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やらせメール/九電、議会で虚偽答弁/謝罪文公表 実際は部下に指示
「東京新聞」 2011.09.24 朝刊
九州電力は二十二日、八月二十三日の佐賀県議会特別委員会に玄海原発の再稼働をめぐる「やらせメール」問題の参考人として出席した九電幹部の答弁内容が虚偽だったとして、謝罪する文書を公表した。
虚偽だったのは、五月の経済産業省原子力安全・保安院の説明会で賛成意見を投稿する指示をしたかについての質問に「指示していない」とした答弁。実際は、部下に指示が伝わっていたことが、九電の社内調査で判明していたという。
九電は七月四日の鹿児島県議会でもやらせメールの存在を否定する虚偽の答弁をしており、これまでの説明会体の信用性が揺らぐ事態。佐賀県議では「答弁は全て疑わしくなった」「議会軽視で非常に遺憾」などと批判が上がっている。
九電によると、特別委に参考人招致された大坪潔晴佐賀支社長は、県議からの「説明会でやらせを指示したのか」との質問に「指示した事実はない。そういう意識で社内に話をしている部分も全くない」と答弁した。
議会後、記者団の取材にも「(インターネット中継を)周知しただけ」と回答していた。
しかし社内調査の結果、県幹部が支社長に「県民に投稿してほしい、それが知事の強い希望」と話した内容が、原子力発電本部長だった元常務を通じ、投稿の指示として部下に伝わっていたことが、七月下旬時点で既に判明。説明会のインターネット中継には実際に賛成意見が十件程度番き込まれたという。
特別委で質問した土井敏行県議(自民)は「第三者委員会の最終報告を待って議会に招致したい。説明責任を果たしていただきたい」と話している。
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