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(回答先: 放射能が舞い、余震が打ち続く地震列島で原発再稼動の寝言が通用するはずがない(政治板) 投稿者 愛国改善党 日時 2011 年 8 月 18 日 15:23:08)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1764347284&owner_id=
福島の原発で事故が起きたことを知らない日本人はいないが「今、どうなっているのか」を知っている日本人は極めて限られている。私も知らない。
「核燃料は原子炉をメルトスルーした」ことが公表されている。これも、「した可能性がある」という公表ぶりで「した」という断定ではない。
だが、核燃料を格納するための特殊構造を持つ圧力容器に、制御不能で高温になった核燃料により穴が開いたのだ。メルトスルーした高温の核燃料が格納容器にとどまっているかというと、おそらくそんなことはありえない。
圧力容器に穴を開けるほどの高温であるなら、ただの外側の覆いでしかない格納容器など、ひとたまりもないだろう。格納容器の厚みは3センチほどしかないのだから。
したがって、実際は、メルトスルーではなく、核燃料が完全に外部に流れ出てしまった可能性が高い。
早い話、今現在、核燃料がどこにあるのか分からない状態だろうということだ。
地下にしみこみ、地下水にさらされ、そこで段々と低温になっているのかもしれない。
ということは、地下水により広範囲に拡散してしまい、もう止めることはできない状態になっている。
我々が報道で知る事故対策は、冷却装置を修理して稼動させるという、目で見える部分の、いかにも対策を打っていますというもっともらしい対策でしかないが、地下水が高濃度に汚染されていれば、その対策は無意味であることは言うまでもない。
そして、残念だが、たぶん、無意味な状態にもうなっている。
その一番の原因は、国の動きがあまりに遅かったこと。民主党内閣の犯罪的遅さだ。
東電は電力会社だ。設備を使って発電し、送電することが仕事だ。放射能汚染対策に秀でているはずがない。しかし、事故対策を東電に押し付け、政治は迷走に迷走を重ねた。
その結果が今であり、おそらく何年後、何十年後に異常が人体や動植物に発現する。
放射性物質で大騒ぎしているが、ヨウ素の半減期は8日、セシウムは2年でしかない。軽いので空気中に拡散しやすい。しかも簡単に除染可能だ。
だが、もしも、重金属であるストロンチウムやプルトニウムが、福島から遠く離れた場所で検出された場合、それは、地下水が高濃度に汚染され拡散したことを意味する。
プルトニウムの半減期は、なんと2万4千年である。制御不可能な猛毒であり、そんなものが身近にあれば、放射線により遺伝子情報は当然に破壊され、死に至る。そして、やがて人間らしからぬ者が出現するだろう。
民主党政権は犯罪的行為を行ったが、菅直人首相が思いつきで言った「脱原発」は正しい。
機械は必ず故障する。自然の巨大災害には太刀打ちできない。当たり前のことだ。
制御不能になった核燃料は、人間の手ではどうにもできないのだ。
各地で原発が運転停止しているが、だから安全というわけではない。
中の核燃料に対する低温制御ができなくなれば、福島と同じ事態となる。大地震、津波など巨大災害で原発の構造物や電力設備が破壊されれば、もうコントロールできなくなる。
北海道の泊原発の営業運転再開を北海道知事が認めた。
喜んだのは、誰か。
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