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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110914/t10015602211000.html
東電賠償の書類 戸惑いの声も(NHKニュース)
9月14日 18時45分
東京電力が発送した原発事故による損害の賠償請求に必要な書類が福島県内で避難している人などのもとに届き始めました。書類のページ数が多く、手続きも複雑なことから、受け取った人たちの間では戸惑いの声が上がっています。
原発事故による損害の個人への賠償について、東京電力は、避難した際の交通費や、避難生活による精神的な苦痛に対する賠償、それに避難生活での医療費などケースごとに基準を示し、対象者は受け取った書類に必要な内容を書き込んで送り返すことになっています。対象はおよそ6万世帯に上り、このうち「警戒区域」と「計画的避難区域」に指定されている福島県の浪江町から避難している人たちが暮らす福島市内の仮設住宅には、14日午後1時すぎ書類が入った封筒が届けられました。書類を受け取った青木二美子さん(80)は浪江町で1人暮らしをしていましたが、住んでいた家には戻れないと考え始めています。冊子のうち、最も厚いものは156ページもあり、青木さんは書類をめくりながら「年寄りにはこんな書類を読み切ることはとてもできません。本来なら東京電力の人が出向いて聞き取りを行ってほしい。今は生活のためのお金が必要なので、離れて暮らす息子と相談して申請します」と話していました。同じく浪江町から夫と子ども2人の家族4人で避難している国分千明さん(36)は、事故のために仕事を休まざるをえなくなりました。また、夫は仮設住宅から自動車で2時間かけて毎日通勤しなければならず、ガソリン代もかさむということです。国分さんは、「今回の補償で足りるとはとても思えない。とにかく子どもの学費をしっかりと払っていけるのか先が見えず、とても不安です。東京電力は私たちの意見を尊重し、誠心誠意対応してほしい」と話していました。
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