71. 2011年9月17日 13:31:23: pSUsSXcLeU
従来(3.11以前)は、牛肉の食中毒やBSEなど様々な食の安全に係る問題が発生する度に営業停止や出荷停止、輸入禁止などを行い、安全でない食品が市場に出回るのを阻止する措置を徹底的に講じていた。不祥事を起こした企業などの多くはは、その後市場から排除された。 しかしながら、3.11以降、この当たり前の対応がまるで「悪」であるかの様な「空気」をマスゴミや政府が醸成し、福島県を助けるという大儀名文のもと「放射能に汚染された食品も我慢して食べなければならない」という世論操作を行ってきた。 この結果日本は実にふざけた、気持ちの悪い、危険な雰囲気に飲み込まれてしまった。 従来の正常な思考で食の安全を考えれば、プルトニウムまで降り注いだ福島県で農産物など作ってはいけないし出荷してはならない。 ところが東電の損害賠償を極小にする為に無理やり食品の放射能基準を甘くし、福島県産の高濃度放射能汚染農産物を市場に流通させてしまっている。 政府は東電を助けるために国民の生命を危険にさらし、犠牲にしているという事実を認識しなければならない。 このままだと5年後以降、がんなどの健康被害者が大量に発生することは不可避だろう。 こんなことをやっている日本の食品を他国が買ってくれる訳がない。 農家の方々には申し訳ないが「無理して」福島県産の農産物など食ってはいけないのだ。 唯一の解決策はかんたんなことだ。 福島県の農産物を即刻出荷停止、生産停止にする。(政府は国民の生命が大事ならすぐにやるべきだ) 農家の皆さんは原子力による損害の被害者なのであるから、売れなくなり損害を蒙った方々には東電が当然に損害賠償を行うのだ。 東電には無限責任があるのだから会社がつぶれるまで損害賠償をしていくしかない。 東電が潰れたあとは政府が損害賠償を行う。 食料は、放射能汚染の低い地域で休耕地を再開するなどして確保する以外にない。除染など夢物語だ。 次に放射能検査もせず牛乳を出荷しているバカ会社の件である。
雪印の不祥事についてまとめてみた。 1955年に、東京都で学校給食に使用された脱脂粉乳による集団食中毒事件が発生した(雪印八雲工場脱脂粉乳食中毒事件)。前年、北海道八雲町の工場内で、たまたま停電と機械故障が重なる日があった際、原料乳の管理が徹底されず、長時間にわたり原料乳が加温状態にさらされたことから、溶血性ブドウ球菌が大量に増殖したと考えられている。また、前日の原料乳が使い回されるといった杜撰な製品管理も重なり、被害が拡大したとされる。 そして2000年の6月から7月にかけて、近畿地方を中心に雪印乳業の乳飲料による集団食中毒が発生した(雪印集団食中毒事件)。食中毒の原因は北海道広尾郡大樹町にある大樹工場で製造された低脂肪乳の主原料だった脱脂粉乳製造時の停電事故による毒素(エンテロトキシン)の発生にあった。 さらに追い討ちをかけるように、2002年にはハム・ソーセージなどの肉製品の製造・販売を行っていた子会社雪印食品による雪印牛肉偽装事件(BSE対策として、国が疑いのある肉を買い上げる制度を悪用)が発覚。 雪印グループ全体が存続の危機に立たされ、事業全体の再編成を余儀無くされる結果となった。 現在、雪印の名前では売れないので、汚名ロンダリングし、メグミルクという名前で売っている。 雪印はコンプライアンスのかけらもないトンデモナイ会社である。 そんな雪印は放射能くらいのことで、消費者の危険に配慮なんてする訳がない。 懲りない雪印商品の不買運動をしなければなるまい。 「全国牛乳商業組合連合会」は、2週間に1回の放射能モニタリング検査を行うことで原乳の品質が担保されているとし、製造業者による検査は必要ないと公表している。 2週間に1回のモニタリングテストのみだそうだ。なんてとぼけた態度だろうか。 どうやら牛乳そのものの不買運動も必要なようだ。牛乳やめて豆乳だな、これは。 |