★阿修羅♪ > 原発・フッ素16 > 590.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
保安院の小細工を経済産業省がツジツマ合わせ{データが詳細}(カレイドスコープ)
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/590.html
投稿者 メジナ 日時 2011 年 9 月 17 日 18:12:42: uZtzVkuUwtrYs
 

保安院の小細工を経済産業省がツジツマ合わせ
"http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-852.html
2011.09.09 :(カレイドスコープ)

東京で大異変…ヨウ素が急上昇!何が起きているのか
新潟県でもヨウ素検出。福一で定期的に再臨界が起きていることをを否定できない。

どういうことなのか精査できていませんが、一応お知らせです
東京都のモニタリングポストの結果
 ■地上1m 1日1回のみ計測
 ■地上19.8m(新宿のビルの屋上) 1時間ごとに更新


この記事は、隠されてきたプルトニウムの大量放出!の追記です。


細かいので、記事の最後のほうの結論部分だけ読んでいただいてもいいと思います。

経済産業省のホームページに、2011年8月26日にアップされていた
東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質に関する試算値について
というマスコミ向けのリリースについて、「6月6日に原子力安全・保安院が、すでにアップしている」というご指摘をいただきました。

管理人も、この記事を書くときに、原子力安全・保安院のサイトをひととおり調べたのですが、「6月6日付け」のこの報告書(pdfファイル)にたどり着くことができませんでした。

それらしいキーワードや、最初にpdfファイルのURLが分っている場合は、どこのディレクトリに当該ファイルが入っているか見当がつくのですが、保安院のサイトは、まったく親切でない(というか、意図的にたどり着けないようにしているとしか思えない)つくりになっているので、結局、保安院のサイトからは、東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質に関する試算値についてというファイルは発見できませんでした。

それで経済産業省のサイトを見ていって、〔発表資料名〕というところに、この(別表)pdfファイルを見つけたのです。

しかし、この報告書には日付が入っていません。
ファイルの最後の方に、

原子力災害1

出典が「平成23年6月 原子力災害対策本部」と記されています。
意味不明です。

で、このpdfファイルのタイトル「解析で対象とした期間での大気中への放射性物質の放出量の試算値(Bq)」で検索しなおしてみても、出典となったファイルは出てきません。

そこで、「6月6日」というキーワードで経済産業省のホームページ内を探してみると、このページが出てきました。

報告書のタイトルは、東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に係る1号機、2号機及び3号機の炉心の状態に関する評価についてとなっています。

この報告書の表題は、これまた別のフォルダーに入れられており、当該ファイルにはリンクされていません。
表題からは、直接、本体の報告書にたどり着けない仕組みになっています。
プリントアウトを考慮したPDFファイルだから仕方がないと言えば、それで終ってしまうのですが。

だいたい、省庁のつくるホームページというのは、「見せないように、見せないように」と、いかにも不親切につくられているのですが、ここまで、さりげなく細工するとは、彼らなりに頭を使ったのでしょう。
原子力安全・保安院の苦心の跡が見えます。


閲覧者の方がご指摘されたのは、おそらくこのファイルに違いないのですが、

原子力災害2

この表題には、〔平成23年6月6日 原子力安全・保安院〕と書かれてあります。
そして、この表題の本体に当たる報告書にも、同じように記されています。

この長い報告書・東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に係る1号機、2号機及び3号機の炉心の状態に関する評価についてを上から四分の一ほどスクロールダウンしていくと、下のような表が出てきます。

原子力災害3

これが経済産業省のホームページに、2011年8月26日にアップされていた東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質に関する試算値について
の資料を作成する元になった表です。

8月26日にアップされた報告書は下のものですが、ここでは、同じ表から「半減期」や「合計」という言葉が削除されており、「放出量合計」と差し替えられています。

また、この表の出典についても、原子力安全・保安院の文字はなく、「原子力災害対策本部」に差し替えられています。

原子力災害4

さらに、下には広島原爆投下によって、大気中に放出された核種の量を示す表が加えられており、必然的に報告書自体のタイトルも変更されています。

これは京大原子炉実験所の小出助教や東大の児玉教授が、「福島第一原発から放出された核種、たとえばセシウムだけを取っても、広島型原爆の○○○倍に相当する」というようなことをメディアで発表し始めたので、それに対応するために作成しおなしたものと考えられます。

6月6日の記者発表では、このいかにも長い東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に係る1号機、2号機及び3号機の炉心の状態に関する評価についてを使って記者たちに保安院が説明したのですが、問題のプルトニウムの放出量が記されている表については、一瞬だけしか触れなかったと言います。

しかし、「3月16日までに大気中に放出されたプルトニウムの量」という国民の命に関わる重大な資料を、これだけの長いpdfファイルに、こっそり忍ばせてあるのです。
それも「半減期」とか、「合計」という言葉を使って、まるで「単なるひとつのデータに過ぎない、どうってことないさ」といわんばかりです。

経済産業省は、6月6日に発表した保安院の表に「なんらかの作為があった」ことを後になって突付かれたくないので、広島原爆のときの放出量を持ってきて、別な企画物にしてしまったのです。

こういう意図が読み取れるので、隠されてきたプルトニウムの大量放出!の記事中に書いた「5ヶ月も経った8月24日になって、原子力安全・保安院は、こっそり驚愕のデータを出してきた」という記述は、このまま残しておくのが妥当でしょう。

汚れ役を引き受けて、泥をかぶる原子力安全・保安院と、保安院のそそうを諌めつつ、「うちの不肖の息子が、お宅様にご迷惑を」と涼しい顔をする経済産業省。
そんな構図が見えてきます。

政治家は、毎日、毎日、こうした官僚たちの作為の渦中に置かれているのですから、精神を狂わされてしまうこともあるでしょう。
官僚たちの、こうした細工や仕掛けを見抜く目ことは大切です。

で、この表を信じますか?

原子力安全・保安院は、6月の頭に、福島第一原発から放出された放射性物質の総量は、今までの37テラベクレルではなく実は77万テラべクレルであったことを発表しました。

しかし、これではIAEA報告書の中で矛盾が出てくると思ったのか、すぐに「本当は85万テラベクレルでした」と、またまた上方修正。
たった数日の間に二度も訂正しているのです。

さらに、昨日、東京電力福島第一原発事故で、3月21日から4月30日までに海に流出した放射性物質の量は1万5千テラベクレル(テラは1兆)に達するとの試算を日本原子力研究開発機構などのグループがまとめたものを発表。
これは、東電が発表していた値のなんと3倍。(9月8日 共同通信)

保安院は、東電の大嘘捏造データを、そのまま記者発表させたのです。東電の発表が信じる足らないことぐらい、保安院が認識してしないはずがありません。
一度や二度ではなかったのですから。

保安院と東電は、結局二人三脚、これらの放蕩息子の行状を許し、しらじらしく傍から見ているのが経済産業省。

「まがりなりにも6月6日に、保医院はちゃんと発表してる」で納得してしまうのであれば、自分はマインド・コントロールにかかりやすいと思っておいたほうがいいです。

ですから、この表も過小評価したものであると考えなくてはいけないと思います。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年9月17日 18:49:43: XzDnHv6wcQ

保安犬イワク;

>Sb129。(アンチモン129) >I-135。(ヨウ素135)


短寿命の核種が出てるに、
再臨界は無いなどとカキコされて、信じるひともいないでしょうが。
アンチモン129、あまり問題にされてないようなので再録失礼仕りまをす。

●たとえば、ヨウ素135が検出され記載されている。(表5)半減期は 6.6h だ。

ヨウ素135の崩壊系列 http://www-nds.iaea.org/relnsd/vchart/index.html

ヨウ素 135(I-135)半減期 6.6h →(β崩壊)→
キセノン135(Xe135) 半減期 9 h →(β崩壊)→
セシウム135 (Cs135) 半減期 230万年!!

このヨウ素135は、CTBT高崎が3/15に大量に検出したと発表したものの

”各方面”から問い合わせが殺到した。そんでオーストリアの本部に問い合わせて

結果、「実際には検知されていない」と”決着”サセラレタものでありました。
(ブログ:BELTIX TALKさまより  http://beltix.blogspot.com/


その《ヨウ素135》をば 保安犬文書チャント記載してくれてます!!
あったんだとー。


●そして、アンチモン129とテルル129についても、検出ありとチャント記載!
このアンチモン129は次のような崩壊系列をたどるらしい。

アンチモン 129( Sb-129 半減期 4.3 h) →(β崩壊)→
テルルm129( Te-129m 半減期 33.6 d) →
テルル 129( Te-129 半減期 66.9 m) →(β崩壊)→
ヨウ素 129( I-129 半減期 1570万年!!!)


「ヨウ素135は検出してないかった」と撤回声明だしてたCTBT高崎は
近頃発表した論文で


じつは【キセノン135 (135Xe)】は大量にあるんだと論じている。

高崎観測所で 5 月 31 日までに測定された放射性核種の積算濃度としては、

「135Xe と 133Xe が 最も高濃度で,他の核種よりも一桁以上高濃度である」と。
つまり、こうだ、


【ヨウ素135】は検出しなかったことに”撤回”してたけど、
【ヨウ素135】が半減期 たった 6.6h(時間)で崩壊してできる 【キセノン135】は

大量にありまっせーといってるっつぅことだろう。【図 9】を是非ご覧あれ!!
今、話題のセシウム134セシウム137より大量にあるのだ!

(引用始め)
「高崎観測所で 5 月 31 日までに測定された放射性核種
の積算濃度を図 9 に示す。図より,

135Xe と 133Xe が
最も高濃度で,他の核種よりも一桁以上高濃度であること
が分かる。図中放射性ヨウ素濃度は,放射性キセノンや
放射性テルルよりも低い。・・・ 」(457頁)
(引用終わり)


【 出典 】
(軍縮・不拡散促進センターcpdnp CTBT高崎 の[PDF]  米澤・山本論文
「核実験監視用放射性核種観測網による大気中の人工放射性核種の測定」
日本分析化学会の会誌「ぶんせき」2011年No.8(8月号)
http://www.cpdnp.jp/pdf/002-07-yone002.pdf)

大量に放出された”短寿命”核種がβ線を放出して 
超長寿命核種に化成しているでしょう。

が、それらの中には
Cs135やI-129のようにβ線を出してるものがあるから、ガンマー線だけ測って「安全です!」とは、けっして言えないでしょう。


02. 2011年9月18日 09:56:31: YRyE4hspJA
驚くに値しない、当然にあり得る事だ。

経済産業省を解体して課長以上を首にしたら信用して遣る。

局長以上を首にして、古賀に再生させるか?


03. 2011年9月18日 15:19:50: maxkpWHZCo
福島県庁のHPはすごい
原発事故があった自治体とは思えない
県民怒れ
水道水が汚染されていないらしいぞ
わらが案だけ汚染されていて
牛が案だけ被曝してんのにね
フクシマの放射線はは特定の物質にしか影響をあたえないらしい
みんな死ぬぞ

04. 2011年9月18日 20:05:33: S2l3raS7AQ
>>01さん
ありがとうございます。

05. 2011年10月06日 11:36:08: FJWjvrKQkc
放出量多すぎて、危険度がうまく実感できない。
日本各地の土壌とかの核種分析と、
ガンマー、アルファ、ベータ線すべての放射線量を
測定し、公表してほしい。

いつも思うけど保安員とか経産省の役人とか東電とか
放射能は危険だと思ってないのでは?


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素16掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素16掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧