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18歳までの甲状腺 来月9日から検査 福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001109170003
2011年09月17日 朝日新聞 マイタウン 福島
●県、2年半で36万人に
原発事故による放射線の影響を見守る健康調査で、県は16日、18歳までの子どもすべてを対象とした甲状腺検査を10月9日から始めると発表した。放射線量が比較的高い浪江町、飯舘村、川俣町から始め、2年半で子ども36万人の検査を一巡させる。その後も定期的な検査を生涯続ける。
対象は震災日に0〜18歳だった全県民で、県外避難者も含まれる。チェルノブイリ原発事故では、4、5年後から放射線の影響とみられる甲状腺がんが発生しているため、2014年3月までに県内すべての子どもに1度目の検査を終え、甲状腺の異常の有無を把握。その後も、全員に2年に1度、20歳以上は5年に1度の検査を続ける。
10月9日から始まる検査は、浪江町3636人、飯舘村1091人、川俣町山木屋地区181人が対象。主に週末に県立医科大に来てもらい、11月13日までかけて超音波検査を進める。11月下旬からは、県内すべての子どもに対象を広げ、各地域の学校や保健所に技師や医師を派遣して、検査することにしている。
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