http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/358.html
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きのうの本紙朝刊で、あまり大きな扱いの記事ではなかったから、見落とした読者もいるかもしれない。目を止めた人の中には、「えっ、そうなの?」と驚き、いぶかしく思った方もいるだろう▼見出しは<着工済みの原発『新設』に含まず>。藤村修官房長官が記者会見で、すでに着工している原発は「新設」とは見なさないとの認識を明らかにしたと報じた▼野田佳彦首相は就任会見で、原発について「新たに造ることは現実的に困難」と発言していた。新しい原発は、もう誕生しないと受け止めるのが自然だろう。が、政府が考える「新設」とは「今から土地を手当てし、建設する」ことを意味するそうだ▼青森県の大間原発や東通原発1号機は大震災で建設が中断している。藤村発言は、折を見て、つち音高く工事を再開し、核燃料を装填(そうてん)して稼働させるための露払いを意図したものだろう。大間原発は海峡を挟んで北海道に隣接する。建設差し止め訴訟も起きている。政府見解を「はい、そうですか」と聞き流すわけにはいかない▼先日、再稼働した泊原発3号機は既存原発の中で最も新しい。建設中の原発は完成させて、古い順に廃炉にするという悠長な「脱原発」に身を委ねていては、最後に残るのは「泊と大間」ということにもなりかねない▼豊かな再生可能エネルギー資源を誇る大地の未来が、それでは悲しい。2011・9・8
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/317030.html
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