http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/828.html
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広河隆一氏のDAYSフォトジャーナリスト学校の卒業生である
小原一真氏が福島第一原発に潜入取材。
そのレポートはDAYS JAPAN 9月号に
「原発で初めて写真取材に成功/小原一真」
として掲載されている。
また、小原一真氏自身のホームページでも詳しく掲載されている。
福島第一原発での労働者達の実態が極めてリアルに詳細にレポートされている。
その小原一真氏にドイツのZDFが取材を行った。
そのニュースをNHKBSが紹介している。
福島第一原発労働者の実態を撮影:小原一真(独ZDF)
http://www.youtube.com/watch?v=YNZ3bFUGyq4
Fukushima: Heimliche Fotos schocken Tokio
Schockfotos: Heimlich im AKW Fukushima
http://www.zdf.de/ZDFmediathek/content/1419402
http://www.youtube.com/watch?v=3LNg79kc42Y
福島原発に初めてジャーナリストが入った!
http://daysjapanblog.seesaa.net/article/222331522.html
DAYS JAPAN 原発で初めて写真取材に成功/小原一真
http://www.daysjapan.net/index.html
http://www.daysjapan.net/bn/1109.html
KAZUMA OBARA
http://kazumaobara.com/index.html
Flontline in Fukushima
http://kazumaobara.com/2011/08/flontline-in-fukushima.html
未だ収束の目処が経たない福島第一原発。
震災から5ヶ月経過した今でも東京電力は
ジャーナリストの取材を禁止し情報統制を行っている。
福島第一原発1号機建屋から直線距離で200メートル程北西に位置する免震棟。
ピンク色のシートに壁面と床が覆われた中に入ると
すれ違った男性の胸ポケットから線量計の警報音が鳴りだした。
免震棟内の各部屋の壁にはその部屋の線量が書かれたものが掲示されている。
そのほとんどが毎時15マイクロシーベルト以上の測定結果を示しているが、
測定時期が4月のものも未だに更新されずに掲示してある。
午前7時半。同行した作業員の第一回目の作業が始まる。
作業は屋外で1時間行われ、その後、一度免震棟に戻る。
1時間の休憩時間が与えられてはいるが、スクリーニングや防護服を
再度装着する時間を考慮すると実質の休憩時間は30分程度。
1時間の作業時間と1時間の休憩時間。
これを一日に3回繰り返し、この1日の作業は終了する。
2回目の作業が始まる9時半過ぎ、作業員と同じ服装で免震棟の外に出た。
防護マスクをつけて20分程度で鼻の奥にツンとした痛みを感じた。
呼吸が非常に苦しい。30分で左後頭部が痛み始めた。
酸素が足りないのか、マスクを強く締めすぎたのか。
1時間が経つ頃には頭部の痛みが限界に達し、マスクを外したい衝動に駆られた。
午前11時半。2回目の作業を終えた作業員が免震棟に戻ってくる。
疲れきった作業員たちが床の上に敷かれた銀マットの上で所狭しと横たわっている。
銀マットからあぶれた何人かの若者たちは廊下に体育座りで仮眠をとっている。
頬が赤く、あどけなさの残る青年もいる。
朝のうちは談笑し余裕が見られた作業員たちだが、
この時間帯は会話も少なめになり、ただ体力の回復に努めているように見えた。
8月1日、1号機と2号機の間の排気筒付近で1万ミリシーベルトが検出された。
しかし、この日も作業員はその事実を知らされないままたんたんと働いていたという。
震災から5ヶ月以上経っても見えてこない作業の実態と作業員の顔。
どのような人間が私たちの日々の生活の安全を支えてくれているのか。
そして作業員の安全は確保されているのか。私はそれを知りたかった。
匿名報道が一般的になってしまった作業員に関するニュース報道。
私たちは自分の生活を守ってくれている人間の顔を隠さなければいけない
状況をもっと重く受け止めなければいけない。
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