http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/107.html
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潜在的殺人行為に等しい被爆調査阻止と実態の隠蔽
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/21092047.html
2011/8/30(火) 午前 5:06 先住民族末裔の反乱
マスコミは野田代表誕生でで賑わい、株価も好反発したと伝えているが、私には泡沫候補同志の争いと裏切りなど何の興味もない。このまま野田が小沢らの議員資格停止を解除しなければ、鳩山・小沢は新党立ち上げに動く可能性も高いであろう。果たして仙谷ら売国奴集団はどう動くか?
そんな茶番劇よりも原発被害は日々深刻さを増している。
マスコミが伝えるところでも、国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたとして、福島市と福島県南相馬市で生産されるユズの出荷停止となり、群馬県でも今月22日と23日に県内の赤城大沼で採取されたワカサギから暫定規制値を超える1キロあたり640ベクレルの放射性セシウムが検出され当面漁の解禁が延期された一方、8月29日福島県郡山市で収穫された早場米が出荷されたという奇々怪々な現象が起きている。だがこうした日本のマスコミの報道は、徐々に事の重大さを国民に知らしめ、原発アレルギーを緩和する恣意的意図を感じるのである。
そこで海外ドイツで興味深い原発関連の放送がなされyoutubeで公開されている。
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ドイツZDF-Frontal21 福島原発事故、その後(日本語字幕)
http://www.youtube.com/watch?v=5n_3NK-tsOU&feature=player_embedded
ドイツのTV局ZDF「フロンタール21」シリーズが 8/26 放送した番組 Die Folgen von Fukushima。福島第一原発から80キロ離れた本宮の農家大沢さんは、自分の栽培する野菜の検査を市民放射能測定所に依頼した。県の食品衛生検査所では受け付けても らえなかったからだ。結果大量のセシウムが発見される。「これはもはや食べ物ではなく放射性廃棄物です」。なぜ行政はこうした検査を受け付けないのか、ドイツの記者が原発担当大臣を問い詰める。
大沢さんの発言
「政府の発表はもう信用できない。最初から事態を小さく見せようとばかりしている。」
「直ちに健康に害がないの繰り返し、正確な数値も出さない、まもとな測定もしない。」
「汚染問題の中にみんなを放置した。」
◎原発から60キロ離れた伊達市の椎茸からは7000Bq/Kgの汚染が測定(基準値は500Bq)
◎汚染調査は本来県の食品衛生研究所の管轄だが殆どパンク状態で人手も測定機も追いつかない
◎日本人も食品汚染に気づき始め、野菜、緑茶に続いて牛肉までも被害
◎当の東電は「我々の仕事は原発の中だけで測定は国・地方行政の管轄でそれを手伝うだけ」と部外者を装う
◎大沢さんの農作物の検査結果を伝えると、細野原発担当大臣は狼狽えるだけ
◎グリンピースが同大臣に独自の調査結果を伝えると、原発から55キロ離れた場所で魚の半分が基準の500Bq/Kgを大きく上回る数値で海洋汚染が拡大していると指摘
◎日本人の主食の米にも汚染が広がり、大沢さんの土壌調査結果一度目は合格、二度目は公表されず、自費で独立の研究所に測定を依頼したところ、53,000Bq/Kg(基準値の7倍)のセシウム137が検出
◎福島の市民にはこうした数値は知らされず、空中線量が下がって以来、通常の日常生活に戻り、今や子供の被爆基準が20ミリシーベルトに引き上げられた騒ぎは忘却の彼方に
◎日本は正に原子カムラの国で権力を握る電力会社・政治家・官僚が原発のあらゆるスキャンダルを隠蔽し、大事に至らないことを強調してきたが、今回も数兆円ビジネスを守るために同じ手段を用いている。
◎大沢さんは自己の被曝量調査を福島大学に依頼したが拒否され、同氏の友人が近隣県の病院に問い合わせたが、「福島県知事から福島県民の診察を受け入れないよう指示されている。」と聞いた。(県はそれを否定)
◎原発から80キロも離れた大沢さんの自宅で90マイクロシーベルト/Hを計測し、農業継続を断念した。
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ここ報じられたとおり、仮に福島県が住民の被爆検査を拒否した上に、近隣県にまで指示していたとすれば、これは最早、行政や病院による“事実隠蔽のための潜在的殺人行為”と看做さざるをえない。また原発から80キロも離れた大沢さんの自宅の土から90マイクロシーベルト/H計測された事実をどう受け止めるべきか、是非野田に詰問してみたいものだ。これは人が住める状況ではなく、ここで産出された食品は全て「もはや食べ物ではなく放射性廃棄物」だとの表現が相応しいのだと思う。
海洋汚染の実体を政府に訴えているグリーンピースが、それを裏付ける独自の調査結果を報告しているが(
プレスリリース - 2011-08-29 福島市内の保育施設、高等学校、除染後でも高線量を測定 ――グリーンピースの放射線調査で http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/pr20110829/)、これによれば、
・除染後にもかかわらず高等学校から一般道に通じる場所で1時間当たり1.5マイクロシーベルト(地上1メートル、地上10センチでは毎時7.9マイクロシーベルト)を、同じく除染後の保育施設でも、1時間当たり0.82マイクロシーベルトを計測
・除染後でもグラウンドの放射線量は平均値で約毎時0.5マイクロシーベルトであり、年間にすると4ミリシーベルトになり、チェルノブイリ周辺国の基準で『避難の権利』が認められる年間1〜5ミリシーベルトに該当
これからも福島及び大気拡散で放射能が飛び散った影響地域では即刻避難すべきレベルであることが判明しており、況してやその汚染地域せ生産された食品が行政の「怪しい検査」をパスして全国にバラまかれるなどオカルトにも等しい。もう国民を騙し続ける権力に期待や絶望を抱くことなく、権力に対して「怒号の声」をあげて、早急の救済及び対応具体策を迫るとともに、政府・東電・官僚等に対し責任を求める糾弾が何よりも重要なことではないだろうか。
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