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東京でもチェルノブイリ級の汚染発覚! もう推進派の詭弁に騙されない!
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/20911108.html
2011/8/11(木) 午前 0:17 先住民族末裔の反乱
東京関東圏から恐れていた驚愕の事態が報告された。日刊ゲンダイの報道によれば、
市民団体「放射能防御プロジェクト」は8日、首都圏150カ所の「首都圏土壌調査」を公表。東京や埼玉でもチェルノブイリ並みの「汚染区域」があちこちで見つかったというのである。
チェルノブイリ事故での対応を整理すると、次のとおりである。
1平方メートル当たりの汚染濃度
「居住禁止区域」(148万ベクレル以上) ⇒ 住民は直ちに強制避難及び立入禁止
「特別放射線管理区域」(55万5000ベクレル以上) ⇒ 住民に移住の義務及び農地利用禁止
「高汚染区域」(18万5000ベクレル以上) ⇒ 住民の移住の権利が認められる
「汚染区域」(3万7000ベクレル以上) ⇒ 不必要な被曝防止するための措置
だとすれば、本調査区域に限定しても移住義務が発生する地域が三郷市に存在することになり、松戸市紙敷も当該基準値に逼迫する数値である。またこの調査では、「ホットスポット」と称される東京・豊島区巣鴨で採取された道路沿いの土砂から、1キログラム当たり6万超ベクレルも検出されたという。
このことから、原発事故発生当時から予想された「風による被爆の関東圏拡散」が皮肉にも証明されたこととなった。セシウム牛に見られる東北への拡散、日本海の魚への影響などからも日々日本全域に放射能の影響が忍び寄る現実から最早、逃避することはできない。さらに食品の流通による西日本での内部被曝拡大も避けられない状況にあると考えるべきであろう。
では今後国民は何をなすべきかについて、ここで私なりの見解を整理してみたい。
1.個人レベルでの対処策
・外出時に呼吸被曝を軽減するため高性能マスクを装着すること
・日中は帽子を、雨の日には合羽を装着し、直接肌や皮膚に塵がつかないよう注意すること
・自宅の庭などの土壌を定期的に5cm程度入替え、除染すること
・現行の被爆検査はγ線量を測るだけの極めて不十分な検査であることを予め認識しておくこと
2.政府・政治に対するアプローチ
・全国放射能汚染調査を実施し、最低限、チェルノブイリの避難基準を用い各地域の汚染の実態を国民に告知
・避難を余儀なくされる住民への移住場所・金銭補償を当面は国が東電に代わり肩代わりする
・少なくとも関東から以東の東日本で、老若男女問わず被爆調査を実施するよう求める
・併せて原発付近住民の被爆調査も実施し、原発の人体への影響実態を国民に開示
・畜産、農業等の実被害額は政府が一旦立替補償を行い、後に東電から求償させるが避難等補償費用を含め、その際、現存する歴代経営陣(取締役)全ての私財を提供させ身ぐるみを剥がせることが絶対条件
・国際放射線防護委員会(International Commission on Radiological Protection: ICRP)の呈示する安全基準を即時見直し、欧州放射線リスク委員会(European Committee on Radiation Risk, ECRR )の基準に切替え、それに応じた適切な措置を講ずる
・原発を即時廃止させ、短期間での代替エネルギーを実現させる
3、司法を通じてのアプローチ
・既に告発がなされているが、原子力安全委・天下り官僚・東電等、根拠もない嘘を吐き散らした御用学者へを改めて告発し、逮捕等厳罰な処分を求めると共に、法廷の場で原発マフィアの実態と悪行を国民に知らしめる
・実被害に至った国民は対電力会社・政治家・官僚に対して民事訴訟を提起するともに、原発関連責任特別法を制定させ、彼等の個人責任を追及する
怒りに任せてかなり乱暴な内容も含んで入るが、真面目に今そして将来のために原発汚染日本が再生するためには必要不可欠だと私が考える項目を列挙してみた。
最後に先日取り上げたビデオニュース・ドットコムにおける矢ケ崎教授のインタビューの中で、
◎甲状腺機能低下症と原発発電量(漏れる放射能物質)の相関関係は見事に比例関係を示しているデータが紹介、発電量が漏洩物質と比例することも証明されていること
◎母体が内部被爆し、子供が二次内部被曝⇒甲状腺免疫低下⇒放射性ヨウ素が関与
と教授は伝えている。
前原や武田教授ら「原発推進派」からの転向組の論調は、「今すぐ原発はなくせないが、将来的に・・・」といった詭弁を弄して未だ原発維持を画策しているように思えてならない。矢ケ崎教授が指摘するように「半減期が8日と短いヨウ素は問題なし」と報じられたが、一旦放射性ヨウ素を体内に吸収すると甚大な悪影響が齎されることを知る人は少ないはずである。またα線やβ線の壮大なエネルギー量を元に細胞破壊が行われる物理学的・自然科学の基本知識すら持ち合わせていない御用学者、特に医学系学者は臨床検査も行なうことなく、ただ単純にICRP基準の信者であったと考えれば、彼らが荒唐無稽な原発安全をメディアで語れたことも今では容易に理解できる。
このように原発は存在するだけで地域住民に数多の健康被害を及ぼすのみならず、風や雨を介して広範囲のエリアへとその被害を拡散させるといった人命尊重の見地からは「招からざる悪魔の落し物」であることを心に深く刻み込むべきである。
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首都圏もチェルノブイリ並に汚染されている〜衝撃 1都4県土壌150カ所調査結果
(2011年8月9日 日刊ゲンダイ掲載)
福島原発の事故による放射能汚染が首都圏でもジワジワ進んでいる実態が分かった。市民団体「放射能防御プロジェクト」は8日、首都圏150カ所の「首都圏土壌調査」を公表。東京や埼玉でもチェルノブイリ並みの「汚染区域」があちこちで見つかった。
「放射能防御プロジェクト」は放射性物質による食品汚染や健康被害を懸念する市民らが結成。5月中旬から約1カ月半かけて、東京や千葉、神奈川、埼玉などの土壌を採取し、民間の検査機関に放射性物質の含有量や分析を依頼。その結果を一覧にまとめた(記事末尾の表)。
チェルノブイリ事故では、土壌の汚染状況に応じて4段階で居住区域などが制限された。最高レベルの「居住禁止区域」は、1平方メートル当たりの汚染濃度が148万ベクレル以上で、住民は直ちに強制避難し、立ち入りを禁止された。2番目の「特別放射線管理区域」(55万5000ベクレル以上)は住民に移住の義務が課せられ、農地利用を禁じられた。3番目の「高汚染区域」(18万5000ベクレル以上)は住民の移住の権利が認められ、4番目の「汚染区域」(3万7000ベクレル以上)は不必要な被曝(ひばく)を防止するための措置が講じられた。
この区分に調査結果を当てはめると、例えば東京・江戸川区臨海町や、千葉・松戸市の紙敷と松戸、茨城・取手市藤代はそれぞれ「高汚染区域」に相当。埼玉・三郷市早稲田は、2番目の移住レベルに匹敵する値だ。他の地域でも「汚染区域」レベルの土壌が見つかっており、首都圏が広範囲にわたって「まだら模様」に汚染されている実態が分かる。
<巣鴨に「居住禁止」級のホットスポットが…>
今回の調査では、「ホットスポット」も確認された。
東京・豊島区巣鴨で採取された道路沿いの土砂から、1キログラム当たり6万超ベクレルという極めて高い値が検出されたのだ。仮に近隣の土壌が同程度に汚染されているとすれば、1平方メートル当たり401万ベクレルとなり、「居住禁止区域」レベルとなる。
風の吹きだまりや、流れ込んだ雨水などの影響で放射性物質が局所的に集中したとみられるが、怖いのは、こうした「ホットスポット」に多くの住民が気付いていないことだ。結果公表の会見に同席した医師の土井里紗氏はこう言った。
「首都圏はチェルノブイリ事故のような汚染はない、とされてきたが、(調査結果は)それを否定するもの。降り積もった(高濃度汚染の)砂塵(さじん)が風などで吹き上がれば、皮膚や粘膜に吸着される可能性もあります」
首都圏の汚染状況が徐々に明らかになってきたというのに、相変わらず遅い対応の国や自治体には呆れるばかりだ。
◎首都圏土壌調査結果(チェルノブイリ並の汚染場所)
「特別放射線管理区域」「高汚染区域」に相当
(採取場所)・・・・・・(採取住所)・・・・・・・・・・(セシウム合計)
植え込み・・・・・・・・三郷市早稲田・・・・・・・・・・919,100 Bq/u
園庭・・・・・・・・・・・・松戸市紙敷・・・・・・・・・・・・455,845
植え込み・・・・・・・・江戸川区臨海町・・・・・・・・240,045
庭・・・・・・・・・・・・・・取手市藤代・・・・・・・・・・・・219,700
庭・・・・・・・・・・・・・・松戸市松戸・・・・・・・・・・・・206,635
「汚染区域」に相当
[東京]
庭・・・・・・・・・・・・・・葛飾区金町・・・・・・・・・・・・174,850
植え込み・・・・・・・・文京区小石川4丁目・・・・・162,500
庭・・・・・・・・・・・・・・足立区東和・・・・・・・・・・・・110,955
植え込み・・・・・・・・新宿区市谷砂土原町・・・・・70,915
庭・・・・・・・・・・・・・・江戸川区東小岩・・・・・・・・・64,935
公園・・・・・・・・・・・・北区田端・・・・・・・・・・・・・・・59,410
土手・植え込み・・・千代田区六番町・・・・・・・・・48,035
植え込み・・・・・・・・江戸川区東葛飾区・・・・・・・47,515
植え込み・・・・・・・・練馬区東大泉・・・・・・・・・・・45,890
庭・・・・・・・・・・・・・・大田区田園調布本町・・・・・43,420
植え込み・公園・・・江東区毛利・・・・・・・・・・・・・42,835
庭・・・・・・・・・・・・・・北区赤羽北・・・・・・・・・・・・・42,185
[千葉]
庭・・・・・・・・・・・・・・柏市松ケ崎・・・・・・・・・・・・129,740
庭・・・・・・・・・・・・・・流山市江戸川台東・・・・・・111,540
庭・・・・・・・・・・・・・・柏市あけぼの・・・・・・・・・・・89,700
公園・・・・・・・・・・・・八千代市緑が丘・・・・・・・・・84,435
植え込み・・・・・・・・八千代市村上南・・・・・・・・・80,860
庭・・・・・・・・・・・・・・四街道市物井・・・・・・・・・・・69,030
庭・・・・・・・・・・・・・・佐倉市城・・・・・・・・・・・・・・・55,705
[埼玉]
庭・畑・・・・・・・・・・・八潮市上馬場・・・・・・・・・・146,315
植え込み・・・・・・・・深谷市西島・・・・・・・・・・・・・87,165
庭・・・・・・・・・・・・・・上尾市原市・・・・・・・・・・・・・56,095
校庭・・・・・・・・・・・・川越市大袋新田・・・・・・・・・38,480
[神奈川]
庭・・・・・・・・・・・・・・横須賀市港が丘・・・・・・・・145,340
[茨城]
庭・・・・・・・・・・・・・・つくば市古来・・・・・・・・・・・122,265
庭・・・・・・・・・・・・・・つくば市倉掛・・・・・・・・・・・・96,980
庭・・・・・・・・・・・・・・日立市中成沢町・・・・・・・・・85,150
庭・・・・・・・・・・・・・・龍ケ崎市大塚町・・・・・・・・・44,655
庭・・・・・・・・・・・・・・石岡市大増・・・・・・・・・・・・・43,810
*採取方法:表面から5cmを採取、砂場は表面から15cm
測定方法;厚労省の測定マニュアルに順ずる
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