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ネットで話題の熱血学者がバクロした真実
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2011/8/16 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「彼こそ原子力保安院長に!」
「彼を保安院長に!」
ネット上でこんな声が高まり、次期首相に要望書を出すための署名活動が行われている。院長就任が期待されているのは東大先端科学技術研究センターの児玉龍彦教授(58)。内科医であり、東大アイソトープ総合センター長も兼ねる児玉教授は内部被曝研究の第一人者として知られている。原発事故後は福島県南相馬市に何度も足を運び、除染作業を行ってきた。
一躍脚光を浴びたのは、7月27日の衆院厚労委員会だ。参考人として呼ばれた児玉教授は「7万人が自宅を離れてさまよっている時に、国会は一体、何をやっているのですか!」と国会議員を叱り飛ばした。
8月10日には、みんなの党の勉強会に招かれ、「広島原発20個分の放射能がまかれ、すでに政府の不手際で多くの人が放射性ヨウ素を取り込んでしまった」こと、「もうこれ以上、セシウム汚染を出してはいけない」ことを力説。その途中、「国土を守って、子供を愛して……」と涙ぐみながら、こう訴えたことがまた、話題となった。
「私はアイソトープ総合センターで放射能に関する厳しい規制を守ってきた。ところが、国と東電が(放射能を)まいといて、その途端に、別の安全基準を決める。これは何なんですか! 安全基準の議論なんて今言っている連中は、みんなウソつきですよ!」
この勉強会では、改めて菅首相のデタラメも発覚した。現行法では規制が多く、放射能の除去、運搬ができない。児玉教授らは法律違反を承知の上で、南相馬から放射性物質をドラム缶に入れて持ち帰っている。児玉教授はすぐに法律を変えるべきだと訴え、「原子力災害対策本部長・菅直人あてに手紙を出した。しかし、今日まで何の返事もない」というのだ。
「福島では総理の命令で1700人の子供が線量の低い方から高い方に、1日100万円かけてスクールバスで移動している。まずいと思って、原子力災害対策本部長・菅直人にメールを送ったが、まだ何の返事もない」という話もした。
こういう人こそ、原子力保安院のトップに据えるべきである。元経産官僚で政策工房社長の原英史氏もこう言う。
「政府は保安院を経産省から切り離すと言うが、組織の再編となると時間も手間もかかる。それより、トップを代えれば組織は大きく変わる。社保庁長官に損保ジャパンの村瀬清司氏を起用したように、政治主導で外部から院長を連れてくればいい。院長はこれまでのように経産官僚ではなく、医の人である児玉氏が適任だと思います」
ネットでの盛り上がりに慌てたのか、菅はきのう(15日)、児玉教授に会って意見を聞き、「総合的な話し合いができてよかった」とか言っていたが、今さら遅い。
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