http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/620.html
Tweet |
菅前首相の原発事故対策のマスコミへの内幕暴露は、自己弁護のためである
http://31634308.at.webry.info/201109/article_18.html
2011/09/18 22:30 かっちの言い分
菅前首相が、まだ原発事故が完全に収束もしていないのに、首相を辞めてから最近やたらと原発事故対策の裏話を話し出した。以下の記事のように原発事故がさらに進んだと予測して、首都圏の避難者が3000万人になることも考えていた、などと平気で話している。
それも、調査委員会の調査を受けて内輪に話すのならまだしも、調査の前にマスコミにべらべら話している。この感覚は到底理解出来ない。まだ原発事故対策の真っ最中に、国家の最高責任者だった者が重要な内幕を話している。マスコミの記事を知って、調査委員会でも菅氏を事情聴取すると言っている。
この調査委員会も、もたもたしていて、何をやっているかわからない。本来なら、真っ先に菅前首相がぺらぺらマスコミに話す前に聞かなければならないのに、後からのこのこと現場に行く鑑識官のようなもので全くどうしようもない。
原発事故の最初の頃、枝野前官房長官はさかんに「直ちに影響はない」と言っていた。米国は80Km以内の米人は退避するように言っていたのに、「20Km以内の避難で十分」と言っている。もし心配なら自主的に避難しろと述べていた時期に、このようなことを関係機関に予測させていた。
菅前首相が、このように内幕をべらべら話す心理を考えると、調査委員会で厳しく根ほり葉ほり調査される前に、自分はこれだけ良く考えて対策を打っていたのだという、自己弁護のためにマスコミに一方的な論理で話して、外堀を埋めたいからだと考えている。
ただ、菅前首相がマスコミにぺらぺら話していることを分析すると、全て水素爆発の起こった後の話なのかどうか、そこのところは詳しく述べていない。つまり、なぜ水素爆発が起こってしまったかという、一番重要な話はしない。なぜなら、そこには、自分が現地視察したり、その対策に自分が深く関わっていたからだと考えている。マスコミに内幕暴露するのは自己弁護の証である。首相の座を降りて、権力という鎧が無くなり、責任を被るのが怖くて仕方ないのであろう。
国会の要求にも関わらず、東電が原発事故に対する手順書を真っ黒に塗りつぶして開示しないのは、まさに公開するとそのいい加減さが暴露されるからと考えている。東電が述べている開示しない理由などは、目くらましの理由にもならない詭弁である。
これは先のブログ『この期に及んでもまだ隠ぺい体質が進んでいる東電。この性根はもうどうしようもない。ただただあきれるhttp://31634308.at.webry.info/201109/article_13.html』に書いた。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素16掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。