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狭山 足柄 大騒ぎになったお茶は大丈夫か [際限なき放射能汚染 日本の食が危ない!]
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2011/8/23 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
9月には3番茶の収穫が始まる。今年の春、埼玉県の狭山茶、神奈川県の足柄茶と、日本茶の有名ブランドが次々と放射性物質の影響を受けた。中でも、福島原発から約400キロも離れた、お茶の生産ナンバーワンの静岡県から放射性物質が検出されたことは、世間を大きく揺るがせた。コメ同様、家庭の食卓に毎日欠かせないものだけに不安はぬぐえない。なぜ、お茶の汚染が拡大してしまったのか。静岡県茶業会議所・専務理事の中田義廣氏がこう言う。
「なぜ、お茶から放射性セシウムが検出されたか、国の研究所で茶樹の汚染メカニズムを調査研究しています。それによると、生葉(新芽)から検出された放射性セシウムは、土壌中から吸収されたものではなく、昨年芽吹いた葉である古葉に付着したものが葉面から吸収され、新芽に移動したものと推定されています」
静岡県は、1番茶の製茶から暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された、静岡市藁科地区の1工場で生産された2番茶の生葉と荒茶を検査し、今月5日、いずれも規制値を下回ったと発表。
出荷自粛を解除した。これで、1番茶が規制値を上回った藁科地区の6工場の2番茶すべてが規制値を下回ったというが、安心はできない。
◆関係者は対策に必死だが、3番茶からも規制値超えセシウム
「静岡県では3万4000トンの荒茶を生産しています。静岡茶を安心して飲んでいただくために荒茶を生産する県内19産地において、サンプリング調査を行い、全ての地点において食品衛生法に基づく暫定規制値を下回ったことを確認しています。技術対策として、放射性物質が付着したと考えられる葉を刈り落とす、また、土壌改良もしています。そうすることで来年の1番茶には放射性物質が検出されないとして勧めています。大半の農家さんには実施してもらっています」(中田義廣氏)
生産側の努力により少しずつ改善しつつあるようだが、関係者の努力をあざ笑うかのように7月下旬、小田原市で栽培された足柄茶の3番茶で荒茶を検査した結果、セシウムが最大670ベクレル検出されたのだ。フクシマの放射性物質放出が止まらない限り、汚染そのものはなくならないのだ。
ただ、茶葉の場合、基本的には取る時期ごとに、汚染は減っていくとみられている。
食の安全の専門家で「放射能を防ぐ知恵」の著者の小若順一氏がこう言う。
「一般的にお茶については、1番茶と比べ、2番茶の放射性物質の汚染度は3分の1に落ちています。3番茶はさらに3分の1。来年にはその半分くらいに減り、安心して飲めるようになるでしょう」
とはいえ、厄介な問題もある。
「産地がわかっていないものに関しては要注意です。暫定規制値が500ベクレルなので、混ぜれば売ることも可能です。混ぜて規制値以下にして売っている業者も多い。これが問題なのです。ブレンドすると、どこ産と表示しなくていい。産地表示があるかの確認は大事です」(小若順一氏)
どこで誰が作ったのか、どんな対策をしているのか。こまめな情報収集が重要だ。
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