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(回答先: <シリーズ 原発の深層>第1部 原発マネーD/「ハコモノ」が重荷に(しんぶん赤旗) 投稿者 gataro 日時 2011 年 9 月 16 日 15:23:31)
<シリーズ 原発の深層>第1部 原発マネーE/祭りや三味線大会にも
「しんぶん赤旗」 2011.09.07 日刊紙 1面
政府や電力会社とともに、原子力発電を推進してきた団体に、電気事業連合会(電事連)があります。電事連は東京電力など電力会社10社によってつくられた業界団体です。
「広告宣伝費は、過去5カ年平均でおよそ20億円ぐらい」。7月13日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、八木誠・電事連会長(関西電力社長)はこう答弁しました。しかし、「電事連が動かすのは20億円どころではなく5000億円以上だ」と指摘する関係者もいます。
20年間120億円
電事連が前面に立って原発を推進しているのが青森県です。「電事連マネー」は、津軽三味線大会やリンゴ酒普及、観光マップ作成など、県内の民間や自治体のさまざまな活動に注ぎ込まれています。
青森市内で町内会長を務める玉熊靖司さん(78)は2009年、自らが館長を務める児童館の裏手の木の上に木製の小屋をつくりました。
「今の子どもたちは体を使った遊びがなかなかできません。そこで子どもたちと秘密基地をつくりました」
製作費用250万円のうち190万円は、「むつ小川原地域・産業振興財団」(むつ財団)が助成しました。
1989年に青森県によって設立されたむつ財団は、電事連からの寄付が財源。設立時の基金100億円のうち半分の50億円を電事連が拠出しました。さらに、電事連は94年、特別措置として24億7000万円の寄付を行いました。特別措置は98年までの期間限定のはずでしたが、延長が繰り返され、2013年までの特別措置の累計は120億円に膨らみました。
“理解の促進”
「むつ財団の支援事業は『使い勝手がいい』と好評です。人件費と借金返済以外なら何でも使えます」。むつ財団の職員はこう語ります。
五所川原市で毎年8月に行われる立倭武多にもむつ財団の助成金が使われています。
立倭武多は、山車の高さが特徴。多くが15b程度、最大で20bを超える山車が巡行する姿は圧巻です。
今年は19台の山車が“出陣”し、146万人の観光客を集めました。ひときわ大きな22bの山車3台には、「原子燃料サイクル事業推進特別対策事業/むつ小川原地域・産業振興財団」の看板が目立ちます。製作にむつ財団から4000万円の助成が出ています。
青森県庁関係者は「むつ財団の支援事業を通じて、(原発事業への)理解促進につながっているのではないか」と話しています。 (つづく)
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