東電福島原発、２００８年に「津波１０ｍ」試算　
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110823-00001155-yom-soci

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、東電が、同原発に従来の想定を超える１０メートル以上の津波が到来する可能性があると２００８年に試算していたことを、政府の事故調査・検証委員会（委員長＝畑村洋太郎・東大名誉教授）に説明していたことが分かった。

　東電はこの試算結果を非常用ディーゼル発電機の位置を高くするなどの津波対策に結びつけていなかった。速やかに対策が取られていれば、今回の事故被害を小さくできた可能性もあり、事故調は詳しい経緯を調べている。

　東電は、土木学会が０２年２月にまとめた指針「原子力発電所の津波評価技術」に基づき、福島県沿岸部に津波を引き起こす地震は１９３８年の「塩屋崎沖地震」が最大級だと仮定。同原発での津波の高さを最大５・７メートルと計算し、冷却水（海水）をくみ上げるポンプの電動機の位置をかさ上げするなどの対策を取ってきた。だが東日本大震災で襲来した津波は１４〜１５メートルに達したため、非常用発電機が浸水して全電源を喪失し、炉心の溶融を招いた。

　国の耐震設計審査指針が改定された０６年９月、経済産業省原子力安全・保安院は電力各社に、各原発の耐震安全性を再評価（バックチェック）するよう指示した。関係者によると、これを受けて東電は０８年夏、福島第一原発で想定される津波の高さについて新たに試算していた。 最終更新:8月24日(水)3時3分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110823-00001155-yom-soci.view-000
（福島第一の階段構造の図）

ただし、これには私が問題としている車用の坂道３本が書かれていないし、
４号機の防波堤の無い部分などの問題性が指摘されていないようだ。

くわしくは、
海からの直線的かつ無防備な坂道を持つ原発の津波に対する脆弱性の証拠に使えるだろう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/786.html
　

コメント
01. 2011年8月24日 19:24:02: ddycvP08Zr 福一、地震で緊急炉心停止。その後、津波による全電源喪失で 始まったメルトダウン、水素爆発、メルトスルー…今も絶え間 なく、放射性物質拡散と放射能汚染。 ちょっと待て！ 津波の前に、地震で既に冷却用配管損傷・破壊が起こっていて、 にもかかわらず、原発震災を津波被害にすり替える。 いい加減にしろ。全ての破局は地震と共に始まったんだ！ 津波の高さが想定外…冗談も休み休み言え、地震被害はどこへ 行った。津波除けの堤防作ったら、原発稼働できる、したい？ 津波以前に全ての原発は持たないことを忘れてはならない。 原発利権マフィアのしたたかな計算、ゾンビ共の跳梁跋扈を 許すな！
02. 2011年8月24日 20:09:02: JM1ZpWQENY 東電グループのある人間が、「津波で非常用電源が 全てダメになったのが、痛かった」と。 そうじゃないだろ。 全電源喪失以前に地震の直接的被害で、配管損傷、 破壊され…冷却水漏れから、始まったメルトダウン。 原発利権欲しさに、原発再稼働を目論む。 勲章欲しさに、本土決戦、一億玉砕を叫び、継戦を 目論んだ旧軍人たち。 国民の生命と安全をこれ以上脅かすな！ 日本を滅ぼすつもりか。
03. 2011年8月24日 21:15:56: zjhfxnc61c >01>>02 確か、送電用の鉄塔が倒壊している写真を見ましたが。 原発外でも終了していたはずですよね。
04. 2011年8月24日 21:59:50: JM1ZpWQENY 〉03 その通りです。 事実を隠蔽し、捏造しまくる国、経産省、東電、 マスゴミ…原子力ムラの住民ども。 どうしようもない原発利権マフィア。 国が滅びようが、国民が死に絶えて電気使う者が いなくなって税金、電気代はいらなくなろうが、 自分たちの利権しか頭にない。 触れる物全て金に変わり餓えて死んだ古代ギリシア 神話の王がいた、それと同じ！
05. 2011年8月24日 23:18:56: oWbillhalg 津波の話を強調するのは結構だが、原子炉破壊の一義的原因は、地震で再循環ポンプなど配管破断、復水器配管（再循環ポンプ配管と共用してる）破断し、電源があろうがなかろうがダダ漏れして給水がまったく不可能になったことだ。 配管破断で水が噴き出したり天井からボルトがバラバラ落ちてきたなど、地震で建屋内が滅茶苦茶だったという作業員の証言もある。 津波が来るまえにすでに致命的だったのだ。惨事の原因は地震である。
06. 2011年8月24日 23:25:16: czgXAEQpzY 電源があってもその前に配管がブチ切れていたのなら電気があっても役に立たない。 今回、地震の揺れそれもせいぜい震度６で致命的打撃を受けたと見るのが正解だろう。１号機から４号機まで全滅なのだからそう見ざるを得ない。 近い将来見舞われる東海大地震により浜岡原発が再稼働していれば大きな被害が出ることはほぼ確定的と見る。影響はもろに東京から名古屋に及ぶ。一時停止させていたとしても燃料はあるわけで安全とは言えない。 再鼓動させると言っている者の頭ぼ構造を疑わざるを得ない。
07. 恵也 2011年8月25日 11:31:31: cdRlA.6W79UEw : f2QPNi9WDg >>　福島県沿岸部に津波を引き起こす地震は１９３８年の「塩屋崎沖地震」が最大級だと仮定。 ひどい仮定だ。 日清戦争直後の1896年明治三陸地震に３８．２ｍの津波が岩手県綾里で 観測され、2万人が死んでますし、1933年昭和三陸地震でも大きな津波が 来てます。 綾里では昭和三陸地震後に大規模な高台への住居移転を行ってます。 東日本大震災では１０ｍくらいの津波で綾里では被害は少なかった。 たった115年前の津波を想定しないなんて、人災だよ。 ーーーー引用開始ーーーー 日本の沿岸地震では、ほんの100年前ほどの1896年（明治29年）の明治三陸 地震津波で、岩手県沿岸の綾里（りょうり）では38.2m、吉浜（よしはま）24.4m、 田老（たろう）14.6mの津波高さが記録されている。 http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/236.html >>01　津波の前に、地震で既に冷却用配管損傷・破壊が起こっていて、 1号機は配管がズタズタになったようだ。 その為たった24時間で爆発してしまった。 2号機は87時間後 3号機は68時間後 配管では2号機がダメージは少なかったと思う。 3号機はＭＯＸ燃料を使ってたために、発熱量が多かった。 しかし４機とも爆発させてしまうとは東京電力の技術力って、屁みたいなものだね。 たかが電気を作るのに、こんなに危険な発電方法を選ぶなんて言語道断。 ダイタイ鉄塔までひっくり返るような設計と工事しか出来ない科学技術しか持たないのに。 >>06　せいぜい震度６で致命的打撃を受けたと見るのが正解だろう。 福島原発は震度4の花瓶が倒れるくらいの地震で、ボロボロ壊れた実績があります。 東電はロクナ対策をしてなかったんだろう。 ーーーー引用開始ーーーー 震度６だの７だのという激震に襲われても、この程度の破損で済んだというのでし たら「原発の地震対策は電力の主張どおり万全に近い」と評価するにやぶさかではな いですが、たかだか震度４程度でばらばらと壊れる原発をみていると、いったいこれ らが震度６だとか７だとかに遭遇したらどうなるのかとぞっとすると共に、おのれら 一体何をしているんだとあたまにきますわ。 http://fenv.jp/20030331/topics/20000729a_nucs.htm

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