http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/518.html
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保安院:3月12日にベント失敗時大量の放射線放出を予測していた・・・【問題はそれを発表しなかったこと】
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3033808.html
2011年09月14日23:46 ぼちぼちいこか。。。
「ベント不成功なら致死量の被曝」保安院、震災翌日想定
朝日新聞社 2011年9月13日17時30分
東京電力福島第一原発1号機の格納容器の圧力を下げることができなかった場合に発生が想定される事象として、原子力安全・保安院が、敷地境界での被曝(ひばく)線量が「数シーベルト以上」に達すると見込んでいたことが、情報公開法に基づき開示された同院の内部文書で分かった。7シーベルトが全身被曝の致死量と言われており、敷地内では人が生きていられない状況になる可能性が政府部内で検討されていたことになる。
この文書は「1号機において耐圧ベントができない場合に想定される事象について(案)」と題され、保安院が3月12日午後1時ごろに作成した。
当時、1号機の格納容器の内部の圧力は750キロパスカルで、設計上の使用圧力を大きく超えていた。格納容器の破裂を防ぐため、東電は午前中から、内部のガスを外部に放出する「ベント」と呼ばれる作業を始めたが、弁を開けるのに手間取っていた。
保安院の文書は「ベントができない状態が継続する場合、約10時間後(午後11時)に大量の放射性物質が放出される」「気象条件によっては、発電所から3〜5キロの範囲において著しい公衆被ばくのおそれがある」としている。
http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY201109130265.html
ベント失敗なら、敷地境界で致死量近くとの試算
読売新聞 9月14日(水)10時40分配信
経済産業省原子力安全・保安院は13日、東京電力福島第一原子力発電所の事故翌日の3月12日午後1時ごろに、格納容器の圧力を下げることができなかった場合、格納容器が破損して、敷地境界の被曝(ひばく)線量が、「数シーベルト以上に達する」と試算していたことを明らかにした。
試算が記されたのは「1号機において耐圧ベントができない場合に想定される事象について」と題された文書。当時、1号機格納容器の内部圧力が高まり、東電は、圧力を下げるため蒸気を逃がす「ベント」を同日午前10時ごろ始めていた。しかし、成功したかの確認に手間取っていた。
文書には「格納容器圧力が設計圧力の3倍になった場合、10時間後(12日午後11時)に大量の放射性物質が放出される」「気象条件によっては発電所から3〜5キロの範囲で著しい公衆被ばくのおそれがある」との想定を盛り込み、対応策として、消防車による注水などを掲げていた。
※1シーベルトは1000ミリ・シーベルト。7〜10シーベルトを浴びるとその場にいる全員が死亡するとされている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110914-00000242-yom-sci
また今頃になって、こんなことを言っています。
今現在現実として、福島第一原発には、10Svの放射線が出ている地点が2箇所、5Svが1箇所、3Svの箇所もあります。
東電は、先日ようやく原子炉建屋内の線量計測を始める旨、発表しました。それまでは、必要がないということで計測してきませんでした。
【参考記事】
9月9日10日 東電会見:保安院に事故全体の報告書を提出、原子炉建屋の線量検査実施へ、九電:川内原発の火災・・・。
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3027269.html
ベントに関しては、当時現地に居た人数、連絡・指示の混乱など、様々な要因があって、結果こうなってしまったのかどうなにか、今はまだわかりません。
ただ「そういうことが考えられる」ということを公表しなかった姿勢が一番問題があると思います。
もう被曝は起きてしまい、今現在も進行中なんですから、国民を守る方法を考えていかないといけませんね。
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