http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/752.html
Tweet |
コメから規制上限のセシウム=全国初の重点調査へ−福島県二本松市
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011092300581
2011/09/23-22:23 時事通信
福島県は23日、収穫前のコメの放射性物質を調べる予備調査の結果、二本松市で採取したコメから1キロ当たり500ベクレルと、国の暫定規制値の上限に相当する過去最高値の放射性セシウムが検出されたと発表した。これを受け、同県は収穫後のコメを対象に出荷の可否を判断する本調査で、通常より詳細な重点調査を同市で行うことを決めた。重点調査は全国初。
本調査でも暫定規制値上限の500ベクレルを上回った場合、二本松市を構成する19の旧町村単位で出荷を制限する。
同県によると、問題のコメは12日に採取された「ひとめぼれ」の玄米で、セシウム濃度は重点調査の実施基準(200ベクレル)を大幅に超えた。土がコメに混入した可能性もあるとして再検査したが、再び基準を上回った。
◇
二本松産米:予備検査で規制値検出 本検査で出荷判断へ
http://mainichi.jp/select/today/news/20110924k0000m040077000c.html
2011年9月23日 21時23分 更新:9月23日 23時19分
福島県は23日、一般米の放射性セシウムの予備検査で、二本松市小浜地区産の「ひとめぼれ」から国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)と同じ放射性セシウムが検出されたと発表した。県は同市を初めて「重点調査区域」に指定。出荷の可否を判断する本検査の検査地点を増やして検査を急ぐ。同県産米は既に早場米は全県で出荷可能と判断され、一般米も20日に会津坂下町などで出荷が始まっており、農業関係者からは風評被害を懸念する声が出ている。
県によると、500ベクレルが検出されたコメは12日に採取されたもので、あわせて検査した水田の土壌は1キロ当たり3000ベクレルだった。同地区の他の11カ所では検出不能から最高で212ベクレルだった。
予備検査は収穫後のコメによって出荷の可否を判断する本検査の検査地点数を決めるために収穫約1週間前に行われる。福島県は県内を約370地域に分け、1地域につき数地点で検査。予備検査で200ベクレルを超えた地域を含む市町村については、本検査で重点調査区域と指定。検査地点を15ヘクタールごとに2地点(国の基準は1地点)設けて、暫定規制値を超えないかを改めて調べる。
県は今回の検査結果を受け、二本松市での本検査の地点を当初予定の約40から300まで大幅に増やす方針。万一、本検査で500ベクレルを超えた場合は、合併前の旧市町村単位で出荷が制限される。
一般米の予備検査でのこれまでの最高値は、福島市大波地区での136ベクレルだった。
農林水産省は土壌からコメへ吸収されるセシウムの移行係数を0.1(10%)と設定し、土壌1キロ当たり5000ベクレルを上回る水田の作付けを制限しており、計算上は500ベクレルを超えるコメはないと見ていた。今回の検出結果について同省の担当者は「予備検査は傾向を見るもので、本検査を見ないと何とも言えない」と話した。同省によると、これまでの結果では、予備検査の数値から本検査段階では下がる傾向にあるという。【種市房子、曽田拓】
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素16掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。