http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/394.html
Tweet |
20110808 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://youtu.be/0soic6II3nI
--------------------------------------
http://d.hatena.ne.jp/pinsuke/20110808/1312808489
2011-08-08
小出裕章・たね蒔きジャーナル8月8日
小出裕章・京都大学原子炉実験所助教による福島原発事故の解説
毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」(月〜金曜)
8日放送分(77回)書き起こしをメールより転載させていただきます
*****
原発関係のニュース、福島で学校夏休みに転校を希望している子供が1300人を越えています。福島県外へすでに転校した子供は7600人!に先月だけでなっています。
そして、腐葉土の生産中止を要請されています。7月25日付けで農水省が自粛を要請して、セシウムの暫定規制値を400ベクレルとしたものの、具体的な検査方法が決まらず、自粛になったのです。
菅総理、もんじゅの廃炉も含めて検討すると言いました。社民党の服部さんの質問に対してです。
そして、小出先生のお話、8月4日から講演の旅に出られて、東京、国会議員の集まりに出て、超党派の国会議員「人間とサイエンスの会」130何回目に出て、民主党と自民党のみでしたが、衆院会館300人の部屋が満員で、一番前の特別席、入れ替わり立ち代りで、さっさと帰る人、最後に来る人もいたそうです。これで、反応は、すいませんがなしであり、宮城選出の方、震災、原発のことを意識しているということでした。5月の参院監視委員会と比べると、「国会議員の意識は、全然変わっていない」のであり、タンカーの話、地下遮蔽壁など急がれる話について、地球の未来に関してしゃべり、原発の根本的な問題についてしゃべり、タンカー、地下ダムに関して議員からも意見はありませんでした。
そして、新幹線で福島へ、福島の方が同行され、放射線測定器を持っておられて、新幹線で測定し、「福島に近づくにつれてカウントが上がっていく」、10倍近い数値になり、重苦しい空気で小出先生、福島に行かれたのです。東京駅周辺は年間1ミリシーベルト行かないが、福島で年間10ミリ近い、許容被曝量を超えているのです。福島で質問も受けられて、不安の中におられる方で、子供たちをどう守るか、食べ物をどうしたらいいかであり、小出先生、頭を抱えて、「質問に的確に答えられたか不明」である(汚染は避けられず、子供たちをどう守るか、なのです)。
福島では外へ出たい人、残りたい人の悩みがあり、みんな同じように悩み、子供に被曝をさせたくなく、一番は避難だが、子供たちだけ避難させると家庭崩壊、一家全体の避難は生活崩壊、農業、酪農は土そのものが命で、避難したら全てアウト、「どうしたらいいか分からない」と答え、皆さんの反応、子供たちを守るため、校庭の土を剥ぎ取り、給食に汚染のないものを、と言ったのです。しかし、生産者とともに食べるので、大変につらい話であり、しかし、世界は変わった、福島だから地産地消ではない、子供たちに汚染の少ないものを、と答えられました。
聞いていて、小出先生、福島でつらかったと感じました。明日も放送があり、お伝えいたします。
*****
福島講演録画
http://www.ustream.tv/recorded/16441349
仙台講演録画
http://www.ustream.tv/recorded/16444795
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素15掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。