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「原発」に無力だった司法の状況(BLOGOS) 司法が原発推進派であったことをを隠し、無力を正当化しているだけのこと
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/771.html
投稿者 スカイキャット 日時 2011 年 8 月 24 日 00:39:52: 3nXimNhwS3/Ls
 

司法に責任逃れは許されない。
ただそれだけのこと。
原発推進側の力が強かったから、原発を止めることができなかったなどと言う戯言を言う前に、
原発推進派一味であったことを白状すべき。

★本文
http://news.livedoor.com/article/detail/5804121/
 このほど結成された脱原発弁護団連絡会議の河合弘之代表が、8月9日に開かれたシンポジウムで、今年3月11日以前、原発差し止め訴訟が実に20連敗で全敗状態だったことについて、4点の理由を挙げて、分かりやすく説明しています。

 一つ目は、数10年にわたり、数千億円が投入されて繰り返された「電力必要・安全キャンペーン」が国民と裁判官に完全に浸透していたこと。資源小国、原発必要論か国民を完全に籠絡し、裁判官は予断と偏見を持っていた、と。結果原発を危ないという人はありもしないことを大げさにいう変わった人、「狼少年」で、その弁護士も「狼少年」の弁護士だったとしています。

 二つ目は、設置許可や、安全評価審査指針、耐震設計指針をパスしていればOKとなってしまっていた原発側の安全立証。

 三つ目は、争点ごとに原発に有利な書証を絨毯爆撃のように出してくる山のようにいる御用学者の存在。これに対し、「御用学者ではない良心的な学者」を見つけるのは大変で、反論はゲリラ的なものにならざるを得なかった、と。

 そして、四つ目は、行政の考え方を尊重すべしとする最高裁の裁判官に対する上からの締め付けと、裁判官のことなかれ主義、としています。

 この状況が、福島原発事故で一変した、と河合代表は言います。原発キャンペーンの威力はなくなり、裁判官は住民側の警告の真実性を心と身体で感じ、許可や指針のパスがお墨付きにならない、と分かった、と。御用学者のいいかげんさは明らかになり、安易な認容判断を出して事故が起きてしまった場合の責任を考えて、慎重な姿勢に変わったとしています。

 これが、まさに司法の場において、原発という存在がどうにもできなかった現実、別の言い方をすれば、危険な状態を回避するのに無力だった司法の現実であると思います。

 逆に、推進する側からすれば、これが危険であるという主張を排して、原発を強行するために必要だった環境であり、ある意味、そのために作られた環境のようにもとれます。河合代表の指摘には、直接は挙げられていないものの、この環境を作るのに大マスコミが大きな役割を果たしていることはいうまでもありません。

 それはある時は、前記国民籠絡キャンペーンで積極的な協力という形で、ある時は、真実や「狼少年」側の声を取り上げない不作為という形で、環境づくりに貢献してきたととることができます。

 そして、やりきれない気持ちにはなりますが、冷厳な事実として受け止めなければならないのは、こうした不正義な環境がひっくり返り、司法がいわば正義に向かって機能し始めるためには、今回の大震災と福島原発事故というこの国の国民の被害と不幸が必要だった、ということです。

 どんなことでもそう、それが現実といってしまえば、それまでですが、それでもこれは望ましい形ではない。いうまでもなく、国民の被害と不幸が発生するまで、この不正義な環境は、危険な状態のまま、事態の発生を回避できるのにしないまま、えんえんと存在しているからです。あの日、震災と原発事故がなければ、この国は今も間違いなく原発推進にひた走り、反原発派が連敗を続けていることを少し想像しただけでも、この環境の不気味さがより浮かび上がってくる気がします。

 原発だけではありません。その規模、影響の大小違いがあっても、こうした作られた環境に阻まれ、司法でも社会でも、危険への警告が届かず、現状の政策が続く局面が沢山あります。そのいくつもの「必要・安全キャンペーン」に対しては、われわれができることは、時に権威に対しても疑い、「狼少年」にも耳をかし、自分の頭で考えることから始める以外にありません。  

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コメント
 
01. 2011年8月24日 01:09:05: 3ToHRL9Yuk
原発稼働を認める判決を出した後、電力会社に天下った最高裁の判事がいる。
贈収賄があったと疑われて然るべき事案である。

02. 2011年8月24日 05:30:49: oWbillhalg
言語団は甘い。敗訴してきたのは、裁判所や裁判官が原発安全キャンペーンが洗脳されたいたためでも、安全審査による立証でも、御用学者の攻勢でもない。

人間のやることに絶対安全などあり得ないという宇宙的摂理、明治大津波など歴史上の事例を無視した想定出来るものさえ想定しないいい加減基準、経歴を知れば原発推進派であることが明かな学者に公正性などあり得ない事実など、原発を反対してきた一般人でも知っていたことであり、数々の原発訴訟に携わってきた裁判官がそういった疑惑の声があることを知らないハズはない。

裁判官は原告、被告双方の法廷証言や立証だけで判断を下すのが仕事ではない。裁判官が原告、被告双方の証言や立証の信頼性に疑問をもてば、それらの信憑性を確かめるため裁判官の裁量で、第三者の意見や見解を求めながら判断を下していくというのが法廷指揮だ。しかし原発訴訟もそうだが、沖縄密約裁判や、国策捜査などでも判る通り、国策裁判となると100%といってよいほど、告訴側の証拠を合理性もなく無視したり、争点をはぐらかした判決をだしたり、別件に問題をすり替えて告訴側の信頼性を毀損したりして敗訴にするという手口を使ってきた。

沖縄密約問題でもあとから米公文書が出てきて密約の事実が合ったことが証明されたが、裁判中、状況証拠は極めて密約の存在を示唆するものだったが、それにも係わらず米公文書など事実関係を裏付けるものを収集する助言する法廷指揮もしなかった。公正な裁判官なら疑惑が濃い場合はそういう助言もするハズだ。

このように裁判所、とくに最高裁はこのような悪徳裁判を積極に行っている。その背景は腐敗官僚財務省、腐敗議員の国会(に事実上予算を握られているため、それらの犬に成り下がっていることと、それらの手先の最高裁事務総局に裁判官の出世(棒給及び地位)を握られているからだ。裁判所の顔が悪党国家のほうに向いているということだ。

裁判所自体の独立も無い上、裁判官の独立性さえないのが原発訴訟にしてもなんにしても国策裁判は連続敗訴の根本原因なのだ。

ちなみに米国連邦裁判所は、国、議会からの独立性を担保するため予算案の作成及び執行とも、裁判官で組織する合衆国司法会議とその内部に作られた裁判所事務局が行う制度になっている。

尻の青い優等生の答えような脱原発弁護団連絡会議の敗訴原因の指摘などは、腐りきった日本の裁判所の現実を何も見ていない証拠だ。こんな甘ちゃんではまた敗訴の連続で愚痴をこぼすのがせきのやまだ。

というか弁護団もそういう腐敗構造が連戦連敗の原因と判って言っているはずで、そうであれば、弁護団は裁判所と馴れ合いの商売人で訴訟参加の人々を愚弄するものだ。いくら弁護団をたてようと連戦連敗なのは当たり前なのだ。ま弁護といえども所詮は商売だから勝とうが負けようが訴訟仕事増えればそれでいいということだ。

TTPで米国が、日本の弁護士試験は適用せず外国弁護士を日本国内で商売させろと厚かましいことを言っているが、それに関してでは日本人弁護士も米国で商売をさせろという話題になったとき、日本人弁護士など解禁したところで米国じゃ通用しないと言われる始末だ。



03. 2011年8月24日 05:53:50: 5kWXNyry4E
秦の始皇帝は、「焚書坑儒」ということをやった。

気分的にはわからなくもないようになった。


04. 2011年8月24日 07:16:40: 1dy4Ed1kZw
司法がちゃんと仕事しなかったってこと。
最高裁では必ず市民が負けるし。

*別に原発だけじゃないよね。
 諫早湾だって、高尾山だって
 特に環境問題に関しては、司法は判断を投げてるよ。

司法は独立してないんだ。この国は。
自分の無能を棚に上げて、「狼少年」呼ばわりはやめてほしい。
歴史が証明したときは手遅れなんだよ。


05. 2011年8月24日 11:37:20: z5uQPVPWWg
三権分立は表向きで、裏で糸を引いている大きな権力があるという事。
いわゆるトロイカ体制そのものですね。

06. 2011年8月24日 14:05:37: h6cbKB908I
司法は独立どころか、官僚の手のひらにある。

最高裁判事が司法資格を持たないってあり?、というのは外務省官僚が1人
司法には何ら経験がないまま最高裁判事になっている。
で、時の外務省官僚と対立していた鈴木宗男の裁判を裁いた。結果は言うまでも
ない。

悪徳資本家、悪徳政治家、悪徳役人、などいろいろいるが、真っ先に手をつける
べきは、最高裁判所だ。ここをおさえないと話しにならない。


07. 2011年8月24日 14:42:14: CgPxaWt6OI
 『悪の元締め』奴らの使い走り→最高裁事務総局配下の売国奴官僚ども、中でも特捜検察・財務省や米国務省東京出張所のチンピラ小役人どもが、下請けデマメディア・マスゴミ賊団=NHKや朝日・ゴミ売り新聞・テレビ等々をリーク記事で操っていることはB層諸兄に周知の通り。
 ∴(=故に)テレビ・新聞の予約購読料・受信料→宅配を廃止・中止することが、世の為・人のためになすべき、我が日本国民たるB層諸兄の第一歩である。

08. 2011年8月24日 21:31:46: oWbillhalg
02訂正

× 言語団
○ 弁護団


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