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「ステップ2」達成、年内前倒し 原発工程表改訂
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110920/dst11092021400035-n1.htm
2011.9.20 21:38 産経新聞
福島第1原発事故で、政府・東京電力の統合対策室は20日、事故収束に向けた工程表を改訂した。現在の放射性物質(放射能)の放出量(推定値)は先月と同じ毎時約2億ベクレルで、約800兆ベクレルだった事故直後に比べ約400万分の1に減少したと評価した。内閣府の園田康博政務官は会見で、放射能放出が抑制され、原子炉冷却が進んでいることを挙げ、来年1月中旬としていた「ステップ2」の達成時期について、「年内に努力目標を前倒しする形で取り組む」と述べた。
園田政務官は、ステップ2の最大目標で、事故収束の目安となる「冷温停止状態」について、「年内に達成すべく全力で取り組む」と述べ、他の課題についても年内に前倒しする意向を示した。
改訂された新工程表では、原発周辺の年間被(ひ)曝(ばく)線量は0・4ミリシーベルト(暫定値)と評価しており、冷温停止状態の要件の一つとされる「年間1ミリシーベルト以下」を下回っている。
また、新たな対策として、原子炉格納容器から漏洩(ろうえい)する放射性物質の放出量を低減するため、格納容器への窒素注入量とほぼ同量のガスを抽出し、圧力を大気圧程度にする「ガス管理システム」を設置することを盛り込んだ。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「できるだけ前倒しで準備を進めたい」と述べ、今月下旬から2号機で設置工事を始めるとの見通しを明らかにした。
循環注水冷却については、汚染水浄化システムの新装置が導入され稼働率が向上していることから、高濃度の放射性物質を含む汚染水の水位が、大雨などで外部へ流出する懸念のない「目標レベルに到達」したと評価。処理水の塩分を除去する装置を増強する。
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