾向です。
このうえ、もし湖が放射性物質で汚染されたら
漁業も生活も成り立たないといいます。
【杉本敏隆さん】
「ここで吹くのは大半が北西の風。
若狭湾で事故が起こったら一番にこちらに来る。
原発に頼らない電力供給、エネルギー政策に切り替えないと
安心して暮らせない」
杉本さんは滋賀県などに住む約170人で、定期検査のために止まっている
福井県の原子炉7基の再稼働をやめるよう求める仮処分を申請しました。
弁護団に入った井戸謙一さんは元裁判官。
過去に原発の運転を差し止める判決を下したことがあります。
【井戸謙一さん】
「立法や行政はさまざまな利権がからむし、理屈だけで割り切れない。
理屈が通らないことがある。
司法はあくまで主張と立証、理屈で勝負がつけられる世界ですから」
井戸さんは司法の場で、原発の議論が深まることを期待しています。
福井の原発 再稼働差し止めの仮処分申請
http://www.youtube.com/watch?v=WTE5ynvGRAM
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