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放射性物質:自生キノコからセシウム 新たに福島市など (毎日新聞) キノコの汚染にもホットスポット 
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/423.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 9 月 11 日 19:17:12: igsppGRN/E9PQ
 

放射性物質:自生キノコからセシウム 新たに福島市など
http://mainichi.jp/select/science/news/20110911k0000m040063000c.html
毎日新聞 2011年9月10日 20時30分

 福島県棚倉町の野生のチチタケから高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、福島県は10日、新たに福島、いわき、白河3市と川内村のハツタケなど自生キノコから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超えるセシウムを検出したと発表した。市場には出荷されていない。県は、チチタケやハツタケなど植物と共生する野生の菌根菌(きんこんきん)全般について、採取と販売自粛を関係する4市村と団体に求めた。

 セシウム検出値は最大で、いわき市で採取したチチタケの6200ベクレル。次いで白河市のハツタケ4600ベクレルなど。このほか棚倉町では3日に2万8000ベクレルを検出したチチタケの採取地点近くで新たに1万3900ベクレルのチチタケも見つかった。

 県は「キノコの汚染にもホットスポットが形成されている可能性がある。採取のシーズンを迎えた産地から順次検査していくので、結果に注意してほしい」と話している。【関雄輔】

 

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コメント
 
01. 2011年9月11日 20:09:47: oWbillhalg
もっとも汚染度がひどい代表的食料がキノコなのは、ベルラーシやウクライナの報告でとっくに判っている話である。

だから私は事故以来国産キノコは一切口にしていない。キノコはあまりに汚染度がひどいので西日本産などたとえあっても手を出しにくい。
どうしても買うさいは味は我慢して中国産キノコだけにしてる。


02. 2011年9月11日 22:10:19: A4GQ7o9O02
きょうは、とっておき黄金桃をおいしくいただきました。
食べたあと、産地を見ると福島県産でした。おいしかっただけに、複雑な心境です。

03. 2011年9月11日 22:23:39: mk1lKcAeUk
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=31069276


スイスの核廃棄物、20年後どうするのか

貯蔵候補地ではない、グリムゼル(Grimsel)でのシミュレーション。ベージュの厚い層が緩衝材のベントナイト。中にステンレス製のコンテナと中身のウラン燃料棒が見える (Alessio Ferrari)
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マルク・アンドレ・ミゼレ, swissinfo.ch
福島原発事故を受け今年5月、スイス政府は2034年までの段階的脱原発を提案した。まだ秋の連邦議会での最終決定が残るものの、現在ある原発を廃炉にする方向はほぼ間違いない。しかし、こうなると20年後にどこにどうやって数十万トンの核廃棄物を、それも何世紀にもわたり保管するのかが問われてくる。
連邦工科大学ローザンヌ校(ETHL/EPFL)は、核廃棄物を何重かの遮断層を設け地下400メートルから900メートルの地層中に貯蔵する、いわゆる「地層処分」計画を進めている。

 スイスでは現在、使用済み核燃料を原発内や中間貯蔵施設ヴュレンリンゲン(Würenlingen)にある巨大プールの中で、非常にゆっくりと冷却している。2006年の連邦議会の決定により、フランスのアレバ社に委託していた再処理を中止したからだ。

 それは、アレバ社がフランス内の使用済み核燃料の96%を再処理しているとうたいながら、実際はその10分の1しかリサイクルしておらず、残りをシベリアに非合法的に送っていた事実が、グリーンピースによって明らかにされたからだ。

 このように、原発に関する情報は常に複雑で隠ぺいされている。

一つの処理方法に到達
 連邦工科大学ローザンヌ校の博士課程を修了したアレッシオ・フェラーリ氏は政治とは無関係の科学者。同校の地殻力学研究所(LMS)で、使用済み核燃料などの核廃棄物を地下水や周囲の環境と接触させず地下の地層中にいかに貯蔵するかを研究している。こうした国内での貯蔵方法をスイスは隣国と同様に選択した。

 ヨーロッパでは過去4、5年間に、この分野の研究がかなり進み、フェラーリ氏によれば、「優れた研究所に恵まれたお蔭で成果が上がり、現在、地殻が周囲の条件の変化にどう反応するかを高いレベルで理解できるようになった。また一般市民も研究を支援し、ようやく(核廃棄物の)一つの処理方法に到達できたと考えている」

何重もの封じ込め
 リサイクルが不可能になった核廃棄物は、まずガラス個体化される(使用済み燃料から分離される高レベル放射性液を、高温で加熱して水分を蒸発させガラス化すること)。それをある型の容器に入れ封じ込める。

 しかし、この容器中の放射性廃棄物は放射線を出し続け、数世紀にわたり150度の熱を放出。完全冷却には1万年から10万年かかると言われている。そのため、放射線が容器に穴を開けないという保証はどこにもない。

 そのため第2の遮断を行うのが、この容器を包むステンレス製のコンテナだ。しかし、厚さ数十センチメートルのステンレスさえ、放射線を絶対に外部に放出しないという保証はない。

 またさらに、外部からの「攻撃」も考慮しなくてはならない。特に地下水は長期的にはステンレスを腐食させる可能性がある。コンテナを封じ込める岩石は基本的には水を浸透させないため腐食に対し安全とされているが、未来の世代のことを想うとき、科学者は第3番目の遮断として、粘土の一種であるベントナイトを岩石とコンテナの間に設置しようと考えた。

 「トンネルの奥にコンテナを貯蔵して終了というように簡単にはいかない。岩石とコンテナとの間に緩衝材が必要だ。ベントナイトは、それ自身の体積の4、5倍の水分を吸収するという、非常に特殊な性質を持った素材。さらに一度水分を飽和状態になるまで吸収すると、その後水分に対し耐侵入性を発揮する」とフェラーリ氏は説明する。

どこに貯蔵されるのか?
 そこで地殻力学研究所が現在行っているのが、このベントナイトのさまざまな性質の調査で、例えば浸透性、耐熱性、またコンテナの8〜26トンの重量に耐えられるかなどだ。

 またもう一つの研究が、ジュラ州のモン・テリ(Mont Terri)とグリムゼル(Grimsel)の山腹で、政府と学界による共同プロジェクトによって連邦エネルギー局(BFE/OFEN)の指導の下に進められている。

 しかし、このジュラ州の地下300メートルにあるトンネルがスイスの永久の「核廃棄物のゴミ箱」になるわけではない。実際のところ、この地域に核廃棄物を貯蔵することは禁止されている。従って、ここは単に研究用に使われているということになる。

 では、核廃棄物貯蔵所はどこになるのか?フェラーリ氏によれば、「この地域と同じ地殻条件の場所はスイス全国到る所にある。今は純粋に研究を重ねているだけだ」。

永久の時間の半分まで続く核廃棄物
 しかし以上のように研究は進んでいるものの、今日テストされたものが、「永久の時間の半分」という気の遠くなるような間にわたり放射線を出し続けるものに対し、いったい本当に有効なのだろうか?

 フェラーリ氏自身もその辺りは察知しており、「実験室で研究するものは最高で数年の有効性しかない。しかし岩石は、地質学的観点からすれば1万年の有効性(安定性)があるといわれる。さらに核廃棄物の貯蔵場所には特に安定した地殻を選ぶつもりだ。緩衝材のベントナイトに関しては、数学的モデルによって(その有効性を)演繹する予定だ」と話す。

 こうした計算や場所の選択において、研究者がミスを犯さないことを祈りたい・・・なぜならスイスでは一度核廃棄物貯蔵のトンネルに蓋をすれば、その後二度とこれに触れることはないといわれているからだ。

マルク・アンドレ・ミゼレ, swissinfo.ch
(仏語からの翻訳・編集、里信邦子)


04. 2011年9月12日 00:36:19: oWbillhalg
10万年経てば地殻は200〜500m隆起または沈降してしまう。20万年経てば400〜1000mにもなる。せいぜい10m厚以内のコンクリートやベントナイトで作られた地下施設など地殻変動の力で簡単に破壊されてしまう。それだけでない。核廃棄物が地上に露出してしまう可能性も十分にある。

地球スケールで見たら極薄フィルム同然の、数十センチ厚の劣化したステンレス金属体なども花崗岩をも作る巨大な地殻の圧力で破壊してしまうだろう。

半減期はプルトニウム239が2万4000年、ウラン238は44億6000万年だ。20万年経ってもプルトニウムは1/16にしかならない。ウランはまったく減らない。そういう放射性物質が20万年後には地表にゴロゴロ転がって勝手に臨界してる景色さえ目に浮かぶ。

原子力という将来性もない悪魔の技術のために、46億年の地球史から見ればほんの一瞬である、たった20万年後の世界に人類は責任を負えないということだ。


05. 2011年9月12日 01:45:16: aakvlBAPYg
自粛だけでいいわけがないだろ。

またこういう記事を報じるとき、なぜキノコ類がセシウムを吸着しやすいのか、そういう説明も添えるべきだろ。

食品の放射能汚染関連の報道には「なぜ」「どうして」が欠落しているものが多すぎる。


06. 2011年9月12日 04:40:37: L0U8lXrclo
エノキやマイタケ、工場で作られるキノコの使われている培養土や原木の産地表示まではしていない。
汚染地の土は使われていないだろうかと食べるのが怖い。
加工食品も食べたいのに、ルーツが辿れなくて怖くて買えない。

美味しいものを無警戒に食べたい。
健康が失われると余生は苦しいばかり。
原発はお金で買えない「生命の基盤」を奪った。

これだけのマイナス要因が明るみになっているにも関わらず、まだ依存し続けようとする経済信者が推進し続けている現状が信じられない。
この期に及んで「ケイザイガー」って頭の中、どうなっている?
生存本能は麻痺しているのか破壊されているのか、元々そんなものなくて金銭欲だけでできた思考能力しか持っていないのか、…野生動物よりも理解できないイキモノだ。


07. 2011年9月13日 16:54:02: QCyGJnFV7c
高濃度放射性になったキノコが、自然経過としてどのような末路をたどるのか?という研究は聞かないな。。。

キノコは、カビの形である菌糸が、胞子を作って飛ばすだけのために

分化形成した特殊形態だ。

だからキノコが高濃度に放射性物質を蓄積しているなら、

その胞子も高濃度に放射性物質を含んでるのか?

それとも胞子自体は「精子」と同じだから、胞子ができずにしおれるのか?


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