http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/491.html
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この期に及んでもまだ隠ぺい体質が進んでいる東電。この性根はもうどうしようもない。ただただあきれる。
http://31634308.at.webry.info/201109/article_13.html
2011/09/13 23:30 かっちの言い分
JR北海道の中島尚俊社長が12日から遺書を残し、行方不明となり、警察などが捜索しているが、依然として見つかっていない。JR北海道は今年5月、特急列車がトンネル内で火災事故を起こし、その後も運行トラブルが続いたため、国交省から、17日までに事業改善報告書を提出するよう求められていた。
今回の事故は、JRの集中管理室、列車の乗務員の不手際はあったが、不幸中の幸いで人身事故には至らなかったが、会社でもかなり責任を感じて参っていたと言われている。
この責任感と対象的なのが、東電の経営者である。当時の清水社長は辞任したが、実質的なトップと言われている勝俣会長は相変わらず、経営陣に収まっている。この神経がわからない。JR北海道などの事故とは月とスッポンほど違う大事故で、それこそ自分がその立場なら精神が変になるような気がする。特に、枝野前官房長官が「放射能は直ちに影響はない」と言っていたが、これから若い子供達にどれだけ影響が出てくるかわからない状態にした罪を考えても堪らないだろう。
もしこのような罪の意識がないとしたら、自分たちは政府に言われた通りにやっただけで、罪はないとでも思っているのであろうか?
しかし、以下の報道を見て、東電はこんな事態に陥っても相変わらず隠ぺい体質の性根は変わらないようだ。ここがトヨタのように世界の厳しい検証によって叩かれる会社と、決して倒産しないと高を括っている会社との違いである。
東電、シビア事故手順書「黒塗り」で提出 衆院が全面開示要請
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110913/biz11091309580005-n1.htm
東京電力福島第1原発事故の調査を行っている衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会(川内博史委員長)は13日までに、東京電力が事故時の手順書の大半を黒く塗りつぶして同委に提出したとして、経済産業相に対して、東電に全面開示を命じるよう要請した。
東電が黒く塗りつぶしたのは、12日に提示した深刻な事故に対応した手順書(シビアアクシデント・マニュアル)と、2日に提示した事故時運転操作手順書」。
シビアアクシデント・マニュアルについては、表紙と目次でのA4判計3枚だけを非公開の同委員会理事会で委員に配布。目次の序文など50行のうち48行が黒く塗りつぶされ、その場で回収されたという。このため、経産相に対して、法に基づき東電に資料提出を命じるよう要請した。
東電では黒く塗りつぶした理由について、「知的財産が含まれているほか、核物質防護上の面からも公表できない」と説明している。
上記によると、手順書のほとんど全ての文章を黒塗りにしているという。手順書であるから、真っ当な手順が書かれていれば、胸を張って提示出来るはずである。しかし、ほとんど黒塗りにしていることは、手順が間違っている可能性がある。つまり、世間に公開すれば手順の誤りが明らかになるからと考えてよい。
なぜなら、東電が黒く塗りつぶした理由が、「知的財産が含まれている」他、「核物質防護上の面」から公表出来ないという。
これは、核物質の専門でなくても明らかに嘘を言っているのがわかる。知的財産が含まれていると詭弁を弄している。知的財産は、新物質、その製造方法などで、作業手順が特許になるとは聞いたことがない。百歩下がって、知的財産が含まれていても特許庁に出願してしまえば、公開しても問題はない。
また、「核物質防護上」からというが、全く理由にならない。防護方法が正しければ、公開して何の不都合であるかまるでわからない。
そもそも、国会という最高機関に対して隠ぺいする根性は、大したものだと言いたい。これほど隠ぺいしても平気な会社は見たことがない。JR北海道の社長を敢えて最初に出させてもらった所以である。
こんな会社はやはり潰すしかない。国会は黒で消されていない書類の提出を要求したが至極当たり前のことで、その手順書の欠陥を暴くべきである。
きっと刑事訴訟の証拠となる事実が現れてくると勝手に思っている。
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