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原発対策拠点、震災直後に電源失い半日機能せず
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110926-OYT1T00052.htm?from=main1
2011年9月26日08時48分 読売新聞
東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きた3月11日、同原発から約5キロ離れた福島県大熊町にあるオフサイトセンター(OFC)の非常用ディーゼル発電機の配電盤が故障し、同原発の状況を把握するモニターなどが使えなくなったため、半日にわたって対策拠点としての役割を果たせなかったことがわかった。
発電機は耐震対策が取られておらず、地震で故障したとみられる。事故の初期対応に支障が出ており、政府の事故調査・検証委員会も経緯を調べている。
原子力安全・保安院や福島県によると、午後2時46分の地震発生後、外部電源が停電し、OFC1階にある発電機が起動。しかし、発電機は1時間以内に停止し、OFCは全電源を失って使用不能になった。
このため、保安院の職員らは隣接する同県の「原子力センター」に移動。OFCに政府の現地対策本部が設置された午後7時以降も、事務室などを間借りして事故対応にあたった。センター内は混雑しており、県職員は「本来、急いでやるべきモニタリングの準備などができなかった」と話す。
また、OFC内に設置されている国や地元自治体との連絡調整などを行うテレビ会議システムが使えず、福島第一と東電本店を結ぶテレビモニターも見ることができなかった。
東京から政府の現地対策本部長を務める池田元久経済産業副大臣(当時)や保安院幹部らが到着した12日午前0時になっても発電機は復旧せず、12日未明、電気業者が発電機を調べた結果、地下のタンクから発電機に重油を送るポンプの配電盤のスイッチが故障していることが判明。業者が修理し、同日午前3時頃になってようやくOFCが使用できるようになった。
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