http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/381.html
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菅前首相が、今頃急に原発事故の自己弁護をし出した訳
http://31634308.at.webry.info/201109/article_9.html
2011/09/10 00:02 かっちの言い分
菅前首相は、今回の原発事故について第3者調査委員会を以下のように設置して、原因を究明すると国会で答弁した。
原発事故検証の第三者委員会設置へ…首相方針
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110426-OYT1T00850.htm
これを受けて、インターネットで検索すると以下のメンバーらしい。しかし未だに、報道に中間報告なり、実際にどのような活動をしているか、全く伝わらない。以下のメンバーを見て、そもそも事故の調査なんて出来るのかと思ってしまう。事故のデータや内幕は、菅前首相と関係部門と東電のトップ、実行部隊しか知らないだろう。以下の委員会は、そのようなデータ収集や調査権を持っているのか疑わしい。
●福島第一原発の事故調査・検証委員会
〔委員名簿〕
委員長 畑村洋太郎(東京大名誉教授)
委員 尾池和夫 (国際高等研究所長、前京都大学長)
柿沼志津子(放射線医学総合研究所放射線防護研究センターチームリーダー)
高須幸雄 (前国連大使)
高野利雄 (弁護士、元名古屋高検検事長)
田中康郎 (明治大法科大学院教授、元札幌高裁長官)
林陽子 (弁護士)
古川道郎 (福島県川俣町長)
柳田邦男 (作家、評論家)
吉岡斉 (九州大副学長)
技術顧問 安部誠治 (関西大教授)
淵上正朗 (コマツ取締役)
なぜ上記の調査・検証委員会を取り上げたかというと、調査委員会が調査結果の報告をする前に、菅前首相が東電の事故時における敵前逃亡を自分が止めた、つまり事故がこの程度で収まったのは自分の手柄だと、首相を辞めた早々に話し出した。この話の場には当事者であった東電幹部の姿はない。ある意味、欠席裁判である。何とでも言える。
枝野前官房長官も、菅の話に調子を合わせて、これをやれたのは、菅前首相だったからというような言い方をしている。それはそうだろう。自分も「直ちに影響はない」と言い続けてきた共犯と言っていい。
「命懸けて。逃げても逃げ切れぬ」 前首相の東電訓示
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011090902000035.html
まだ、調査委員会で中間報告もしていない中、公務員トップの秘守義務もあるような事実?をこの時期に菅前首相がペラペラと話し出したのは何故だろうと思ってしまう。
心理学的考察から勝手に推測すると、菅前首相は政府しか知ることが出来ない裏表の情報から隔離され、自分も絶対権力を持っている座から降りて、ただの議員になり、急に心配になり出したのであろう。
この心配とは、自分が原発事故の発生時に現地見学などをして、ベント時期を遅らせたなど事故初動でまずい対応をしたという認識があるからと思っている。調査委員会で、首相の行動の責任を問われる可能性を感じているのではないだろうか。だから、自分が東電に乗り込んで、事故の拡大を防止したなどとペラペラしゃべっているとのではないかと思っている。
人間、権力から離れると急に心配になってくるものだ。今は、小沢氏を政治資金規正法で座敷牢に押し込めたのと同じ法律によって、同じ東京地検特捜部によって捜査されている。
因果応報という言葉がある。今は、その報いが来るかどうか、天のみぞ知る。
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