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市立甲府病院、基準の40倍投与も 放射性医薬品専門家「あり得ない値」
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2011/09/04/8.html
2011年09月04日 山梨日日新聞
市立甲府病院(小沢克良院長)が、検査用の放射性医薬品を子ども84人に過剰投与していた問題で、日本核医学会などの推奨基準の40倍を投与されていた子どもが1人いたことが3日、分かった。病院は「健康に問題は出ていない」としているが、専門家は「大人にも使用しない量で、あり得ない数値だ」と指摘している。
病院によると、推奨基準の2倍以上の放射性医薬品を投与された84人のうち10倍以上の患者が41人いた。このうち20倍台が10人、30倍台が2人で、40倍の患者は1人。病院側はこれまでの取材に対し「基準の20倍を投与したケースもある」との説明にとどまり、最も高いケースを明らかにしていなかった。野方容子・放射線部長は「40倍の患者に、数値について詳しい説明をしたかどうかは確認できていない」としている。
40倍の投与を受けた患者を含め、病院は過剰投与を受けた患者に健康への影響は「出ていない」と説明。放射線医学総合研究所(千葉市)に委託した被ばく量の調査を基に、長期的な健康への影響を「ゼロとは言えないが、リスクはわずか」としている。
日本核医学会幹事で、近畿大の細野真教授は推奨基準の40倍の投与量について「大人に対しても使用しないような量。患者の健康への影響をしっかりと調査し、メンタル面のケアも必要だ」と話している。病院の過剰投与問題を受け、同学会は全国で放射性医薬品を用いた核医学検査を実施する医療機関を対象に、検査の実態を調査する。
8月31日に病院が過剰投与を知らせるため、患者宅へ郵送した通知のうち7人分が届かず、病院に返送されている。検査当時、甲府市や笛吹市などに住んでいて、引っ越したとみられる。うち1人は報道で問題を知り、病院を訪れたという。残る6人に過剰投与の事実を伝えられず、病院は「カルテなどで携帯電話の番号を確認するなどして連絡を取りたい」としている。
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