http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/591.html
Tweet |
知的水準の高い阿修羅諸氏はご存知だと思うが、アメリシウム241は、半減期13.2年のプルトニウム241(比放射能112)がベータ崩壊して生成されるα線核種だ。チェルノブイリでは、アメリシウム241の土壌中の濃度は年とともに上昇している。これはプルトニウム241がどんどん崩壊しているからだ(Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment の図15.1を見てみれば分かる[ネットで見れる])。アメリシウム241は、溶解性があり、生体内に取り込まれて内部被爆の原因となりやすいし、環境中も循環し易い(従って極めて危険な核種だ)。かくして、八王子の土壌にはプルトニウム241が存在する。まだ年数が経っていないのに74ベクレル/kgものアメリシウム241を生成させるほど大量に存在するのだ。子どもなどは、サッカーなど野外活動をやるべきではないだろう。そのような子どもは、α線核種を吸い込んでいる。また、牛乳などにもα線核種が含まれているかもしれない。というのも、牛というのは、放牧されれば、牧草とともに土も一緒に食べるからだ。同書によると、チェルブイリの事故の5年後に、ベラルーシ共和国では、ねずみ(Bank voles)でアメリシウム241が12ベクレル/kg検出されたという。八王子周辺でも定期的にネズミなどの小動物の体内でアメリシウム241がどれくらい観測されるのか見張っておく必要がある。なお、プルトニウム239が土壌中にどれくらい存在するのか、早急に首都圏の土壌を調査する必要があろう。それによって、首都圏に人間が住めるのかどうか分かるだろう。α線を出す超ウラン元素、β線を出すストロンチウムなどで汚染された大地にすめば、子どもは白血病や癌になってしまう。非常に深刻な事態だ。
--------------------------------------
東京・八王子からアメリシウム241検出 2011年09月17日18時20分
東京・八王子で、プルトニウムより1.3倍毒性が強いアメリシウム241が1キロあたり74ベクレル検出されたことがわかった。ENENEWSによると、八王子市内の土を7月29日に採取し、8月31日にテストを行った。サンプルは50グラムで、1キログラムあたり換算で74ベクレル検出されたという。アメリシウム241とは、プルサーマルによって発生する可能性が高くなるといい、3月14日に爆発した東京電力福島第一原発3号機(プルサーマル発電)から、飛来したものではないかとも見られている。半減期は458年という長期にわたるもの。プルトニウムよりも毒性が1.3倍強いとされる。現在、土壌や食品の検査で、調査されているの放射性物質はセシウム、ヨウ素などで、アメリシウムは検査されていないという。
ttp://enenews.com/alert-americium-241-found-soil-west-tokyo-74-becquerelskg-dangerous-plutonium-241
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素16掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。