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9月1日 14時2分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110901/k10015294851000.html
福島市の小中学校で、1日、2学期の始業式が行われ、子どもたちに線量計が配られました。
福島市の小中学校では、1日から2学期が始まり、福島第一小学校でも午前7時すぎから子どもたちが登校し始めました。福島市では、一部の地域で高い放射線量が計測され、学校の校庭や通学路で放射線量を下げる対策が進められていますが、1日はマスク姿の子どもが目立ち、正門前には子どもを送る保護者の車の列が出来ていました。始業式では、福井一明校長が「みんなが元気に登校して2学期がスタートでき、うれしく思います。楽しい学校生活を送って下さい」とあいさつしました。福島県では、2学期から15歳未満の子ども28万人に放射線の線量計が配られることになっていて、始業式のあと教室に戻った子どもたちは担任の教師から線量計を受け取り、登下校の際に首からかけることなど使い方の説明を受けていました。線量計を受け取った子どもたちは「これで少しは安心できます」とか「首にぶら下げると少し変な感じがします」などと話していました。6年生の担当の教師は「線量計を子どもたちに身に着けさせるのは心苦しい気もするが、安全を確保するためのお守りだと考えています。例年よりも日焼けした子どもたちの姿が少ないように感じたので、2学期はなるべく外で遊ばせたいと思います」と話していました。
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