セシウム、深さ１５センチまで浸透　郡山の水田
http://www.asahi.com/national/update/0812/TKY201108120641.html
2011年8月13日0時7分　朝日新聞

　福島第一原発の事故で同県郡山市の水田の土壌を調べたところ、放射性セシウムの一部が深さ約１５センチまで浸透していることが、東京大と福島県農業総合センターの研究でわかった。１５日付の学術誌「ラジオアイソトープス」に発表する。

　５月下旬に調べた。放射性セシウム１３４と１３７の８８％は深さ３センチまで、９６％は同５センチまでにとどまっていたが、深さ１５センチでもごく微量が検出された。

　またセシウムが溶けた水が深いところに移動する速度は水の千分の１程度と考えられていたが、実際には１０分の１程度と、予想より速いこともわかった。調査を担当した東京大の塩沢昌教授（農地環境工学）は「土壌などの撤去は、放射性物質が表面にあるうちに早くやる必要がある」と話す。（鈴木彩子）
　

コメント
01. 2011年8月13日 00:51:28: vYaTE3dzKU セシウムさんよりメタボなプルトさんはもっと地中深くで地下水脈を汚染中。
02. 2011年8月13日 01:09:55: RE24fqItMo 東日本の食材は終わった。何百平方キロにわたる大地をすべて除染することなど不可能。セシウムはこれから１８０年近く、環境中に存在し続ける。スラム街のような汚染された環境で東日本の人々は生きてゆくことになる。スラム街で安全な食材を手に入れるのは、大変で、所得が高くないと無理だろう。
03. 2011年8月13日 01:12:53: 9iokgWnsGE 水田といっても、放棄地なのか代掻きしたところなのかで見方が違う。そこいら辺りの前提条件がわからないので、新聞記事としての意味は無い。記者が無学だということだけがわかった。
04. 2011年8月13日 02:40:47: rjxbFHK7ho まあ土壌を入れ替えるのに膨大な金を使うより、汚染水田は全部埋め立てて 畑にでも転換したほうがいいでしょうな。米は余り気味なんだから。 （このためには、米作農家だけ戸別所得補償というあの悪制度の廃止が絶対に必要だが）
05. 2011年8月13日 06:50:50: Get9aY0xRA 事故初期の段階でさっさと土壌入換えしていれば表土５ｃｍ程度で済んだものを… 農家も放射能汚染の現実を直視しないで風評だなんだと逃げているからこういうことになる。
06. 2011年8月13日 06:52:27: Get9aY0xRA >>02 勝手にそう思い込んでろ。二度と俺たちの土地でとれたもの食うな。
07. 2011年8月13日 07:20:01: raChhXSqsA ０４さんへ 畑だったらOKという根拠は？ むしろ水田であるほうが（水で放射性物質は流れやすいから） 畑より土壌の利用価値はあると思っていました。 放射性物質は、目に見えない・体に感じないから、本当に厄介ですね。
08. 2011年8月13日 10:58:03: h69tTYryng 福島県の農業試験場は確か郡山に有ったな。 郡山はすでに放射線管理区域と言っても良い放射線量。 農業試験場の命は言わずと知れた土。 これが今回はほとんど汚染されてしまった。 福島は大農業県であり県の農業試験場も重要な役割を担っていたはずだ。 これが今後はかなり悲観的だ。 イネや野菜の新品種育成にしても土が放射線管理区域並では。。。。 やむ終えないので今後は農業放射線影響研究所として再起するしかない。 チェルノブイリでもウクライナ政府が医学や農業研究所を作った。 土壌の洗浄に関しては日本は雨が多いのでウクライナよりも希望が 持てると考える。 短期間に土と水を混ぜても溶け出すのが少ないのは当たり前。 これは時間がかかる。１０年程度をかけて少しずつ流し出すしかないだろう。 あるいはセシウムはカリとほぼ同じだから肥料のカリを多量に いれて押し出すのも手かもしれない。 いずれにしても日本の農業や環境の研究者はこれから多忙を極める。 農業や環境研究は斜陽気味で若い研究者も就職がなかなか無いようだったが ある意味ではこれは幸運な事故なのかもしれない。 ただ原子力研究者や技術者と同じで被爆は当然覚悟しなければならない。 年に１０ミリシーベルト程度の低線量被爆でもガンになる可能性は十分有る。
09. 2011年8月13日 11:13:29: xpqRhr8Lm2 >>セシウムが溶けた水が深いところに移動する速度は水の千分の１程度と考えられていたが、実際には１０分の１程度と、予想より速いこともわかった。 わかった時点で、政府は対策を講じてください。 国会議員は何をしているのですか？ お盆休みなのですか？ 苦しんでいる人々が、どんどん増えていきますね。嘆かわしいことです。
10. 恵也 2011年8月13日 19:54:12: cdRlA.6W79UEw : yVHiLBIvJI >>03　水田といっても、放棄地なのか代掻きしたところなのかで見方が違う。 バカかお前は！ 放棄地を水田なんて表現はしない。 今現にお米を作るために耕作してる場所を測定したんだよ。 放棄地なんか測定してもお金と時間の無駄使いに過ぎん。 >>05　事故初期の段階でさっさと土壌入換えしていれば表土５ｃｍ程度で済んだものを… それは無理な相談。 交通の便がよく平らな学校の運動場でさえ、莫大な人手と費用が必要で おまけに削った土の捨て場さえない。 それを段々畑の猫の額みたいな交通の便が悪く、建設機械も運転したことのない お年寄のお百姓さんにどうやって土壌入れ替えなんて出来るのか言ってみろ！ 土壌入れ替えなんてやったら、丸1年はお米つくりは出来ん。 お米を作るには田植えをする時期を逃したら、病気になったり害虫にやられたり して満足なお米は出来んよ。 アンタの話は空理空論に過ぎん。 >>09　わかった時点で、政府は対策を講じてください。 それは無理。 セシウムが水田の深部に流れ込んでは、政府に対策なんてない。 お金のない破産状態の政府に、そんなお金を生まない対策なんて出来はしないよ。 セイゼイ出来るのは水田の切捨て。

11. 2011年8月13日 22:37:22: SDKzYy5Yng 土壌の専門家が、アメリカの核実験時にはセシウムが黒雲母やバーミキュライトにくっつきやすいという研究結果を紹介されたりして、また、小出先生も汚染水からセシウムを取り除くのにバーミキュライトがよい、というお話をされていたような記憶があり、土壌の特定の物質に取り込まれるということで、田畑においては地下水まで行くような話には早々ならないと思っていたので、この記事には焦りました。 土壌の質にもよると思いますが、シロウトなのでよくわかりません。 何にしたって、除染の方法を開発するのに予算を割くこと、また、とりあえずは食品について検査をすること、この二つを国が決めて一日でも早く実行してほしいです。 ただ今現在そしてこれからも海にﾀﾞﾀﾞ漏れさせたり地下水脈にジカに浸透させてる原発本体からの現在進行形の放出については、打つ手なしという感じがします。
12. 2011年8月13日 23:04:45: rjxbFHK7ho >>11 もし福島原発周辺まで除染したら数百兆円かかるんですよ。 除染する地域とあきらめる地域を定義するのが先。 （以前から東電や政府から多額の交付金を受けていた地域は除染放棄でいいでしょうが）
13. 2011年8月14日 12:43:26: VvlwANks32 >>03 さん 　ご存じだったら、大きなお世話ですが、"作土深"で検索すると、15センチメートル程度のようですね。
14. 恵也 2011年8月14日 17:28:39: cdRlA.6W79UEw : gbZ1z59gHI >>11　海にﾀﾞﾀﾞ漏れさせたり地下水脈にジカに浸透させてる原発本体からの >>　　現在進行形の放出については、打つ手なしという感じがします。 間違い！ 民主党の馬渕議員も運動してたが、福島原発に地下プールを作れば何とかなる。 3つくらいドリルで穴を３０ｍほど開けて、土とセメンのミルクを封入して壁を作る工法。 大きなビルの基礎工事に用いられてます。東電が反対したという。
15. 2011年8月15日 14:05:14: mSAoBcme4I ↑ 東電が反対したという。 東電は放射能を撒き散らしたばかりか 収束のための工事には反対するし 一体、何がしたいのでしょうか？

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