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野田内閣:原発事故収束 除染、喫緊の課題
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110903k0000m010164000c.html
毎日新聞 2011年9月3日 0時14分
原子炉3基が同時にメルトダウン(炉心溶融)するという「レベル7」の事故を起こした東京電力福島第1原発。野田首相は会見の冒頭「最優先課題は一日も早い収束。福島の再生なくして日本の再生はない」と述べ、事故収束に全力で取り組む意欲を強調した。
収束作業は、政府や東電が作成した工程表に沿って進めている。原子炉内の温度を100度未満の「冷温停止」に持ち込み、放射性物質の放出を抑えた状態を遅くとも来年1月までに実現する目標だが、放射性汚染水処理システムの不具合が相次ぐなど、一進一退の状況だ。
これからは、周辺地域に飛散した放射性物質を取り除く除染も、避難者の帰宅へ向けた喫緊の課題となる。政府は8月下旬、除染の基本方針を発表。2年以内に汚染地域の年間被ばく線量を半減させることなどを掲げた。野田首相は「『チルドレン・ファースト』の観点から、妊婦や子供の安心を確保するため全力を尽くしたい」と抱負を語った。だが、除染後に大量に生じる放射性廃棄物をどう処分するかは未定だ。
細野豪志環境・原発事故担当相は2日、「放射性廃棄物は市町村を超えて処理するのが難しい」として、当面の間は各市町村内で処理する考えを示した。放射性廃棄物の処理をめぐっては菅直人前首相が退任直前、最終処分前の「中間貯蔵施設」の設置を福島県に打診、反発を招いた経緯があり、野田政権の対応が注目される。【河内敏康、江口一】
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