http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/616.html
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福島第一原発から現在大気中へ排出されている放射性物質のモニターをきちんとするべきだ http://gendai.net/articles/view/syakai/132121 に日刊ゲンダイの「【米国の原発専門家が緊急警告(上)】福島原発周辺40キロの住民は避難すべきだ」と言う記事が載っている。そこには「今後10年でがんを発症する人は100万人単位になるかもしれません。最初の5年で甲状腺がんや甲状腺異常が顕著になります。次に50キロ以内の地域で肺がんの発症率が今よりも20%上昇するでしょう。この数字はノースカロライナ大学の免疫学者スティーブ・ウィング助教授が算出した数字です。そして10年で骨腫瘍や白血病、肝臓がんも増えてくると思われます。」と記されている。 この記事がどの程度信頼性があるか、自分には判断ができない。ただ、その前提となるべき事実が少なくとも公開されていないのは事実だ。それは、現在もなお福島第一原発からはかなりの量の放射性物質が放出されていて、その量や種類が公表されていないと言うことだ。そもそもきちんとモニターされているのかどうかも分からない。 モニターの方法は幾らでもあるはずだ。例えば小型の無線操縦のヘリにエアーポンプにろ紙をつけた装置を装備して、原発上空を毎日10分間ぐらい飛行させ、それで得られたデータから少なくとも大気中へ排出されている核種の調査はかなりきちんとできるはずだ。また、一日の排出量を推定することもできるはずだ。 これから秋になるにしたがって、風向きは北風に変わってくる。完全に冬になれば西高東低の西風卓越になり、ほとんどは太平洋上へ流れるが、それまでは風向きが不安定に変動する。 http://www.asyura2.com/11/lunchbreak49/msg/706.html には「飯館村でネプツニウム239数千ベクレル検出・livedoor(福島県民は、遅い行政をあてにせず、新天地を目指すべきです)」と言う記事まで載っている。この内容についてはかなり疑いを持っているが、もしこれが本当なら、福島第一原発の原子炉建屋の下部で再臨界が起こっていることになる。 ともかく、今の状況は本来出てくるべき情報が公表されていず、どんどんと一般市民の関心が無くなっている。しかし、だからと言って放射性物質の汚染が無くなるわけではなく、また、大規模な地震による原発震災が今後近い未来に起こらないと言うことでもない。 背後にあるのは、アメリカの資本家や軍部による日本破壊計画ではと思いたくなる。現実に、イラク、アフガニスタン、エジプト、リビヤとアメリカ資本主義によって生贄にされた国はこの数年でもかなりある。 今のような状況が続くと、単に、晩成障害による被害をどんどんと拡大するだけだし、やがてやってくる次の原発震災によって日本全体が破滅することを避けれなくなるだけだ。このことを今の政治家はきちんと考えて行動するべきだ。だけど今の岡田克也や前原誠司がのさばっている日本の状況を見ると無理かなとつい思ってしまう。まあ、結果は数年の内に出る。その時、岡田克也はどんな顔をしているのだろうか。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<635>>
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