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いつも拝見させていただいております。
「大阪湾フェニックス計画」、つまり、「被曝がれき・被曝焼却灰の大阪湾埋め立て処分計画」に関して調べたことを、この場をお借りしてご報告させていただきます。
大阪湾フェニックス計画の埋め立て候補地と処分量は、以下の通りです。
(1) 泉大津沖埋立処分場(大阪府泉大津市夕凪地先)埋立容量 3100万立方メートル(m^3)
(2) 大阪沖埋立処分場(大阪市此花区北港緑地地先、USJ付近)埋立容量 1400万m^3
(3) 尼崎沖埋立処分場(尼崎市東海岸町地先処分場)埋立容量 1600万m^3
(4) 神戸沖埋立処分場(神戸市東灘区向洋町地先処分場)埋立容量 1500m^3
被曝焼却灰の処分に関して、これまでに8,000ベクレル/kg以下の埋め立て処分が認められていました。
8月10日、環境省は8,000〜100,000ベクレル/kgの焼却灰が地下水等に流出しない事を条件に、埋め立て処分を認めました。
この100,000ベクレル/kgを放射性ヨウ素と放射性セシウムに限定して、簡易的に計算しますと・・・
100,000(ベクレル/kg)÷100=1000(μSv)
1000(μSv)÷365(日)÷24(時間)≒0.11416(μSv/h)
つまり、1kgあたり約0.11416μSv/hの放射線を放出する焼却灰の埋め立てが認められたことになるようです。
次に、実際に「泉大津沖埋立処分場」で処分可能な量を計算します。
処分可能な量が31,000,000m^3です。
簡易的に、1m^3=水1000リットルとすると、1m^3あたり1000kg処分可能だとすれば、31,000,000,000kg(310億kg)が埋立焼却灰の総量となります。
元がどれだけの放射性物質を含み、どれだけの線量を放出するかが問題だと思いますので、計算します(薄められても危険性は消えず、長期的に影響を及ぼす事は明白です)。
0.11416(μSv/h)×31,000,000,000(kg)=3,538,960,000(μSv/h)=3,538,960(mSv/h)=3,538.96(Sv/h)
つまり、埋立焼却灰(総量)は、合計すると1時間あたり約3,539Svの放射線を放出することになると思います・・・
他3か所の埋め立て処分場からの放射線量も加えると、大阪湾とその周囲は全滅する危険性があります。
被曝焼却灰で作ったコンクリートの埋め立ても許可されましたが、コンクリートの除染が可能か、常識的に考えたらわかる話です。
埋め立てる前に、埋め立て計画そのものを中止するべきです。
この件に関して、以下に各地域事務局の電話番号を記します。
本部事務局(大阪)
06(4803)5587
FAX 06(6445)8540
広域防災局 (神戸)
078(362)9818
FAX 078(362)9839
広域観光・
文化振興局 (京都)
075(411)0620
FAX 075(411)0621
広域産業
振興局 (大阪)
06(6614)0950
FAX 06(6614)0951
広域医療局(徳島)
088(621)2399
FAX 088(625)2156
広域環境
保全局(大津市)
077(522)5664
FAX 077(522)5664
広域職員
研修局 (和歌山県)
073(427)2380
FAX 073(427)2381
本部事務局への問い合わせにより、兵庫県の環境整備課(078-362-3279)が担当だとわかりました。
埋め立て処分がされていない現時点ですら、大阪府南部の海水浴場において高めのγ線量、β線量を検出しております。
いくら補助金を積まれても、引き換えができるレベルの話ではありません。
このような危険性がはらんでいても、市民の声を無視して埋め立てる自治体があるのなら許されることではありません。
詳細に関しましては、当ブログの「大阪湾で被曝がれきを処分」カテゴリーをご覧いただきますよう、お願い申し上げます。(http://kinkiosen.blog.fc2.com/blog-category-7.html)
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また、個人測定の結果であることを予めお断りさせて頂いた上で、某コンビニの生ハムからβ線を0.005cpm検出した事例をご報告させて頂きます。
ちなみに、大阪府南部のアスファルト路面からは、β線を0.001cpm程度(しか)検出しております。
生ハムからβ線を検出した動画は、以下のページからご覧ください。
http://kinkiosen.blog.fc2.com/blog-entry-426.html
個人測定・簡易的な計算であることを予めお断りした上で、簡易的にベクレル単位に直すと以下のようになります。
0.005cpm=0.00005μSv/h
0.00005(μSv/h)×24(時間)×365(日)=0.438(μSv)(年間)
0.438(μSv)×100=43.8ベクレル(50g)
生ハムは50g入りだったので、kgあたりのベクレルにするために20倍をします。
43.8×20=876ベクレル/kg
876ベクレル/kg前後の生ハムが流通しています。
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そして、「直ちに問題がない」線量、つまり「低線量被曝」による危険性が報告されています。
近年発展した遺伝子研究によって「低レベル放射線の外部被曝を受けた若年の(乳頭状)甲状腺癌患者において、第7染色体q11が増加する(ヒトの設計図である染色体が通常の2本ではなく、3本に切断される)」結果が、チェルノブイリで被曝した小児において確認されております。
詳細につきましては、長文になりますので、お手数ながら下記のブログ記事をご覧いただきますようお願い申し上げます。
http://kinkiosen.blog.fc2.com/blog-category-6.html
長文となり失礼いたしました。
最後までご拝読頂きまして、どうもありがとうございました。
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