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鉢呂経産相:「放射能つけた」発言 野田政権に強い打撃
毎日新聞 2011年9月10日 2時30分(最終更新 9月10日 2時46分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110910k0000m010158000c.html
鉢呂吉雄経済産業相が、東京電力福島第1原発の周辺市町村を「死の町」と表現したり、記者に「放射能をつけたぞ」などと発言した問題で、政府・与党内では厳しい見方が広がった。野田政権は東日本大震災の復旧・復興と福島第1原発の早期収束を「最優先の課題」と位置付けてきただけに、政権に与える打撃は計り知れない。大震災を巡っては7月に松本龍前復興・防災担当相が自らの発言で辞任したばかり。野党側は追及姿勢を強めており、野田政権は発足早々、難題を抱えることになりそうだ。
民主党幹部は9日昼、「死の町」発言について「復興して頑張っていこうということを言ったのではないか。仕事ぶりをみればいい」と擁護したが、「放射能をつけた」発言が浮上。福島県の被災地では原発事故の対応を巡り、住民が帰還する見通しがつかない厳しい状況に政府への批判が強い。汚染地域の除染など困難な課題が山積しており、鉢呂氏の発言が「被災地の住民の神経を逆なでしかねない」(党幹部)との危機感が募っている。
経産省の政務三役の一人は「我々は涙を流しながら一生懸命やっているのに、福島の人が聞いたらどう思うか」と怒る。また別の経産省の政務三役の一人は「辞める辞めないは首相が判断することだが、事実なら問題になる」と厳しい表情で語った。
別の経済官庁の政務三役の一人は「野田佳彦首相が慎重にしているのに、なんでそんな話をするのか。辞めないですむかわからない」と困惑の表情。福島県選出の国会議員は「ちょっと信じられない。放射能の問題には神経を使い、言動には当然注意しなければいけない」と語った。
鉢呂氏の一連の発言に対し、野党は一斉に猛反発しており、辞任は当然との声が相次いだ。
自民党の石破茂政調会長は取材に対し「経産相としてではなく人間として不適格で、間違いなく辞任だ。首相の任命責任と言うより、民主党の責任だ。一川保夫防衛相や平野博文国対委員長の問題発言と合わせ、予算委員会で追及する」と非難した。
自民党の逢沢一郎国対委員長は「大臣として不適格で、そういう人を任命した首相の責任は問われる」と声を上げた。
社民党の福島瑞穂党首は「将来は脱原発すべきだと発言した鉢呂氏が、こんな非常識なことを言うのは真に残念だ」と語った。
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