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2600人が「京都から原発NO!」 京都市内で集会・デモ(京都民報)
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2011/09/10/2600no.php
福島第1原発事故から約半年となる10日、京都から原発撤退の世論を示そうと、安斎育郎・立命館大学名誉教授ら京都在住の学者4氏が呼びかけた「9・10原発NO!京都府民大集会」が京都市東山区の円山野外音楽堂で開かれ、府民ら2600人が参加しました。
呼びかけ人を代表して深尾正之元静岡大学教授が「日本は地震地帯に原発を持つ唯一の国。人間が運転する限り事故は避けられない。一刻も早く脱原発を国の方針にしよう」とあいさつ。集会に賛同して日本共産党の穀田恵二衆院議員が「野田首相は『原発再稼働を急ぐ』としているが福島事故の収束もできない中でどうして再稼働できるのか。みなさんと固くスクラムを組んで、原発ゼロに向けて歩んでいきたい」と訴え。京都仏教会理事長の有馬頼底氏のメッセージが紹介されました。
福島県から、福島第1原発から12`地点で農業と民宿を営んでいた渡部チイ子さん(南相馬市農業委員)と県立高校教員の齋藤毅さんが駆けつけ、「ものを作り育てることができないのは本当につらい。ふるさとを返せと東電に言いたい。原発はもういらないという運動を全国と連帯して頑張りたい」(渡部さん)、「勤務校の生徒は作文に『もう放射線浴びちゃったし、いずれ病気になるのなら好きなように生きたい』と書きました。なげやりな反面、健康で幸福に暮らしたいという心の声と受け止めました。子どもたちが当たり前に学び、成長発展する権利を奪った原発をもうなくさないといけない」(齋藤さん)と連帯あいさつしました。
京都市内中心部が60`圏になる若狭原発群を抱える福井県から原発問題住民運動福井県連絡会の奥出春行さんが「若狭原発群は老朽化したうえに活断層上にあり、世界一危険な原発です。電力を消費する近畿2府4県と福井県が一緒になって原発をなくす運動を強めたい」と話しました。
明日11日に京都市内で行われる「脱原発市民行進 バイバイ原発9・11」とエールを交換しようと、実行委員会を代表して長谷川羽衣子さんが「世代や立場の異なる60以上の団体が集まり、地震が起こった時刻(午後2時46分)にデモをスタートします。今こそ脱原発へ協力しあいしあいましょう」と呼びかけました。
集会では、「再び福島のような原発事故が起きる前に、一人ひとりが未来世代への責任を果たすため、いまこそ原発NOの声をあげましょう」などとしたアピールを採択。集会後、参加者らは横断幕やプラカードを掲げて京都市役所前まで四条通、河原町通をデモ行進しました。
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京都仏教会理事長有馬頼底氏がメッセージ
「しんぶん赤旗」 2011.09.11 日刊紙 関西版
京都市内で10日開催の「9・10 原発NO! 京都府民大集会」に寄せた有馬頼寧京都仏教会理事長のメッセージを紹介します。
私は7月25日、福島県庁に佐藤雄平知事を訪ねました。理由は二つ。一つは、京都府内の各ご寺院からの心からの義援金が二千万円を超え、これを直接知事に手渡したかったため。二つ目は原発NOを伝えるためだ。あれだけの安全神話が広報されてきた原子力という生態圏外のエネルギーが大地震によって、いともたやすく瓦解(がかい)する現実を見て、原発が火山帯に位置し活断層の多い我が国にとってどういう存在なのかを今一度真正面から考えたいと強く思った。原発推進か反原発かの構図だけではなく、これは戦後60年我々が突き進んできた歴史に大自然がつきつけた深遠なる命題ではないかと思う次第である。
知足(ちそく)
人間の欲望にはきりがありません。
足(*たる)を知るにはどうすればよいか。まず、おのれを知ることです。自己の分限を知る。私という人間はいったいどういう人間なのか。そこをとことん突き詰めて考えてみる。そして自己の分限を知ったならば、自己の分限に合ったもので満足するということ。いつ、いかなる場合でも、そしてどんなものでも満足するということ。ああ、これでいい。もうこれで十分だと思う。その気持ちがふっとわいたとき、欲望はいつの闇にかどこかへ消え去っています。大切なのは、欲望を無理やり抑えることではなく、もうこれで十分だと思う気持ちを持つことなのです。
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