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2011年9月3日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011090302000030.html
開発中止か否かが議論になっている高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)について、中川正春文部科学相は二日、来年度予算に必要経費を計上する方針を明らかにした。ただ、水と触れると激しく反応するナトリウムを冷却材に使うことに懸念を表明。地震などに見舞われた際の安全性を再検証するため、識者による検証委員会を設ける意向を示した。
同夜の記者会見で中川文科相は、もんじゅの予算について「(必要経費を)つけるべきだと思っている」と明言。核燃料サイクルを含むエネルギー政策の中長期計画の議論と、もんじゅの安全性の検証を同時に進めるべきだとして「結論が出た時点で(存廃を)判断する」と述べた。
冷却材のナトリウムについては「リスクは開発がスタートする時から指摘されていた。想定外のことが起こって(配管などから)漏れてしまった後、どう対応できるのか検証する必要がある」と指摘した。検証委を設置する時期や結論を出すめどは未定とした。
もんじゅは一九九五年にナトリウム漏れ事故を起こし、運転を中止。昨年五月に約十五年ぶりに運転を再開したが、点検作業中に燃料交換用機器が落下したため、再び停止している。機器の回収を今年六月に終え、来春の出力確認試験開始に向け準備を進めている。
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