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[佐賀県知事vs.九電] やらせメール騒動に漂う“やらせ臭”
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2011/8/10 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
痛み分けでシャンシャンが狙いか
玄海原発の再稼働をめぐる「やらせメール」問題は、一見すると九州電力と佐賀県の古川康知事(53)が互いに罪を押しつけ合う構図になっている。大マスコミもこのドンパチを大きく報じているが、この展開、ちょっと怪しくないか。この騒動自体にも“やらせ”のにおいがプンプンするのだ。
佐賀県議会ではきのう(9日)、やらせメールを誘発したとされる知事の発言メモが公開された。その内容は、原発の説明番組に賛成意見を出すよう指示し、自民党県議に再稼働への同意を働きかけるよう要請したものだった。誰の目にも古川知事は真っ黒なのだが、当の知事は強気の姿勢を崩さない。きのうも「やらせメールを要請した事実は一切ない」と突っぱね、「責任を取らねばならないとは思わない」と辞任する考えをキッパリと否定したのだ。
それもそのはずで、九電側は反撃するどころか、「知事の発言が社内で誤って伝わった。責任はすべて当社にある」(真部利応社長)と知事をかばう発言を連発している。この問題を検証している第三者委によると、九電は提出を求められた資料について「個人 的に迷惑がかかるものは抜いておけ」と一部を廃棄していたことも発覚した。
言い出しっぺが矛を収めてしまっては、訴えが取り下げられた裁判みたいなもの。「だったら、この騒ぎは何なんだよ!」と地元住民も拍子抜けしているのである。
もちろん、これには裏があるともっぱらだ。
「やらせメール問題が噴出した直後、古川知事は知らんぷりを決め込んでいました。このままではすべての責任をかぶることになると焦った九電は、古川知事の関与をリークし、痛み分けを図ったのでしょう。ただし、騒動が過熱して知事が辞めることになっては困る。九電と古川知事は原発の再稼働で考えが一致しているし、知事の父親は九電OBで、知事もかつて九電の社宅に住んでいた“九電ファミリー”ですからね。これまで献金の授受もあり、持ちつ持たれつでやってきた。だから、九電は知事をかばっているのです。実際はどちらもワルなのに、一連の騒ぎで責任の所在があいまいになったところで、シャンシャンで終わらせようという魂胆ですよ」(地元マスコミ関係者) やらせは連中の常(じょう)套(とう)手段だ。
今回の「九電vs.知事」の対決構図も疑ってかかった方がいい。
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