http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/345.html
Tweet |
電力会社側に断る権利など無い。
もっと言えば、さらに広域の自治体とも
安全協定を結ぶ必要があるだろう。
少なくとも、風の影響が大きい西側の自治体全部だ。
**********************
関西広域連合 関西電力に原発安全協定申し入れ(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110805-00000593-san-soci
近畿など7府県でつくる広域行政組織「関西広域連合」は5日、関西電力と四国電力に対し、原子力安全協定の締結や、協議の場の設置などを求める申し入れ書を提出した。今後、中国電力、日本原子力発電、日本原子力研究開発機構の各電力事業者にも申し入れる予定。一方申し入れ書を受け取った電力事業者側は、再稼働にさらなる遅れを生じかねない事態に、慎重な表情を見せた。
申し入れ書では、東日本大震災で発生した東京電力福島第1原発事故をふまえ、原発周辺地域の安全確保に向けた情報提供と、再生可能エネルギーの開発・導入と省エネの取り組み推進を目的とする協定締結を要望。締結のための協議の場の設置と、原発立地県に隣接する府県とも安全協定締結について協議するよう求めている。
この日は広域連合の藤原雅人・広域防災局長らが関電本店(大阪市)を訪問。申し入れ書を受け取った関電の勝田達規(ひろのり)・総務室長は「原発はエネルギー安定供給を支える重要な電源で、信頼を高めることが重要と認識している」と応じ、今後協議の場を設置することでは合意した。
しかし発電電力のほぼ半分を原発に依存する関電にとって、原発の再稼働は最重要課題。広域連合が原発運転に多大な権限を握り、再稼働が遅れる事態は避けたいというのが本音だ。
関電の電力供給は不安定な状態が続いており、幹部の1人が「火力よりも安定している原子力ならこんなことは起きない」と話すように、原発再稼働への期待は大きい。しかし現実は、相次ぐ定期検査に加え大飯原発1号機がトラブルで停止。現在11基の原発のうち4基しか稼働していない。
別の幹部は「広域連合が原発の運転に対して多大な権限を持つ場合、再稼働が遅れることもあり得る」と警戒感を隠さない。協定の締結が、内容次第で原発操業の“足かせ”となる可能性も否定できない状況だ。
安全協定に法的拘束力はないものの、関電と福井県が結ぶ協定では、自治体が原発の運転停止を求める権限を持つと明記されているうえ、原発停止後に事業者が無断で再稼働することも禁じられており、電気事業連合会の会長会社である関電の判断が、他の電力事業者に与える影響も大きい。
一方、徳島県の熊谷幸三政策監から申し入れ書を受け取った四国電力は、「伊方原発3号機の起動に向け対策に全力を挙げており、期待に沿うことは難しい」と難色を示すコメントを発表した
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素15掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。